平成22年6月定例会その14

議長【関根 豊君】
 先ほど勝山修輔君の質問で、農業公社の利益について、産業振興課から報告させます。
産業振興課長【隅内久雄君】
 先ほどお尋ねのありました農村環境改善センターの21年度の収入でございますが、利用料金の収入は53万4,370円でございました。
 以上です。
議長【関根 豊君】
 勝山修輔君。
1番【勝山修輔君】
 片山先生というのが、先日、読売新聞に、自分が鳥取県の知事の時代に、公務員の意識改革が一番大事だという論評を出しました。皆さんも、これは読んではいても自分ではやらないということだと思うんです。
 それと、もう1つ、横浜の中田知事が辞めたときに、私、本当は今日、この中で残業代をやろうと思ったのですが、ちょっと時間が食ってしまったので、この次やってみようと思って残しておきますが、中田市長は、「予算を余らせる人が有能であって、予算を使い切る人は無能だ」と、こう言ったのです。それで横浜市を黒字にしたのです。「うちの町は財政が豊かだ、豊かだ」と町長が言うものですから、ずっと永遠に豊かだと思って勘違いをなさっている行政の職員が多いのだと思うんです。ですから、町長も、「もう、これから財政は赤字になるぞ、赤字になるぞ」と毎日言わないとだめだと思うんです。「今は大丈夫だ、今は大丈夫だ」と言うから、みんなこんなにのんびりしてしまうのです。だから、使うことが大事ではないのです。税金のことでやろうと思ったのですが、部下が、今日、この時期にこれだけの仕事ができないで、「課長、残業代をつけてください」「よし、わかった、つけてやるよ」と、これは下から言わせればいい課長です。もう1人の課長は、「それくらい時間内にやらなかったら、おまえ、職員としてはだめだろう」と言った人は悪い課長なのです。わかりますか。今、ここにいる課長さんはみんないい課長さんなんです。ですから、最初から予算をつけたものは全部使ってくれています。最初から給料で出してしまったほうがいいだろうというくらい使っています。時間内で終わらせない従業員は段取りが悪いのか、能力がないのか2つしかないのです。「じゃあ、終わるまでやっていきなさい」ということを言えばいいのですが、それは悪い課長になってしまう。「そうか、おまえ、また終わらないのか。じゃあ、3時間もつけておくから、終わらせて帰れよ」と言うのがいい課長さんなんです。ですから、そういうことの意識改革をやめていただいて、よりよい町になるように努力していただくことを願って私の質問を終わりたいと思います。

平成22年6月定例会その13

議長【関根 豊君】
 町長。
町長【猪瀬成男君】
 議員から担当課長、産業振興課長、朝から大変で、いろいろご配慮いただきましてありがとうございます。そういうわけではございませんが、地産地消、それから、行政改革、「言うは、やすし」でございます。今、議員からご指摘をいただいたことは真摯に受けとめると同時に、官と民の決定的な違いがあるということです。官というのは、ご承知のところもたくさんございますが、民は、こんなことをしていたら当然パンクですよ。それはもう、私も認識しております。官というのは、皆さんから税をいただいて、そして、国民に、村民に、町民にサービスをしていくのが我々の仕事であると、これは認識しております。その中で、いろいろなことが起こってきて、そのことについてのご指摘、これは、私は、議員の皆さんとしては当然の意見だろうと思っております。
 長くなるから、ご意見はまた、お叱りを受けるかもしれませんが、戦後、今年で65年です。何の危険もなく日本が来てしまったということです。働いていれば給料が上がっていく。どこかの国がどうなっても何にもなかった、今、こういう危機感のない日本でございます。ですから、税につきましても、十分、我々は認識をしておりますが、それを徹底していくことがなかなか難しい。なぜ難しいのか。やはり、これまでは、官の仕事である。ここから先は民の仕事である。もう1つは、幾らお金をつぎ込んできたのか私はわかりませんが、もう10兆円以上のお金は農政につぎ込んできたと思っています。つぎ込んでも、つぎ込んでも、午前中の質問にもございましたように、後継者が育たない、魅力がないのですよ。それはおかしなことであるということを申し上げます。
 それと同時に、もう1つ、今、加工所にしましても、どこにもこれだけお金を掛けて、町の管理でやるのだということなんです。確かに、おっしゃるとおりになっておりますが、やはり、民も官も、特に上三川は、他市町に比べて、今まできわめて財政豊かでありました。まだ今でも優位です。だから、我々には危機感がない。このことについては、全職員がそういうことに意識を改革しなければいけないと、このように思っておりますから、その意識を変えるのは、やはり長でございます。売るということが下手くそです。真剣に考えていない。つくることについては、きわめて農政は、「つくれ、つくれ」と言われてつくることは上手です。売るということが一番言いたかった。
 町村会としましても、知事のほうにも申し上げております。ですから、今度、栃木県でこれだけ農産物ができるのではないか。やっと銀座に1店と、それから、名前は忘れましたが、日本で一番高い塔ができます。あそこへ栃木県は、一番先に農産物を出していきます。先ほどのお話にもありましたように、宇都宮駅にも売っている。売るということを真剣に考えなければいけない。そういう意味で、農政についても、できるだけ一体となった行政推進をしていきたいと思っておりますので、議員の皆さんからも、きちんとしたそういうご指摘をいただければ、我々も努力してまいります。当然でありますから、どうぞひとつご理解のほどをお願いいたします。
 以上です。

