平成21年9月定例会報告その7

◯議長【松本 清君】1番、勝山修輔君。
◯1番【勝山修輔君】今、副町長が言いました「行政改革」という言葉が最後に出てきますから、お忘れなく。
 では、次に石橋駅の東口の開発についてお尋ねします。前回の議会で質問しましたが、そのときの回答で、調査費すら予算化できないということでした。なぜできないのか、具体的な説明と、少しでもやろうとしたならば、その行った時期と実績をお聞かせください。この中で、これからのまちづくりは何をしようとするのですか。石橋駅前整備につきバリアフリーの負担金6,265万9,000円を出すのは町民のためと思っていますか。私が提唱している駅東の開発はどう思っていますか。できないのか、できるようにするのか、どちらですか。できないとするなら、なぜですか。職員の中に、町の発展のためという気持ちのある人はいますか。発展について、今まで上三川は、将来のまちづくりはどうするのかとお聞きしたのですか。県と宇都宮でさえマスタープランの改正をやろうと下野新聞に載っているんです。これをずっと私は一遍に読んでいることは何の答えも出ないと思ったので、今、読みました。これに対してお答え願います。
◯議長【松本 清君】町長。
(町長 猪瀬成男君 登壇)
◯町長【猪瀬成男君】ただいまのご質問でございます。石橋駅東地区の開発ということについて、3点、4点、ご質問がございました。なぜできないのか、この前にも質問したじゃないかということでございます。この前もお答えしましたように、まず、土地ということについて、上三川町においては、これは本町に限らず、どこでもですが、いろいろな総合計画がございます。「国土利用計画上三川計画」、あるいは「上三川町都市計画マスタープラン」、あるいは「上三川町農業振興地域整備計画」等に基づいて計画的に進めろという国の指導ですから、それはそれで私も受けているわけでございます。
 そういう中で、本町におきましては、第6次の総合計画における、その中の土地利用の基本方向といたしまして、この町の区域内を「住居系土地利用ゾーン」「商業系土地利用ゾーン」「工業系土地利用ゾーン」「農業集落及び農業系土地利用ゾーン」「緑地系土地利用ゾーン」の5つに分かれているわけでございますが、残念と申しますか、当時の総合計画の中でも、「農業集落及び農業系土地利用ゾーン」というふうに土地利用が総合計画で決められているということでございます。特に日本の農政というものが、猫の目のようにグルグル変わっておりまして、ここは絶対にだめですよという区域、これが農家にとって困っているところと、私たちにとっても困っているところでございますが、都市計画法の区域、これが、簡単に申し上げれば、家を建てていいですよ、建ててはだめですよ、市街化調整区域と市街化区域というふうに分けられてしまっている。そして、石橋駅東上三川町農業振興地域整備計画ということでございます。いわゆる農振地域、農用地の区域でございます。したがいまして、石橋駅東口については、町としましては、6月の議会で担当課長が答弁したように、住宅地開発等の土地利用構想に町の構想に入っていないということでございます。
 また、少しでも過去に努力したことがあるかということでございます。書類を見ておりませんからわかりませんが、そういう話は出してきました、検討してきました。県のほうにも土木事務所、あるいは、農部のほう、何といっても難しいのは農振地域ということでございます。
 そして、私たちは、人口を3万4,000というふうにして定めてきたのですが、石橋駅東口は何とも難しい。技術的にもございますが、何とも難しい。そして、東口の開発に対する調査費も町もつけられないのかと、ご質問はこういうことでございます。調査費、行政にとってはきわめて、いいときもあるし、悪いときもある。調査費がつけられるということは、やはり、そこで町が計画、町民の皆さんが計画したものができるか、できないか、こういう判断。できると思ったときには調査費がついてくるんです。これは国も同じなのです。そういうことで、調査費をつけるということはきわめて難しいということで答弁とさせていただきます。
 以上です。

