平成21年9月定例会報告その14

◯議長【松本 清君】1番、勝山修輔君。
◯1番【勝山修輔君】副町長、行っている話を聞いているのではなくて、利用したことはありますかということをお聞きしているのです。
◯議長【松本 清君】副町長。
◯副町長【青山誠邦君】勝山議員さんほどはお金を払って利用しておりませんが、何回かは利用したことがございます。
◯議長【松本 清君】1番、勝山修輔君。
◯1番【勝山修輔君】今、私がなぜこんな失礼なことを聞いたかと言いますと、ここにいる方が率先して利用するということが1つも心にないということを知りたかったのです。自分たちが、自分たちの町でつくったものを、少なくとも、幹部と言われる課長たちが、自分の身銭を払って利用したことがないということが私は不満なのです。税金でそれだけ赤字を費やしている人は、あなた方よりも給料が安い人なのです。年間200万円をもらえない人が60%いるこの町で、1人、入るたびに76円、払うのです。そうしたら、1人でも多く入ってくれること、利用するということをあなた方が考えたことがないことが、この行政改革ということを言っていることはないということの結論になるのです。わかりますか。行政改革というのは、自分たちが利用して初めて行政改革なのです。一度も入ったことも、利用したこともない人が行政改革だの、何かというのは人前で口に出すことではないのです。だから、私は行政改革をなしにしましょうと言っているのです。
 ですから、私は、つくってしまった、できてしまったのです。では、それをどうしてみんなで利用しようかということがあそこに掲げた大義名分だと思うんです。その大義名分すら町の職員をしていないということを言っているのです。じゃあ、行政改革を言わないほうがいいのではないかということを私は皆さんにお願いをして、これができなければ、二度と行政改革を言わないという約束をしてもらって、私の質問を終わらせていただきます。

平成21年9月定例会報告その13

◯議長【松本 清君】1番、勝山修輔君。
◯1番【勝山修輔君】私は町長に言ってほしくはなかったのです。なぜといいますと、行政改革をうたっていないとどうにもならない状態になってしまうという組織が、そもそもあるということなのですその行政改革をするのには、ここにいる幹部職員が、その気になってやらなければできないということを痛切に感じているのにもかかわらず、やらない。点数評価は手前みそでつける。それで何々の会がある、何々のことをしてくれたと、みんな他人に預ける。この懇談会もそのとおりです。懇談会で点数をつけていないにもかかわらず、懇談会で点数をつけたごとく話をしてみたり、できないことに100%の点数をつけてみたり、それでずっとこれをやっていっても、言わなかったらもっとできないのだという今の町長だと、そういうふうに聞こえます。言わなければもっとできなくなってしまうのだというのだったら、もっとできなくしてしまったほうがいいのではないですか。交代したほうがいいです。今、自民党から民主党にかわったのです。私は余り好きではないのですが、交代してしまったのです。交代したということは、あなた方も交代があり得るような条文をつくって、いつ何時でも、交代、課長の首のすげかえでも何でもできるような条件をつくったらいかがでしょうか。そうすれば、こういうことはマンネリ化しないと思うんです。
 言わなければできないことを言っていくほうがよほど疲れませんか。言わなかったらできないなんて、大の男で、もうここには若い方は1人もいないのです。それが、行政改革を言わないと何にもできないというのは恥ずかしいことだと私は思うのです。これができないのに、何々をしました、何々懇談会、何会があって、そこが判断してくれたのでつくりました。いきいきプラザもそうです。ああいう方がつくってくれたと。つくってくれた方は、私から言わせれば、サウナにも入ったことがない、行ったこともない、運動したこともない、見たこともない、そんな大学の先生がつくったものが果たしていいのか、悪いのか、その判断すら私はつかないのです。
 私の残りがあと少しですから、私の言いたいことは、やったこともない、大体、いきいきプラザに入ったことがある方、ここにいますか。いるのでしたら手を挙げていただきたいと思います。私すらお金を払って入りにいくのです。あそこに人が来なければ困るというのだったら、あなた方が率先して入りなさいよ。副町長は何回入ったか、お聞きします。
◯議長【松本 清君】副町長。
◯副町長【青山誠邦君】何回入ったかというのは、おふろですか。
(「すべて利用した回数です」の声あり)
 いろいろな行事でおふろ、あるいはプール、マシンスタジオとか、そういう機会がございますので、どちらかというと、町民の中では私はいきいきプラザのほうに行っているほうではないかと認識しております。