平成22年6月定例会その12

議長【関根 豊君】
 勝山修輔君。
1番【勝山修輔君】
 それでは、農業改善センターと農産物加工所の収入はどのくらいありますか。
議長【関根 豊君】
 産業振興課長。
産業振興課長【隅内久雄君】
 改善センターのほうはちょっと手持ちがございませんので、加工所の使用料収入を申し上げます。平成20年度24万7,200円でございます。平成21年度、28万5,400円の収入がございました。
議長【関根 豊君】
 勝山修輔君。
1番【勝山修輔君】
 改善センターが民間委託をされているのであって、その改善センターの利用状況も含めて、おわかりになりますか、わからなければ結構ですが。私は今、言いたいことは、180万円かけて16万ぐらいの収入を得るのに、売れないということと、売る能力がないということと、今、前後しますが、みどり会にしても、いきいきプラザの直売所にしても、このゆうがお会にしても、やっている方が一生懸命にやっても、結論から言うと、売る能力がないということなんです。売る能力がないということは、売る能力の人を入れなければ、いつまでたっても地産地消にはなっていかないということの悪循環ではないかということを私は申し上げたいのです。これを、今、ここにいる方は、携わっている担当課にしても、担当課ではなくしても、こういうことが起きていることすら、今、私が質問するまで、180万円かけて1割の収入しかないものを延々と何十年もやっているということを、まず、把握していただかないと、この話は先に進まないので、農業改善センターの収入はどのくらいかわかりますか。
議長【関根 豊君】
 産業振興課長。
産業振興課長【隅内久雄君】
 申しわけございませんが、手元に資料がございませんので、改善センターの収入等は、今ちょっと把握できませんので、申しわけございません。
議長【関根 豊君】
 勝山修輔君。
1番【勝山修輔君】
 最後に、私のほうが説明します。私は、いつもここに立っていて思うのです。行政は、社会の常識は、あなた方にとっては非常識なのです。私たち、社会の常識は、行政にとっては非常識なんです。なぜ非常識かというと、世の中では、普通の会社では、経費、人件費、償却費、光熱費、税金、利益、これを出そうと思って毎日、血眼になって働いているのです。ここでつくっているこういうものは、税金を出せばいいんですよということで何の意識もしていないということなんです。そうでしょう。町民は、あなた方がいるために町民がいるのであって、町民がいるからあなた方がいるのではないのですね、あなた方は。おまえたちは、俺たちがいるから、おまえ、町民をやっているんだよということなんです、感覚が。あなた方は、町民の町税で給料をもらって生活をしているんですよ。町民がいなかったら収入がないじゃないですか。普通の会社は、これだけ働いているのですよ。それで毎年、毎年、160万円、180万円も出して、加工所なり何なりをやっている人たちの、物を売ってやるくらいのことがなかったらどうするんですか。私は、そこを言いたいのです。つくっている人を責めているのではないのです。つくっている人は、売ることができないんですよ。売ることができないものは、行政で売ってあげたらどうですかということなんです。
 世の中では、もうとっくに倒産しているんですよ。従業員がみんな路頭に迷っているんです。そうでしょう。それを、どこの会社だって、電気、ガス、水道を払ってもらって物をつくって食べていかれない人はいないじゃないですか。だから、私が言いたいのは、こういうことが起きていることをクリアしないと、農民も、商人もいなくなってしまう町になってしまうでしょうということを言いたかったのです。だから、無駄というのは、どれが無駄で、どれが大切かということをよく考えてやっていただかないと、こういうことばかりの繰り返しなのです。
 ですから、今度、そこの改善センターを国の予算でもって下屋を出せということになったら、「ああ、出してもらって結構ですよ。それは国の税金だけでやってください。町の税金は使ってはならないですよ」ということです。これだけはっきりしてくれれば、下屋をつくろうが、冷暖房を完備しようが、それは好きにやってもらっていいのです。そのかわり管理費も出さないということ、これだけ守ってもらえれば、それをまた、ずっとやっている行政の人たちの意識改革というのはそういうことだと思うのですが、私の言い方がおかしいのか、言っていることがおかしいのか、最後に聞いてみたいと思っています。