平成21年9月定例会報告その6

◯議長【松本 清君】1番、勝山修輔君。
◯1番【勝山修輔君】それでは、今、何も考えていないということであれば、町営住宅の管理費について質問いたします。
◯議長【松本 清君】副町長。
◯副町長【青山誠邦君】町営住宅の管理費というお話でございます。町営住宅の管理費につきましては、人件費、先ほど専任1名ということで申し上げましたが、人件費、いわゆる職員の給料、職員手当、通勤手当、扶養手当、そういうものと共済費、健康保険組合の負担金等でございますが、合わせまして1,995万1,000円ということでございますが、これが、1名分が担当しておりますので、2で割りますと約1,000万円というような人件費でございます。
 そのほか、消耗品とか修繕料で186万円、大きなところでは、委託料、害虫の駆除とか施設の管理委託ですが、これが157万円、負担金ということで、公営住宅の火災共済保険、これらで25万2,000円ということで、これらをまとめますと、21年度当初の住宅管理関係では2,364万3,000円という内訳となっております。
◯議長【松本 清君】1番、勝山修輔君。
◯1番【勝山修輔君】できないのですから、私が説明してあげましょう。給与は2名になっています、町では、それが1名だというから、これもまた不思議なことです。職員が2名か1名かわからなくて、この紙が出てくるのですか。経費の紙は出てくるのですか。そんなに、あの分厚い紙には書いてあるんですか。分厚い紙って、わかりますか。こんな予算書です。予算書に2人なのが、なぜ1人と答弁するんですか。2人の給料です。給料からすべてざっと、退職金の積立金から、勤勉手当、期末手当、児童手当、〇〇手当、〇〇手当と全部手当を足しますと、管理費にかかる金は4,385万2,000円になります。2名分です。これを割る2にしますと484万500円、1カ月40万円です。手当や何かを計算していきますと、1人の人を雇うのに1カ月、83万1,259円かかるんです。時給にすると3,463円です。これで、町営住宅ですから家賃が入ります。それを得る、歳出と歳入を差し引きますと898万9,000円が残るんです。これだけ残るお金を費やすのに、これだけの費用をかけるんです。これこそ民間委託をしたほうがよろしいのではないでしょうか。
 だってそうでしょう。施設管理費が65万円、毎年かかるんです。設計委託料が90万円、何を設計するのかわかりませんが、毎年かかるのです。工事費が1,920万円、毎年かかるんです。どこを直しているのか、だれもわかりませんよ。行政改革と関連しますが、町営住宅の経費をもらって職員の給料を払って赤字がでかいならば、それは民間委託にしたほうがよほどいいということではないでしょうか。そうでしょう。だれが考えてもそういうことでしょう。1,995万円、2,000万円もかけて800万円そこらをもらうのに、どちらが得なのかわかりませんか。こんなこと、今までの議員さんでやったことはないでしょう。これこそ図書館の職員をかえるとか、かえないということよりも民間委託することなんですよ。いかに管理費が高いかということをよく頭に入れてください。高いか、安いかが判断つくのでしたら答弁をお願いします。
◯議長【松本 清君】副町長。
◯副町長【青山誠邦君】議員ご指摘のように、行政改革を進める中で、官から民へと、民間活力の導入ということは大きな柱の1つということになっておりますので、今後、民間委託をする場合のメリット、デメリット、あるいは、問題、課題などを検証してまいりたいと考えております。