平成21年9月定例会報告その12

◯議長【松本 清君】1番、勝山修輔君。
◯1番【勝山修輔君】私は、職員の方が悪いとか、給料を取っているということで言っているのではないのです。給料は高くても結構なのです。町のために働いているということなら、これは致し方ないことなのです。私が言っていることは、最初から、すべてのものを予算化して、それが余らなく使えるということが、まず、行政改革で一番悪いことだと思っています。横浜の中田市長が辞任しましたが、その人が「毎年の予算を使い切るよりも残すことを評価する」と言ったので、それで借財をなしにしたのです。副町長、よく聞いてください。予算を使い切ることを評価するのではなくて、残したことを評価すると言っているのです。大阪では、新聞代の見直しをしただけで年間8,000万円も浮くという状態があるのです。ここではそういうことがあると言っているのではないですが、そういうことなのです。ということは、私は、行政改革は、言うだけで1つも実行されていないというふうに思っています では、20年間、取り組んだ、取り組んだと言っているのはあなた方だけで、だれも取り組んだと思っている人はこちら側には1人もいないのです。また、こういう発言をした議員は今まで1人もいないのです。言っていれば町民は喜んでいると思っているのです。それは町民をばかにしているのです。そうでしょう。要約すると、「行政改革」ということを大きな声で叫んでいるだけで、実際には結論も方法も見つからないということが結論なのです。何も進んでいないことなら、副町長も課長も、二度と「行政改革をする」なんていうことを発表しないのです、言わないのです、黙っているのです。「できません」と言うのです。そうすれば、私もこういうことを発言しなくても済むのです。「我が町はできません。やりません。」、それでいいのではないですか。そうすれば、こういう発言をする議員が1人いなくなるわけですから。1回、白紙に戻して、言わない町にして、それから考えてみたらいいのではないですか。毎回毎回、「行政改革、行政改革」、やりもしない、できもしないことを言っているのも疲れるでしょう。聞いている私たちはもっと疲れるのです。事務方のトップとしてどう思いますか。
◯議長【松本 清君】町長。
◯町長【猪瀬成男君】事務方のトップ、確かに副町長はそういう立場にありますが、行政改革というものは、私は、役所がある限りはしていかなければいけないと思います。そして、やってやれる部分と、やれない部分、やれないというよりも、やはり、こちらの怠慢か、民間の人の間違った見方というものが出てきております。ですから、行政改革は常に行政としてはやはりやっていかなければいけないと、私は思っております。
 したがいまして、「行革」、この言葉をなくしたり、あるいは、トップがその言葉を外してしまうと、今度、議員ご指摘のような集団になります。だから今の政権がかわるんです。何でもかんでも言ったことを実行できない、そして軽々に言う。おっしゃるとおり、できないのだったら言わないほうがいい。しかし、行政は、できない部分があったにしても、平成6年から突きつけられた行政改革というものは随分実行されてきております。人間を少なくしていったり、あるいは、親切な言葉を使っていったり、あるいは、町をよくしようと思って一生懸命にやっている人間もたくさんおります。その中で目につく人間もおります。私は、組合から叩かれましたから、その気持ちはよくわかりますが、トップに立つ、役所の一番のトップは私でございますが、その下には14の課、室がございます。彼らが「行政改革」という言葉をなくしてしまったらば、やはり、これは全く税金のむだ使いになると思いますので、できる限りの行政改革には私は挑戦をさせますし、私もしていきたいと思っておりますので、また、ご指導も含めてよろしくお願いいたします。