平成22年6月定例会その11

議長【関根 豊君】
 産業振興課長。
産業振興課長【隅内久雄君】
 今のご質問ですが、JAうつのみや全体では、いろいろな専門部が35あるそうでございます。青果物専門部会で捉えれば、上三川町では17部会ほどあるそうでございます。出荷にかかる手数料を概略的に把握しておりますのは、農協で2.5%、全農で0.95%、市場の手数料として8.5%、合計で11.95%が最低の手数料として必要だということは把握しております。その他、作物によって運賃、予冷費、選別等にかかわる手数料、各専門部会の会費とか、先ほど議員がおっしゃったように、施設等のいろいろなものが含まれるのかもしれませんが、そのようなものが上乗せになるというふうにはお聞きしております。
 町として地産地消の協力ができないのかということでございますけれども、町等も、微力ではございますが、直売所等への働きかけ等は実施しております。また、先ほど申しましたように、JAうつのみやでも、宇都宮駅のほうにアンテナショップをつくりまして、直売の様子見と申しましょうか、直売の取り組みを現在、着手したというような状況でございますので、今後、そのような地産地消の取り組みのほうも盛んになってくるのではないかというふうに考えております。
 以上です。
議長【関根 豊君】
 勝山修輔君。
1番【勝山修輔君】
 町で取り組んでくださいということは、農協がやっていることの説明を聞いてもしょうがないので、町独自として何かをやっていただけないかというお願いなのです。
 時間もなくなりますので、次に2の②ですが、改善センターにある農産物加工所は年間幾らぐらいの負担がかかりますか、お答え願います。
議長【関根 豊君】
 産業振興課長。
産業振興課長【隅内久雄君】
 農産物加工所の年間の負担額でございますが、上三川町農産物加工所の管理に関しましては、上三川町の農業公社を指定管理者として町が指定しておりまして、指定管理費として年間180万円で管理委託しております。実績としましては、180万円、全部かかっておりませんで、平成20年度の負担額で申しますと、156万269円、昨年、平成21年度の負担額は164万7,520円でありました。現在、農産物加工所において農産物加工生産組合「ゆうがお」が、食品衛生責任者の資格を得て、みそ、漬け物、菓子、ジャム、ソースの4部門と直売部門を活動しております。