平成21年9月定例会報告その5

◯議長【松本 清君】1番、勝山修輔君。
◯1番【勝山修輔君】町長。
◯町長【猪瀬成男君】勝山議員のご質問でございます。簡単に、一ロで申し上げれば、年度の決算、1年間の収支報告を聞きたい、また、民間委託をしているのに職員を何人常駐させているのかということになるのだろうと思うんです。その中で細かいことが出てまいりました。ご指摘のとおり、そういうことでございますが、やはり、私たちは、町民の多くの皆さんのご意見というものにおいて、いろいろな目的を持って設立をさせていただきました。1年目でございますので、いろいろ試行錯誤中ということでございます。赤字、決していいことではありません。このことにつきましては、全力を挙げて、やはり、この月曜日云々とか、あるいは、もろもろのこと、これはご指摘をされて、私たちも検討をしないわけではございませんので、1年目なので1年だけのきちんとしたトータルは出しております。
 もう1つは、やはり、この3万1,000人という人口、そして、最後にご指摘を受けました、サウナがあるのと、ないのとでは100人違う。それこそ、多くの人から、なぜあそこにサウナをつけなかったのかと。このことについては、ちょっとお話し申し上げましたように、建設検討委員会もございましたし、それから、あそこの理念と、もう1つは、どういうふうな方向で行くのだろうと。そういうときにサウナという意見も出ましたが、サウナは、もっともっと後の話でもいいのではないかということでつけていない。1年間の間に、できることはこれからも努めてまいります。そして、赤字の解消も、当然、税金でございますからやっていかないといけないと思いますので、ご指摘の点につきましても十分、私たちというよりは、町長として検討させていただきますので、ひとつ、そのようなご理解をしていただきたいと思います。
 以上です。
◯議長【松本 清君】1番、勝山修輔君。
◯1番【勝山修輔君】私は、町長に意見を言ってほしくなかったのです。これは平均の給料の話をしたのです。ここに座っている方々はそれより給料が高いのですから、少なくとも、1日の時給が倍ぐらいになっていると私は思っています。そのことを1つも把握しないでいるということを、私はここで言ってみたいと思っています。ですから、何々委員会がやったとか、何々委員会が決めたということ、それは「嘘も方便」なんです。やってもいないんです。これは、後日、この最後に行政改革で私が質問しますので、2番目の町営住宅について入らせていただきたいと思います。
 2に入りますが、町営住宅の管理・運営で、維持管理のためにかかる職員の人件費はどのくらいかお聞かせください。また、今後、町営住宅の運営方法について、何か新しいものを考えていることがあれば、お聞かせください。そんなことをちょっと発言していただければと思います。
◯議長【松本 清君】副町長。
(副町長青山誠邦君登壇)
◯副町長【青山誠邦君】ただいまのご質問の前段の部分、町営住宅の管理・運営にかかる職員の人件費についてですが、平成21年度の当初予算で申し上げますと、職員2名分として1,995万1,000円を計上しております。そして、実際に町営住宅にかかる事務につきましては、主任職員1名が担当しているところでございます。
 次に、後段の部分、今後の町営住宅の管理・運営方法について何か新しい方法を持っているのかについてですが、現在の町営住宅につきましては、第6次総合計画に基づき、町直営で町営住宅の運営、維持管理に努めているところでございます。したがいまして、今後の町営住宅の運営につきましては、今の時点におきましては、特に新しい方法等は考えておりません。
 以上で答弁とさせていただきます。