平成21年9月定例会報告その11

◯議長【松本 清君】1番、勝山修輔君。
◯1番【勝山修輔君】副町長、あなたは事務方の最高責任者です。ここの懇談会に出た人たちが能力がないというような発言をして、これは何のためにあったのですかということになりませんか。手前みその話を聞いて行革なんかできるわけがないのです。意識改革なんていうのは、もっとできないことです。そうでしょう。では、ここにいるこの人たちは何のために出てきたのか、出てきた人に失礼じゃないですか。この方たちが点数をつけて、あなたたちはこれだけできたのです。専門職でできないのなら、この人たちは呼ばないほうがいいのではないですか。この方たちが判断をしたと世間では見ています。世間では、この人たちがこれをつけたと思っているんですよ。では、あなたの言うように、「手前みその判断です」ということを訂正してください。
◯議長【松本 清君】副町長。
◯副町長【青山誠邦君】先ほどの「職員の手前みそで」ということで不適当な発言ではないかということでございますので、その辺は訂正をしたいと思います。
 また、行政改革懇談会の委員の方につきましては、いずれの方も立派な方でございますので、今後とも懇談会で出されました意見・提言等につきましては、その内容を十分に尊重し、吟味しまして行政運営に反映させていきたいと思っております。繰り返しになりますが、行政改革懇談会の委員さんは、いずれも立派な方でございます。
◯議長【松本 清君】1番、勝山修輔君。
◯1番【勝山修輔君】では、この町に、勤勉手当というのは何なのでしょうか。勤勉手当というのは、民間であれば当たり前です、勤勉しなければ給料をもらえない。ましてや、地方公務員ならば公僕です。民間では当たり前の話が上三川町役場では世間と違うことを乗せているということなのでしょうか。お答え願います。
◯議長【松本 清君】副町長。
◯副町長【青山誠邦君】民間のボーナスに当たります職員の期末勤勉手当につきましては、12カ月間、良好な成績で勤務した場合に支給することになっております。勤勉手当につきましては、職員の勤務状況に応じて若干の差異をつけているところでございます。

平成21年9月定例会報告その10

◯議長【松本 清君】1番、勝山修輔君。
◯1番【勝山修輔君】議会運営委員会で「達成率はどなたが決めたのですか」ということを言ったら、「行政懇談会で諮りました」というふうに聞いたから、私は言っているのであって、今さら、言っていないのなら、じゃあ、自分でやったことを自分で評価するだけですかということになりますね。「私は、100%になったのです」と言えば、それで通るんですか。これは何のためにつくって、我々に配付したんです。自分で、自分のことを評価するのなら、こんなものは必要ないのですよ、自分で言っていればいいことですから。ましてや、この町の行政改革の実施状況を調べました。企画課で46件、総務課で94件、あとは、税務課で11件、そうすると、この町は、税務課と企画課と総務課で成り立っているということなんです。パーセンテージで言いますか。この評価は、70%を、その3つの課で評価しているのです。そうすると、あと残りの人は要らないということではないですか。そういう結果にならないですか。自分でやったことを自分で評価して、それが行政改革ですか。だれが聞いても、だれに説明してもおかしくはないですか。これをだれが印刷するんですか。これも税金ですよ。これだけの件数をつくって、70%が3つの課、税務課は皆さんからお金を取るのですから、これはなくなっては困るから、これはやるでしょう。でも、企画課と総務課の2つだけで、あとの課長は要らないということになるんですよ。そうではないでしょうか。これに対してお答え願います。
◯議長【松本 清君】副町長。
◯副町長【青山誠邦君】取り組みの達成状況の評価につきましては、事業が多岐にわたることや、あるいは、判断には専門的知識が必要なことから事業を計画実施している所管課において現状分析、自己評価を行い、効率性や効果等を検証し、今後の方向性や事務事業の改善に結びつけていくことを目的に実施しているところでございます。また、所管課による自己評価は、職員が漫然と事務事業を行うのではなくて、効率性や効果を検証することにより、職員の意識改革を促す意味合いも持っているところでございます。このように、集中改革プランの達成状況を評価いたしましたものにつきましては、行政改革懇談会、ここには議会の議長さん、あるいは、総務文教常任委員長さんが入ってくださっておりますが、その行政改革懇談会に提出して報告をし、意見提言等をいただいてきたところでございます。
◯議長【松本 清君】1番、勝山修輔君。
◯1審【勝山修輔君】そうすると、今、専門職なので職員以外はできないという回答でしたら、この懇談会に来た人を愚弄しているんですか。お答え願います。
◯議長【松本 清君】副町長。
◯副町長【青山誠邦君】職員による自己評価はおかしいのではないかということで、そういうご指摘だと思うんですが、確かに、職員が自己評価するのは、手前みそになったり、点数、評価の仕方が甘くなったり、主観的になったりという恐れ、懸念もございます。そうしたことから、第三者による評価を導入するということもかなり意義があることだと考えております。先ほど申し上げましたが、議会の代表の方にもお入りいただいております行政改革懇談会を設置しておりますので、委員さんのご意見等を承りながら、第三者による評価ということの導入も含めて考えてまいりたいと考えております。