平成22年6月定例会その10

議長【関根 豊君】
 勝山修輔君。
1番【勝山修輔君】
 私も、調べるまでは、こんなばかなことがあるのかと思いまして、アスパラの生産など、出荷に合わせますと、等級選定、荷造り、箱など一括して選別した場合には約40%、手数料で取られるそうです。そこへ今度、運送代と市場の手数料が入るそうで、大体55%から60%ぐらい取られてしまって、40%ぐらいが生産者の手元に残るというふうに聞いております。
 この生産者の部会というものがあって、私は、農協が悪いとか、生産者の考えですからということをお聞きするのではなくて、こういうシステムがあって、町の人が、いいアスパラを町で消費できないということならば、足利市の職員がスーパーへ行って地元のトマトを売り歩いていたと、いろいろなところで行政がそういうことを、汗を流してやっているわけです。
 だから、私の言いたいことは、そういう農産物生産者も町民だということです。この町民がつくったものを同じ町民が食べられるようなことを行政がしてはどうかということを言っているので、別に農協のかわりをやってほしいということを言っているわけではないのです。そういうふうに、手数料を取られたり何かをして生産をしていって利益が上がらない、だから農業をやってもしょうがないといって離れていってしまう。また、やっている人が、「おれの子供には、もうさせないよ」ということで、耕作地の荒れている状態が起きてくるということだと私は思っているのです。私たちができないことならば、できる人を雇って、自分の町でつくった物ぐらい、自分の町で売ったり、外へ行って売ってくるようなことをすることも行政の仕事の1つではないかなというふうに私は思って、今、この質問をしているわけです。
 だって、農協に持っていくのは組合員のものなんです、本当は、お金も組合員のものなのです。でも、選別機を買うのは農協が出したお金なのです。それでつくったから、買いかえるために、値上がりはしないけれども、値下がりはしない。ということは、償却しないということです。「なぜ、償却しないんですか」と聞いたら、新しい部品が壊れたときに買うのにお金を出さなくて済むから」というような答えでした。それでは、いつまでたっても、朝から晩まで働いても楽になるわけはないですよね。楽にならないから、10年間で135人も正規組合員がやめていって、67人が準組合員になったということでもわかると思うんです。そこに統計手数料というものが出てきます。これは、私は、統計手数料というものが何だかわからなっかたのですが、農協の上部団体への上納金だそうです。この上納金がすべてについているのです。ニラの部会へ行ってチラっと聞いたら、ニラの部会も26.何%取られるのです。「ニラもそんなに取っちゃうのか」と私は思ったぐらいなのですが、それくらい取られたそうです。
 そうすると、一生懸命に働いているのは農産物生産者なのに、楽にならないようなシステムばかりつくられているわけです。それで、地元で売らないわけです。だから、地元で食べられるようなことを行政はやってはいかがですかという質問を今、しているのです。その辺のことについてお答え願えれば幸いです。

平成22年6月定例会その9

議長【関根 豊君】
 執行部の答弁を求めます。産業振興課長。
産業振興課長【隅内久雄君】
 ただいまのご質問にお答えします。地産地消ということでございます。地産地消と申しますのは、産地生産、産地消費ということで、地域活性化の取り組みについての総称で言う言葉だそうでございます。現在、宇都宮農業協同組合、JAうつのみやにしましては、宇都宮駅のところにアンテナショップを設けまして地産地消の取り組みを一部、始めているようでございます。今後、拡大しまして、その地元に対する、地元生産、地元消費を進めていくという話は聞いております。また、議員ご指摘のとおり、地元で地産地消で食べられるところといいますと、先ほどおっしゃった3カ所の直売所なり、生産者が直接、個人でやっているようなところで購入していく方法があろうかと思います。
 以上です。
議長【関根 豊君】
 勝山修輔君。
1番【勝山修輔君】
 そこで、私は、生産者がどうして消費者に直接、売れないのかなということで私なりに聞き歩いたり何かをしてまいりました。上三川の生産者が農協に頼んで集荷場に持込み出荷されるということを聞きました。「その手数料というか、マージンというか、何%ぐらい取られているのか、消費税も含めた割合でお答え願います」というふうに私が行政の執行部に問いただしますと、お答えはできますか。
議長【関根 豊君】
 産業振興課長。
産業振興課長【隅内久雄君】
 ただいまの質問でございますが、農協が運営する集出荷場について、農家が持ち込んだ野菜などの売り上げに対してどのぐらいの手数料がかかるのか、また、消費税も含めた割合等でございますけれども、本町の農家が農産物を出荷、販売する方法といたしましては、JAうつのみやを通じまして市場に出荷する方法のほか、先ほど申しましたように、農産物の直売所や、もしくは、スーパーなどを介して直接、消費者に販売する方法などが行われると認識しているところでございます。
 農家が出荷、販売する際にどの方法で出荷、販売するかは、個々の農家がそれぞれの利点、欠点等を熟慮した上で最善の方法を選択して出荷、販売しているものと思っております。このように、農産物の出荷、販売については、個々の農家の判断のもとに行われておりますので、出荷、販売に際しましてどのくらいの利用料とか手数料が必要になるか、正確な数字は私どもでは把握しておりません。