平成21年9月定例会報告その4

◯議長【松本 清君】1番、勝山修輔君。
◯1番【勝山修輔君】私も、それが高いとか安いとかいうことは言うつもりもないのです。保健センター機能、町民交流センター機能、総合健康保健、青年、いろいろなことに利用を持たせるということですから、それが福祉事業だということも理解しますし、それでも米金は使っていくんですよということを理解していますかということを言っているのです。
 では、私が、ちなみに、5人の人件費を、いきいきプラザだけを計算しますと4,600万円、すべての職員を抱えていくのに経費がかかるのです。これには、びっくりするような勤勉手当などもついていますし、手当てもついています。勤勉手当というのは、大体、勤めていれば勤勉するのは当たり前であって、勤勉手当が最初からついているという会社はどこにもないのです。それを計算しますと、5名で割ると年間935万2,400円かかるんです。これを1カ月にすると77万9,366円かかるんです。1日の日当にすると3万1,174円です。時給に計算しましょうか、3,896円です。
 きょう、下野新聞に出たことを見て気がついた人はいますか。栃木県の平均で時給は幾らもらっていると思いますか。これだけの高い人件費を使って、何の計算もできなくて運営していくということは、全部、だれがそれは払っていくのですか。いきいきプラザでも、上三川の町民で、アバウトですが、1万5,000人の人、6割が200万円以下の人が払っている税金です。6割ですよ。200万円以下です。その人から取るお金が1日73円なんです。わかりますか。そこに座っている方々、こんな計算をしたことありますか。それは1人にかかる経費は1,971円なんです。それが幾ら福祉だ、福祉だといっても、限度がないということを計算したことはありますか。だから、努力をしないとだめでしょうと言っているわけです。茂原のほうは、1日600人です。お金を払う人だけの話です。うちの町は、すべての入場者の数で来ています。すべての入場者の数は1万9,887人です。
 では、いきいきプラザの趣旨は何だったのかということになるのです。原点は何ですか。それをもう一度はっきりお答え願わないと、私の持っているこれを10分でやるつもりでしたが、あと2分しかないのです。これがわからないで人を増やすには、いきいきプラザから言われたように、「休みを変えたり何かする考えはありませんか」と、この前も発言したと思います。そうしたら、「それはできません」「やれません」「やれる」、はっきりした答えは一度も出てきません。
 室長にお尋ねしますが、室長がくれたものの中に、「いきいきプラザの設置及び管理に関する条例」という抜粋がありました。その中に「休みとかは町長の権限で変えられる」と書いてあります。そうすると、日曜日には町の職員は1人もいきいきプラザにいません。だけど、いきいきプラザはやっています。今度、月曜日にいきいきプラザは休みです。そのときに職員は来ています。おかしくないですか。
 あなたは、何度も私が言ったように、行ったことがありますか、入ったことがありますか、サウナがあるのと、ないのではどのくらい違いますか。茂原でさえも1日100人の違いがあるのです。人をたくさん入れなければ成り立たないということが理屈でわかっていても努力をしないということです。一度でも、町長にその発言をしましたか。よくお答えください。

平成21年9月定例会報告その3

◯議長【松本 清君】1番、勝山修輔君。
◯1番【勝山修輔君】そうすると、室長は、会社の経営とか収支決算は何も把握していないということでよろしいのですか。それとも把握しているんですか。
◯議長【松本 清君】中心拠点施設整備室長。
◯中心拠点施設整備室長【田仲 実君】会社の業務関係の把握は、私のほうでは、指定管理者の会社の本社とか、そういうものについては把握していないところでございます。
 現在のいきいきプラザの管理運営につきましては、最終的には20年度4月から3月までで初年度ということになりますが、それらの決算につきましては、最終的には赤字になったということでの理解はしております。
◯議長【松本 清君】1番、勝山修輔君。
◯1番【勝山修輔君】今、私が言っていることをあなたは理解できますか。民間委託されいる会社の収支決算を知っていますかという話はしていません。町があれを運営していくのにどれだけの費用がかかり、どうなっているのか、あなたは把握していますかということを聞いているんです。民間会社の委託料をどう使おうが、この議会で話し合う余地はありません。
◯議長【松本 清君】副町長。
◯副町長【青山誠邦君】議員さんがおっしゃるとおり、1年間のいきいきプラザの収支の明細、あるいは、いきいきプラザの建設費の内訳などにつきましては、資料をもとにしまして、そういう1日当たり10万6,000円かかっているとか、借金の返済を含めて1日当たり莫大な経費を費やしているというご指摘はそのとおりだと思います。私どもも、その辺の財政計画は立てて、いきいきプラザと中心拠点施設の整備につきましては、約29億円程度の地方債を借り入れしているわけでございまして、ピークになる平成24年度の元利償還金は1億8,000万円というような、それの月割り、日割り計算をすると、先ほどご指摘の数字になろうかと思いますが、その辺のことにつきましては、計画的に財政運営をしてまいりたいと考えております。
◯議長【松本 清君】1番、勝山修輔君。
◯1番【勝山修輔君】では、時間がもったいないので私が説明してあげましょう。前年度は1日99万8,500円かかるんです。それが、入館者で売り上げを割ると、1日当たりの売り上げ162円です。それを得るために1,498円、税金が使われるのです。24年では2,000円かかるのです。いいですか。162円を得るために町の税金は2,004円かかるんです。それから返済があります、何がありますということになると、すべてのことを計算もしないでやっていく室長は何のためにいるのか、そこを聞いているんです。よくお答えください。
◯議長【松本 清君】副町長。
◯副町長【青山誠邦君】多くの費用をかけながら、なお職員を5人、配置しているのはいかがなものかというご質問でございますが、「施設の運営管理を民間に任せてばかりでいいのか」とか、あるいは、「利用者、住民の意見や要望が通らないときにはどうすればいいのか」などの声を多くいただきました。そこで、さまざまな点での調整、あるいはチェックが必要となってまいります。また、広場や駐車場、案内看板等の整備事業も残っております。このようなことから職員は適正な数を配置しているところでございます。
 あと、いきいきプラザにつきましては、民間のそういうスポーツクラブ等とはまた設置の目的が違いますので、保健福祉の拠点施設としまして町民の皆様の健康づくりのやかたとして、また、福祉活動の中心、中核的な施設として多くの方に親しまれるような施設、いわゆる福祉の増進を目的としてやっていますので、収支ということもありましょうが、公共施設ですので、町民福祉の向上を主眼として設置しておりますので、その辺はご理解をいただきたいと思います。