平成21年9月定例会報告その9

◯議長【松本 清君】副町長。
(副町長 青山誠邦君 登壇)
◯副町長【青山誠邦君】通告質問書に従いまして、行政改革について答弁をいたします。
 現在本町では、平成17年度から平成21年度までの第3期上三川町行政改革大綱及び行政改革実施計画書であります集中改革プランを策定し、全庁を挙げて行政の改革・合理化及び財政構造の安定性・健全性を目指し取り組んできたところでございます。
 質問書にありますような、町職員の人件費、あるいは職員の削減につきましては集中改革プランの中に盛り込み、推進しているところでございます。これまでの実施内容を申し上げますと、人件費につきましては、毎年行われます国、県の給与是正の勧告、いわゆる「人事院勧告等」をもとに、町におきましても国、県にならい、削減に向けた取り組みを行ってまいりました。さらに、独自の取り組みといたしまして、これまでに各種手当の削減見直しや給与制度の見直しを行い、実績を上げてきたところでございます。今後も職員給与の適正化につきましては、人事院勧告等に基づくものだけでなくさまざまな検討、研究をしながら努力をする考えでございます。
 次に、職員の削減につきましては、集中改革プランと並行しまして、平成17年度に5年間の「定員適正化計画」を策定し、職員数の削減に努めてまいりました。この計画では、具体的に各年度ごとの目標を設定いたしまして、職員定数の適正化に努めております。その内容が住民にもわかりやすいように、広報誌や町ホームページを活用して実施状況の公表を行い、職員定数の削減に努めております。
 今後は、平成21年度で計画年次が終了いたしますので、新たな「定員適正化計画」を策定し、住民サービスを低下させることなく、適正な職員数の中で、行政の効率化、スリム化に努めてまいりたいと考えております。
 以上で答弁を終わります。
◯議長【松本 清君】1番、勝山修輔君。
◯1番【勝山修輔君】今、副町長が言った平成20年度のこの紙に、「民間委託の導入」とか、「時代の二一ズに即応した組織機構の見直し」「給与水準の適正化」「財政の健全化」と、こんなものがあります。これに何%できたかという表現がついています。90%、80%、70%、100%と、ものの見事に点数がついています。そこでお尋ねしますが、この点数はどなたがつけたのでしょうか。それで、先日、行政改革懇談会で点数をつけたということなので、この紙をもらいました。この中に立派な方がたくさんいらっしゃるので聞きにいきました。「点数はどなたがつけたのですか」ということを聞きました。「点数とか、100%できたとか、私たちは1つも発言していません。勝山議員が言うようなことを発言した人もいました」と。では、100%、できたと書いてあるのに、ここにいた人は点数ができたとか、できないとか判断したことがないということは、これをつくって100%できたという人はどなたでしょうか、発言してください。
◯議長【松本 清君】副町長。
◯副町長【青山誠邦君】20年度の行政改革実施状況の達成率の評価につきましては、事業の実施担当課による自己評価でございます。行政改革懇談会を設置しておりますが、同委員会の委員さんに達成率の評価をしてもらったということはありませんので、そういうことを職員が言ったというようなお話でありますが、そのようなことはありませんので、職員の自己評価ということでございます。