平成22年6月定例会その8

議長【関根 豊君】
 勝山修輔君。
1番【勝山修輔君】
 民間で調べたので、行政で出すのとは若干値段が違うと思いますが、距離にして、途中が切れているのですが、延べで1kmぐらいです。フェンスのかかっているところが約500mぐらいあります。500mを換算しますと、ペンキを塗るだけでも約400万円。取りかえるとなると一千五、六百万円かかります。これ、雨水を流すために、それを何年にやったかということすら、行政では把握していないと思います。多分、あのペンキのはげぐあいから見ると、15年ぐらいはやっていないのではないかと思います。15年というと、ここにいる人は、修理したところに、この中にいる1人ぐらいは関係しているはずですから、だれも関係した人が出てこないと思うのですから、15年か20年はやっていないと。そういうものが無駄ではないということを副町長が言うのでは、無駄ではないということで、どんどん税金をお使いになって、それを塗るなり、取りかえるなりしていただきたいと思います。
 それでは、2番目の通告に入ります。地産地消ということで、私は名刺の中に、町の行政から言われて、全員が「地産地消」という名刺を使っております。議員も全員そうだと私は思っていますが、「地産地消」という名刺は皆さん、持っていると思いますが、私は「実行」と入れたのです。実行と入れてPRをしているつもりなのですが、しかし、どこへ行っても地産地消のものを売っていないのです。売っているところはどこなんですかということになると、みどり会と、改善センターにあるゆうがお会というのと、いきいきプラザの直売所です。ごく一部、スーパーに置いているところがあります。私は、ニラが4回も3回もとれるということすら知らなかったものですから、ニラが一番おいしいときは、一番太いのはそのまま、生で食べてもおいしいんだよというのは、食べたことがなかったものですからわかりませんでした。そして、私は、どこで消費されるのかもわからないのに、地産地消といって買い取ることは、これはいけないのではないか。町でつくったものを町の人が食べられないのに、地産地消しろということを名刺に書いて配ることはいけないことではないかということになったのです。 
 前回も議員になって初めて学校給食会というのは、こんなことなのかといっていろいろ調べて、ここで質問したことがありますが、学校給食でさえ、上三川のものを買っていただいていないです。ごく一部です。今は、1割5分か2割ぐらいのものです。それしか買っていただいていないのです。「安全・安心」と、ここで一生懸命、町長はじめ言っているのですが、安心・安全ということは、つくった人が目の前の人で、食べている人が反対側の人が一番安全だと私は思っているのですが、それが食べられないのに「安全・安心」ということを名刺に使っている、行政の人も、議員さんも、みんなうそつきではないか。食べられないものを食べている、食べているといって、それは、自分でつくったものを自分で食べている人はいると思うんですよ、農家の方が多いのですから。でも、食べないものを食べているというのはいかがなものかと思いまして、この辺はどういうふうになっているか、まず、お答え願えればと思っています。