平成21年9月定例会報告その2

◯1番【勝山修輔君】私が今、10万6,000円、単純計算でかかるということは、これは委託料は含まれておりません。1日10万6,000円、今、かかっている根拠を知っておりますか。
◯議長【松本 清君】副町長。
◯副町長【青山誠邦君】細部につきましては、席に戻りまして、中心拠点施設室長のほうから、その辺については答弁をしてもらいたいと思いますので、よろしくご了承をお願いいたします。
◯議長【松本 清君】中心拠点施設整備室長。
◯中心拠点施設整備室長【田仲 実君】1日の売り上げでしょうか、10万6,000円につきましては。
◯議長【松本 清君】1番、勝山修輔君、これは運営費ですよね。1番、勝山修輔君。
◯1番【勝山修輔君】今、私が言っていることの理解力がないようですので、説明しますから、よく聞いてください。
 今、赤字ですよということは、副町長が言ったとおり、赤字です。赤字はずっと永遠に赤字のときは、これは民間委託されている会社が赤字の補填はしていくのですかということがまず1つ。
 そして、今ここにいきいきプラザを営業し続けるには、1日にどれくらいのお金がかかり、どのくらいの経費がかかっているか、計算したことがありますか。なぜ、10万6,000円という金がはじき出される意味がわかりますか。ましてや、これから返済をしていくことが、今年度は1日に99万円かかる理由がわかりますか。1日です。これが4年後、24年には返済から何から比べると倍に跳ね上がることも計算したことがありますか。それをよく室長にお答え願いたい。
◯議長【松本 清君】副町長。
◯副町長【青山誠邦君】収支につきましては赤字ということでございます。こういう赤字がずっと続くということにつきましては、よいことだというふうには思っておりません。むしろ、若干の黒字が出るくらいがよいのではないかと認識しているところでございます。株式会社が指定管理者ということになっておりますので、経済活動を行っているわけですから、多少の利益を出さないと会社の維持ができないというふうに認識しているところでございます。
 後段の部分については室長のほうから答弁をしてもらいます。
◯議長【松本 清君】中心拠点施設整備室長。
◯中心拠点施設整備室長【田仲 実君】今、議員からのご質問の中で、10万6,000円、その基礎は何かということでございますが、1日当たりの利用なのか、その辺はちょっと把握、理解できないので大変申しわけないと思っています。
 それと、もう1つ、1日当たりの99万円、これの費用はわかりますかということですが、私のほうもその計算は理解できませんので、大変申しわけありません。
それと、赤字の場合の補填ということでございますが、これにつきましては、公募要項とか、そういうもので指定管理者を公募しまして、その中で町の負担と指定管理者の負担がございますが、特に赤字、社会リスク、物価リスク、そういうものに該当すれば、1つには、町と指定管理者の中で協議しまして決定するような形になるわけでございますが、今回の赤字については、そのようなことに該当しないのではないかということで考えているところでございます。
 以上です。