平成21年9月定例会報告その8

◯議長【松本 清君】1番、勝山修輔君。
◯1番【勝山修輔君】今、町長の答弁ですと、できないというふうにとったほうがいいでしょうか、それとも、できるように努力するととったほうがいいでしょうか、どちらでしょうか。
◯議長【松本 清君】町長。
◯町長【猪瀬成男君】私はここの長でございます。町の発展、町のパワー、イコール住民、人口です。そういう中においては、私は、あそこは唯一の上三川が残っている限り、列車の通っているところです。上三川には五、六分で来るんです。しかし、全部通ってくるところが農振地域です。私、個人的には、何とかこの件についてはやっていきたいと思っております。できるか、できないのかと言われたら、ちょっと、まず、できないほうが強いかもしれません。
 以上です。
◯議長【松本 清君】1番、勝山修輔君。
◯1番【勝山修輔君】私も町長と同感で、バリアフリーにそれだけのお金をかけて上三川町の人が利用しているなら、それは仕方のないことだと私も理解します。しかし、今、石橋の駅を使って通勤をしている方が、少なくとも、上三川町から石橋の駅で乗っている学生すべてを混ぜても2割5分か3割です。あとは全部真岡から向こうの人たちです。その人のために町がそれだけのお金を捻出して、駅があって駅前がないというのは上三川だけです。なぜ駅があって駅前がないかというと、上三川町は隣町にあるもの、隣の市にあるもの、どこにあるものはすべてあります。役に立つ、立たないは別として何でもあります。ただ1つ、なぜ駅があって駅前はつくらないんですか。私が言っているのは、住民がいなければ税収が上がらない。税収が上がらなければあなたたちの高い給料は払い続けていかれないのですよということなんですよ、結論から言えば。そうする、住んでくれる人を呼び込むか、住みよい町か、住んでいただくのに魅力ある町にするかということが一番肝心なことで、駅前を開発するのだという意気込みがある人が1人ぐらい、できないことができるから行政なんです。「できない」と書いてあることをやめるのなら、何もみんなここにいて、ここで話をすることはないのです。そうでしょう。できないことをできるようにするために議会があるのではないですか。私はそう感じてここに立っているのです。
 じゃあ、できないものをできるということを言うと、町長も私もやってみたいと。やってみたいなら、やれるような人を人選すればいいのではないかということに尽きるのだと私は思っております。その辺のところをよくご反省くださいまして、きょう、結論が出ないことは、これからちょっと時間をかけてやりたいことがあるので、ここで終わりにして次に入らせていただきます。
「行政改革」ということをこの町は何十年言ってきたのか、私はわかりませんが、かれこれ十五、六年、もうちょっといっていますか、行政改革。その行政改革ができたと思っている方がここにいらっしゃるなら、できたと思う方、答弁してくだい。

