平成22年6月定例会その14

議長【関根 豊君】
 先ほど勝山修輔君の質問で、農業公社の利益について、産業振興課から報告させます。
産業振興課長【隅内久雄君】
 先ほどお尋ねのありました農村環境改善センターの21年度の収入でございますが、利用料金の収入は53万4,370円でございました。
 以上です。
議長【関根 豊君】
 勝山修輔君。
1番【勝山修輔君】
 片山先生というのが、先日、読売新聞に、自分が鳥取県の知事の時代に、公務員の意識改革が一番大事だという論評を出しました。皆さんも、これは読んではいても自分ではやらないということだと思うんです。
 それと、もう1つ、横浜の中田知事が辞めたときに、私、本当は今日、この中で残業代をやろうと思ったのですが、ちょっと時間が食ってしまったので、この次やってみようと思って残しておきますが、中田市長は、「予算を余らせる人が有能であって、予算を使い切る人は無能だ」と、こう言ったのです。それで横浜市を黒字にしたのです。「うちの町は財政が豊かだ、豊かだ」と町長が言うものですから、ずっと永遠に豊かだと思って勘違いをなさっている行政の職員が多いのだと思うんです。ですから、町長も、「もう、これから財政は赤字になるぞ、赤字になるぞ」と毎日言わないとだめだと思うんです。「今は大丈夫だ、今は大丈夫だ」と言うから、みんなこんなにのんびりしてしまうのです。だから、使うことが大事ではないのです。税金のことでやろうと思ったのですが、部下が、今日、この時期にこれだけの仕事ができないで、「課長、残業代をつけてください」「よし、わかった、つけてやるよ」と、これは下から言わせればいい課長です。もう1人の課長は、「それくらい時間内にやらなかったら、おまえ、職員としてはだめだろう」と言った人は悪い課長なのです。わかりますか。今、ここにいる課長さんはみんないい課長さんなんです。ですから、最初から予算をつけたものは全部使ってくれています。最初から給料で出してしまったほうがいいだろうというくらい使っています。時間内で終わらせない従業員は段取りが悪いのか、能力がないのか2つしかないのです。「じゃあ、終わるまでやっていきなさい」ということを言えばいいのですが、それは悪い課長になってしまう。「そうか、おまえ、また終わらないのか。じゃあ、3時間もつけておくから、終わらせて帰れよ」と言うのがいい課長さんなんです。ですから、そういうことの意識改革をやめていただいて、よりよい町になるように努力していただくことを願って私の質問を終わりたいと思います。