平成21年9月定例会報告その1

◯1番【勝山修輔君】順序に従いまして、いきいきプラザのことに対してお尋ねいたします。
 まず、初めに、私にこのような発言の機会を与えてくださった有権者の皆様方に感謝申し上げます。
 また、発言中、適当ではないものがありましたら、議長の権限で削除をお願いします。
 それでは、通告書のいきいきプラザについて質問いたします。
 いきいきプラザの運営・管理を民間委託して1年を経過しましたが、今年度の決算も含め、1年間の収支報告をお聞かせください。また、民間委託しているのに、なぜ町職員を常駐させているのか、町のお考えをお聞かせください。
 また、いきいきプラザの1日の売り上げ平均が単純計算で10万6,000円ですが、これに町の委託料は関係ないのですか、その辺のこともお聞かせ願います。
◯議長【松本清君】執行部の答弁を求めます。副町長。
(副町長 青山誠邦君 登壇)
◯副町長【青山誠邦君】ただいまのご質問の前段の部分、いきいきプラザの1年間の収支報告について答弁をいたします。
 指定管理者による上三川町いきいきプラザの管理運営は、平成20年4月1日から開始し、4月、5月の2カ月間の開設準備期間を経て、平成20年6月1日にオープンし、本年の3月31日で1年が経過いたしました。したがいまして、平成20年4月1日から平成21年3月31日までの収支について申し上げます。
 平成20年度の収入合計は、町委託料、利用料等で1億9,926万6,000円、支出合計は2億1,028万5,000円で、収支差引額は1,101万9,000円の赤字決算となりました。
 次に、ご質問の後段の部分、職員を常駐させている理由についてでありますが、まず、1つとして、上三川町いきいきプラザを有効活用するため、指定管理者が行う施設の管理・運営を点検・指導するとともに、施設設備の改善を図りながら、保健福祉の総合的な拠点施設として運営の万全を期するためであります。
 2つとしまして、まちづくり交付金事業による中心拠点施設整備事業を関係機関団体等と連携を図りながら、円滑に施設整備工事を実施するためであります。
 3つとしまして、中心拠点施設整備計画及び生涯学習まちづくり推進基本構想・基本計画に基づき、(仮称)生涯学習センターの整備について関係部署と連携して調査・研究を進めるためであります。そして、より身近なところに職員を配置したほうが、これらの事務事業を効率的に実施できると考え、いきいきプラザの中に常駐させているものであります。
 それで、ちょっと聞き漏らしてしまったところがございますので、失礼とは存じますが、確認させていただきますが、1日当たり10万6,000円の使用料について云々というご質問があったと思いますが、その辺、もう一度確認をさせていただいてよろしいでしょうか。
◯議長【松本 清君】1番、勝山修輔君。ただいまの1日当たりの質問です。