平成21年9月定例会報告その7

◯議長【松本 清君】1番、勝山修輔君。
◯1番【勝山修輔君】今、副町長が言いました「行政改革」という言葉が最後に出てきますから、お忘れなく。
 では、次に石橋駅の東口の開発についてお尋ねします。前回の議会で質問しましたが、そのときの回答で、調査費すら予算化できないということでした。なぜできないのか、具体的な説明と、少しでもやろうとしたならば、その行った時期と実績をお聞かせください。この中で、これからのまちづくりは何をしようとするのですか。石橋駅前整備につきバリアフリーの負担金6,265万9,000円を出すのは町民のためと思っていますか。私が提唱している駅東の開発はどう思っていますか。できないのか、できるようにするのか、どちらですか。できないとするなら、なぜですか。職員の中に、町の発展のためという気持ちのある人はいますか。発展について、今まで上三川は、将来のまちづくりはどうするのかとお聞きしたのですか。県と宇都宮でさえマスタープランの改正をやろうと下野新聞に載っているんです。これをずっと私は一遍に読んでいることは何の答えも出ないと思ったので、今、読みました。これに対してお答え願います。
◯議長【松本 清君】町長。
(町長 猪瀬成男君 登壇)
◯町長【猪瀬成男君】ただいまのご質問でございます。石橋駅東地区の開発ということについて、3点、4点、ご質問がございました。なぜできないのか、この前にも質問したじゃないかということでございます。この前もお答えしましたように、まず、土地ということについて、上三川町においては、これは本町に限らず、どこでもですが、いろいろな総合計画がございます。「国土利用計画上三川計画」、あるいは「上三川町都市計画マスタープラン」、あるいは「上三川町農業振興地域整備計画」等に基づいて計画的に進めろという国の指導ですから、それはそれで私も受けているわけでございます。
 そういう中で、本町におきましては、第6次の総合計画における、その中の土地利用の基本方向といたしまして、この町の区域内を「住居系土地利用ゾーン」「商業系土地利用ゾーン」「工業系土地利用ゾーン」「農業集落及び農業系土地利用ゾーン」「緑地系土地利用ゾーン」の5つに分かれているわけでございますが、残念と申しますか、当時の総合計画の中でも、「農業集落及び農業系土地利用ゾーン」というふうに土地利用が総合計画で決められているということでございます。特に日本の農政というものが、猫の目のようにグルグル変わっておりまして、ここは絶対にだめですよという区域、これが農家にとって困っているところと、私たちにとっても困っているところでございますが、都市計画法の区域、これが、簡単に申し上げれば、家を建てていいですよ、建ててはだめですよ、市街化調整区域と市街化区域というふうに分けられてしまっている。そして、石橋駅東上三川町農業振興地域整備計画ということでございます。いわゆる農振地域、農用地の区域でございます。したがいまして、石橋駅東口については、町としましては、6月の議会で担当課長が答弁したように、住宅地開発等の土地利用構想に町の構想に入っていないということでございます。
 また、少しでも過去に努力したことがあるかということでございます。書類を見ておりませんからわかりませんが、そういう話は出してきました、検討してきました。県のほうにも土木事務所、あるいは、農部のほう、何といっても難しいのは農振地域ということでございます。
 そして、私たちは、人口を3万4,000というふうにして定めてきたのですが、石橋駅東口は何とも難しい。技術的にもございますが、何とも難しい。そして、東口の開発に対する調査費も町もつけられないのかと、ご質問はこういうことでございます。調査費、行政にとってはきわめて、いいときもあるし、悪いときもある。調査費がつけられるということは、やはり、そこで町が計画、町民の皆さんが計画したものができるか、できないか、こういう判断。できると思ったときには調査費がついてくるんです。これは国も同じなのです。そういうことで、調査費をつけるということはきわめて難しいということで答弁とさせていただきます。
 以上です。