平成22年6月定例会その7

議長【関根 豊君】
 勝山議員に申し上げますが、サイヤ橋の用水路についての質問内容ということなので、それに沿った質問をしてください。勝山修輔君。
1番【勝山修輔君】
 今、サイヤ橋の質問を副町長にお話ししたのは、サイヤ橋が災害とか何かということをおっしゃったので、この話をしたのであって、サイヤ橋の川が無駄ではないというのであれば、無駄じゃなくて結構なんです。ただ、その川があることすらも知らない、ここにいる行政の人たちは何と思いますかということの答弁をいただいたので、そのときに、用水が災害や何かに必要だということなのでこの質問をしました。ですから、サイヤ橋が必要だと思いますか、思わないですかということを、再度、副町長に質問いたします。用水が必要か、必要ではないか。
議長【関根 豊君】
 副町長。
副町長【青山誠邦君】
 用水につきましては、先ほど申し上げましたような理由で、必要であるというふうに考えております。
議長【関根 豊君】
 勝山修輔君。
1番【勝山修輔君】
 じゃあ、必要だとするならば、そこをフェンスで囲うことは何の意味ですか。
議長【関根 豊君】
 副町長。
副町長【青山誠邦君】
 先ほど申し上げましたとおり、危険排除というためでございます。
議長【関根 豊君】
 勝山修輔君。
1番【勝山修輔君】
 それでは、危険排除では用水が何の役にも立たないということじゃないですか、入れないんでしょう?危険なだけでふさいでいるということです。それとも、あと、何かに利用価値があるんですか。
議長【関根 豊君】
 副町長。
副町長【青山誠邦君】
 ご質問の箇所の河川につきましては、主に用水というよりは排水の機能を果たしているところでございますので、そこから水をとって利水をするということではないので、排水が主でございます。排水路に落ちたり何かすると危険ですので、フェンスについては設置しているところでございます。
議長【関根 豊君】
 勝山修輔君。
1番【勝山修輔君】
 私が言っているのは、サイヤ橋の下から用水のせきがない川が延々と続いているのにフェンスで囲っているのは管理運営するのに町の税金を使うのはいかがなものかということで、無駄ですか、無駄ではないですかということですが、雨水という雨の水が流れるためにある川で必要だということなら、まあ、そのフェンスを永遠に税金で、ペンキを塗ったり、取りかえたりしていくことは必要なのだと思います。ただし、フェンスの取りかえ、ペンキを塗るのにかかる費用はお幾らだと思いますか。
議長【関根 豊君】
 都市建設課長。
都市建設課長【高木康晴君】
 フェンスの維持管理に際しての塗装とか、あるいは取りかえということが考えられるわけですけれども、塗装がいいのか、あるいは取りかえたほうがいいのか、これは検討した上でのことになるかと思いますが、現時点では、それがどのくらいお金がかかるかということは、フェンスについての算出はしておりません。したがいまして、現在は把握しておりません。

平成22年6月定例会その6

議長【関根 豊君】
 勝山修輔君。
1番【勝山修輔君】
 私は、なぜ副町長に振ったかと言いますと、副町長の答えていることは、前回の質問で、消防団のことも私は聞きました。質問に対する副町長の答弁を活字にしますと、何の回答もいただいていないのです。副町長も答弁書を読んだでしょう?私が質問していることの答えを一言でもしゃべりましたか。私が質問したとき、安全・安心ということは町民の生命と財産を守ることだよというふうに私は町長から聞いていますし、副町長からもそう聞いています。今、消防団に来るのは、これは行政改革の一環ですからお話ししますが、消防団の8割の人がサラリーマンですよと申し上げました。火の中にいる人が、昼間、火事になったときに対応できますかということをお願いしたので、役場の中に、これだけ若い人がいて、私の見た目でも、きちっと消防団に入って切磋琢磨すれば、2分団やそこらのものがつくれるということをつくっていただけないのですかと、それならいつでも、ここから出動できるのではないですかという質問をしたつもりなのです。その質問に、やれるとか、つくるとか、何とかするという答弁は1つもありません。私は、つくってくださいますかというお願いをしたのであって、副町長の答弁は何の答えも入りません。何人いて、何をやって、人員は確保して、何かあったときにはどうしたらと、そんな話を聞いていたってしょうがないのです。つくっていただけますか、つくってくださるのですか、できないのですかということを私は聞いたのです。
 だから、今、私が何でもかんでも行政に都合のいい、都合の悪いことは言わない人ばかりがいろいろな答弁書を出すのです。私は、「つくってください」とお願いしたのですから、行政としては、「つくれない」と、「やらない」と、そういう明確な答えをもらえば二度と質問はしないのです。お答えください。
議長【関根 豊君】
 副町長。
副町長【青山誠邦君】
 消防団の役場職員による分団の設置ということですが、この件につきましては、過日、勝山議員さんからご質問をいただきまして、消防団の幹部、正副団長と協議したところでございます。部を運営していくのには最低でも15人ぐらいの人員を確保する必要があるということで、今のところ、役場の職員が消防団には入っていますが、10名程度ということで、1つの部をつくって運営することについては、ちょっと無理だということです。ただ、役場の職員が率先して消防団に加入してもらうような、そういう促進を図っていただきたいというような協議の結果になっておりますので、役場に分団を設置するということについては考えておりません。