平成21年6月定例会報告その13

○議長【松本 清君】1番、勝山修輔君。
○1番【勝山修輔君】私が失礼をいたしました。私は町長、副町長と書こうと思ったのですが、私が「担当課長でいい」と言ったのだと思います。これはどうも失礼いたしました。
 私は、多様化する、高度化する時代に逆行するような政策は町長として、首長として、行政者として毅然とした態度をとることが行政の者だと思っているので、今、ハチがいないとか、今、言ったように、果実の袋がけというようなことは、公園ですから、果実をもって食べようとか、そういうことを言っているつもりはありません。ただ、花が咲いて実がなるということは自然の法則だと私は思っておりますし、自然界にこれがなくなることはハチがいなくなったり、何かする原因だと私は思っている一人なので、花が咲いて、実がなって、その実が食べられなくても、それはそれでいいのではないか。それで自然界が壊れないようにすることが大切だというふうに思って発言したのであります。なぜかというと、花のないものを見にいってもおもしろくも、おかしくもないし、その季節に咲く花があるからこそ、ああ、きれいだな、これは実がなるのだなということで、その実を食べてはいけないものだということを植えてくれということではなくて、それは、食べるものは食べてもいいじゃないですか、それは売るものではないわけですから、そういうことが行政として町に夢をつくるということで大切ではないかということを私は言いたいのであって、花が咲くということは実もなるのだよと。実のなったものは、食べたければ食べなさいよ、ただ、おなかを壊しても責任は持たないよということなのです。ですから、手入れが大変だ、安いということだけではないと思っています。そういうことをすると、先ほど言った城址公園みたいに、駐車場のないところで花まつりをやるようなことになるのだと私は思うわけです。ですから、その辺はよくご理解をされ、最後の答弁をお願いいたします。
○議長【松本 清君】町長。
○町長【猪瀬成男君】公園、施設の樹木ということでございますが、私も、今まではそういうことを指導してこなかった。この前、ご質問をいただいて、「今度の向こう側のプラザの中には、ユズ、ヤマモモ、そういうものを植えたらどうか」と申し上げたら、「そうしましょう」ということになりました。おっしゃるとおり、公園、あるいは、それらしきところには花というものを植えていく。そういう施設がないとこれから本当によくないと私も思います。そういう中で、やはり行政の改革はしていかなければならない。
 話はちょっと戻りますが、城址公園、前からお祭りをやっています。駐車場がないのです。ずっと毎日、大騒ぎをしてきました。そして、町民の皆さんから、「『花まつり』という言葉であそこでイベントをやっておりますが、いかがなものでしょうか」と、こういうご意見が出ました。私も、地元の人と商工会の人たちに、「花まつり」というものでいいのだろうか、本当に花は咲いていない、こういうことがあって、去年、一昨年は休みました。今年また復活をしたのだと思いますが、できるだけのむだは省いて、そして、私の答弁もあっちへ行ったり、こっちへ来たりで申しわけないのですが、ヒマワリの夏まつり、夏にヒマワリを去年つくらせていただきました。議員のほうは、むだじゃないかと。私はむだではないと思ってああいうものをやっております。むだであるということであれば、そういうことを遠慮なく質問していただいて、議会と町政が一体とならなければいけないと思います。
 ですから、1つのことをしたときにも、きのうも申し上げましたように、必ずご意見というのは出てくる。きちんとしたご意見でやっていただければ、私はそれが一番町民のためになるのだろうということを痛切に感じますから、今度の、実のなる、花のなる樹木、こういうものはそれ相当に施設には植栽をしていくように指導してまいります。
 以上でございます。
○議長【松本 清君】1番、勝山修輔君。
○1番【勝山修輔君】非常に時間が有効に使えましたし、納得のいくような質問ができたと思います。やり方がふなれな点で町長、副町長にはご迷惑をおかけしたと思います。深くお詫びします。そしてまた、簡単明瞭なお話をしてくださいということを何度も言うのですが、これは余談ですが、教育長の話を聞いていると、すごく睡魔に襲われまして、すごくすてきだと感じます。何を言っているのかちょっとわかりませんが、それもまた1つの方法かと思うので、それからお互いに切磋琢磨してこれを有効に使えるように努力していきたいと思って私の質問を終わりにいたします。

平成21年6月定例会報告その12

○議長【松本 清君】1番、勝山修輔君。
○1番【勝山修輔君】今の課長の説明だとちょっとよくわかりませんので、5番目の質問に入って一括して質問したいと思います。
 現在、上三川町の施設には実のない樹木ばかり植えているように思えますし、私も、見てきた限り、花も実もならないものがたくさんございます。私は、何度も言うように、業者の手間暇のかかるものがなくて、手間暇のかからない樹木が多いということなので、とうてい容認できる気持ちはありません。東京都より実のなる樹木がないということは、東京よりも我が町は害虫が多く、管理剪定の手間賃が高いということになるのでしょうか。私が調べた限りでは東京都のほうが物価も高いし、手間も高いし、薬制限も多いというふうに聞いております。それであれだけの公園を維持していかれるところから見れば、上三川の、実もある、花もあるという公園は、私の考えから行くと、ちょっと納得がいくものではありません。
 このように、言っていることと、やっていることがちぐはぐで行政改革だということは考えられないので、この点に対して副町長の毅然とした返答をお願いいたします。
○議長【松本 清君】副町長。
(副町長 青山誠邦君 登壇)
○副町長【青山誠邦君】通告ですと担当課長が答弁することになっていて、いきなり私に指名ということで納得いく答弁ができないかと思いますが、お許しいただきたいと思います。
 東京のような都心部と上三川町のような地方部の害虫の多い、少ない比較をすることは、樹木の種類とか植栽の形態、気候、立地環境など多様な条件により変化するため一概に断言することは困難であると思います。実のなる木、いわゆる果樹類の管理につきましては、通常の樹木の管理作業のほかに、果樹の育成状況に応じた病虫害の防除、芽かき、摘果、袋かけ、防鳥対策、収穫作業、落ちた実の処分などが必要となるため、実のない樹木に比べ管理費用や人件費が高くなります。
 以上で答弁といたします。

平成21年6月定例会報告その11

○議長【松本 清君】1番、勝山修輔君。
○1番【勝山修輔君】そうすると、公園は公園に歩いていかれる人たちのために高いお金を払って公園をつくっているという答えでよろしいのでしょうか。
○議長【松本 清君】都市建設課長。
○都市建設課長【高木康晴君】先ほど申し上げましたように、街区公園と申し上げますのは市街化区域にございます。道路と道路に囲まれたところが街区ということで申し上げておりますが、約250mの人たちが公園に来ていただけるという方を対象に街区公園を設置しているわけです。そういうふうな性格を持った公園でございますので、駐車場は改めて設置はしていない、そういうことでございます。そのほかの近隣公園、これは白鷺神社の後ろにございます、これはしらさぎ公園と申しておりますが、この公園につきましては、距離が500mの方たちが主に利用される、そういう想定のもとで設定してございます。この場合は、駐車場の台数とか、そういったものも関係してございますが、こういった近隣公園につきましては整備してございます。さらに、先ほど申し上げました地区公園がございます。これは富士山公園、桃畑、蓼沼、こういった公園が該当いたします。これにつきましては、約1kmの人たちが利用するという設定のもとで整備してございます。
 なお、この誘致というんですか、来る方の距離の問題ですが、これは都市公園法の定めというか、そういう制度がございまして、そういった基準で駐車場を設置してございます。
 以上でございます。
○議長【松本 清君】1番、勝山修輔君。
○1番【勝山修輔君】そうすると、公園というのはコンパスではかった人たちだけが来るということであるならば、城址公園の公園まつりはだれのためにやる祭りなのか、お聞かせいただきたい。
○議長【松本 清君】都市建設課長。
○都市建設課長【高木康晴君】城址公園の設置の性格でございますが、城址公園につきましては、近隣公園という分類に入るのだろうと思います。そこに集まってくる方々というのは、先ほど私が申し上げました距離的なことでの集客はあり得ないと思います。これは、町全体がそこで催し物をして町民が行こうと、あるいは楽しむと、そういうことでございますので、それに対しましてはメーター的には関係ないと思います。ただ、公園の1つの設置をするときの配置というんですか、そういったものが1つの基準の中で考えられる、また、そういったことで進めているということでございます。