平成22年6月定例会その5

議長【関根 豊君】
 都市建設課長。
都市建設課長【高木康晴君】
 今、議員がおっしゃっている水路は、まさに、正式に私も物差しではかったわけではないのですが、1.5mぐらいあると思います。それから、幅も、やはり1.5mぐらいあると思います。それが日産の南側、あるいは西側というんですか、その駐車場を通りまして、南下して、私が申し上げているのは栃の木クラブの南側にいくのです。多分、議員がおっしゃっているのもそれではないかということで私、それを前提でお話し申し上げております。その水路を管理しているのは行政側で、私ども、都市建設課所管で管理をすべきということで認識しているということで、先ほど申し上げた次第でございます。
議長【関根 豊君】
 勝山修輔君。
1番【勝山修輔君】
 私、今、何でこんなくだらないことを最初に言ったかというと、最初は田んぼに水を引くためにあったものが、工業化、住宅地になってしまって必要がなくなってきてしまったのだということだと思うんです。そのときに、必要がなくなったものを、町民の税金で使いもしない川をいつまでも管理持続することが、町長が、口を酸っぱくなるほど言っている行政改革、無駄をなくすこととは相反するものではないかということで、私は一番最初にこの質問をしたつもりです。まず、言われなければいつまでたっても無駄がなくならないということだと思うんです。言われてみて、初めて、ここにいる人達は、どこなのかなと考えて、ここにいる課長の中には、そんなことがあったかなと思っている課長が何人もいると思います。本当の職員というのは、無駄という意識改革のなさに尽きると思うのですが、町の考え方をお聞かせください。これは副町長にお願いいたします。
議長【関根 豊君】
 副町長。
副町長【青山誠邦君】
 お答え申し上げます。用排水路につきましては、先ほど都市建設課長が答弁しましたとおり、繰り返しになる部分についてはお許しいただきたいと思いますが、田や畑を耕作している農家の方々、あるいは、生活の排水を放流している方々、また、道路、あるいは宅地等の雨水の排水などを流すというような関係者も多いし、また、水路、あるいは河川の機能もさまざまでございます。それを一概に、そういう機能がありますので、無駄だということで切り捨てることについては、なかなか困難ではないかというふうに考えているところでございます。
 また、河川、あるいは水路、特に普通河川につきましては、町内に8本ありまして、普通河川につきましては、基本的には町が管理することになっていますが、その点検、川のそういう巡視点検につきましては、通常時に定期的な点検を行う定期のパトロール、あるいは災害の発生の恐れのあるとき、あるいは、災害発生時に行う緊急のパトロール、それに議員のほうからご指摘も出ているところですが、町民等からの通報等により点検対応するような通報等によるパトロールという3つが考えられるかと思いますが、普通河川の管理に当たりましては、定期的なパトロールを行いまして、日ごろから河川を巡視点検することが一番の基本で重要なことではありますが、現在の人員体制のもとにおきましては、なかなか日常的な点検というのが行えないような状況でありますので、緊急のパトロール、あるいは通報等によるパトロールを中心に行っているところでございます。また、そういう箇所が見受けられましたら、ご指摘いただきまして、遺漏のないように対応していきたいと考えているところでございます。