平成21年9月定例会報告その6

◯議長【松本 清君】1番、勝山修輔君。
◯1番【勝山修輔君】それでは、今、何も考えていないということであれば、町営住宅の管理費について質問いたします。
◯議長【松本 清君】副町長。
◯副町長【青山誠邦君】町営住宅の管理費というお話でございます。町営住宅の管理費につきましては、人件費、先ほど専任1名ということで申し上げましたが、人件費、いわゆる職員の給料、職員手当、通勤手当、扶養手当、そういうものと共済費、健康保険組合の負担金等でございますが、合わせまして1,995万1,000円ということでございますが、これが、1名分が担当しておりますので、2で割りますと約1,000万円というような人件費でございます。
 そのほか、消耗品とか修繕料で186万円、大きなところでは、委託料、害虫の駆除とか施設の管理委託ですが、これが157万円、負担金ということで、公営住宅の火災共済保険、これらで25万2,000円ということで、これらをまとめますと、21年度当初の住宅管理関係では2,364万3,000円という内訳となっております。
◯議長【松本 清君】1番、勝山修輔君。
◯1番【勝山修輔君】できないのですから、私が説明してあげましょう。給与は2名になっています、町では、それが1名だというから、これもまた不思議なことです。職員が2名か1名かわからなくて、この紙が出てくるのですか。経費の紙は出てくるのですか。そんなに、あの分厚い紙には書いてあるんですか。分厚い紙って、わかりますか。こんな予算書です。予算書に2人なのが、なぜ1人と答弁するんですか。2人の給料です。給料からすべてざっと、退職金の積立金から、勤勉手当、期末手当、児童手当、〇〇手当、〇〇手当と全部手当を足しますと、管理費にかかる金は4,385万2,000円になります。2名分です。これを割る2にしますと484万500円、1カ月40万円です。手当や何かを計算していきますと、1人の人を雇うのに1カ月、83万1,259円かかるんです。時給にすると3,463円です。これで、町営住宅ですから家賃が入ります。それを得る、歳出と歳入を差し引きますと898万9,000円が残るんです。これだけ残るお金を費やすのに、これだけの費用をかけるんです。これこそ民間委託をしたほうがよろしいのではないでしょうか。
 だってそうでしょう。施設管理費が65万円、毎年かかるんです。設計委託料が90万円、何を設計するのかわかりませんが、毎年かかるのです。工事費が1,920万円、毎年かかるんです。どこを直しているのか、だれもわかりませんよ。行政改革と関連しますが、町営住宅の経費をもらって職員の給料を払って赤字がでかいならば、それは民間委託にしたほうがよほどいいということではないでしょうか。そうでしょう。だれが考えてもそういうことでしょう。1,995万円、2,000万円もかけて800万円そこらをもらうのに、どちらが得なのかわかりませんか。こんなこと、今までの議員さんでやったことはないでしょう。これこそ図書館の職員をかえるとか、かえないということよりも民間委託することなんですよ。いかに管理費が高いかということをよく頭に入れてください。高いか、安いかが判断つくのでしたら答弁をお願いします。
◯議長【松本 清君】副町長。
◯副町長【青山誠邦君】議員ご指摘のように、行政改革を進める中で、官から民へと、民間活力の導入ということは大きな柱の1つということになっておりますので、今後、民間委託をする場合のメリット、デメリット、あるいは、問題、課題などを検証してまいりたいと考えております。

平成21年9月定例会報告その5

◯議長【松本 清君】1番、勝山修輔君。
◯1番【勝山修輔君】町長。
◯町長【猪瀬成男君】勝山議員のご質問でございます。簡単に、一ロで申し上げれば、年度の決算、1年間の収支報告を聞きたい、また、民間委託をしているのに職員を何人常駐させているのかということになるのだろうと思うんです。その中で細かいことが出てまいりました。ご指摘のとおり、そういうことでございますが、やはり、私たちは、町民の多くの皆さんのご意見というものにおいて、いろいろな目的を持って設立をさせていただきました。1年目でございますので、いろいろ試行錯誤中ということでございます。赤字、決していいことではありません。このことにつきましては、全力を挙げて、やはり、この月曜日云々とか、あるいは、もろもろのこと、これはご指摘をされて、私たちも検討をしないわけではございませんので、1年目なので1年だけのきちんとしたトータルは出しております。
 もう1つは、やはり、この3万1,000人という人口、そして、最後にご指摘を受けました、サウナがあるのと、ないのとでは100人違う。それこそ、多くの人から、なぜあそこにサウナをつけなかったのかと。このことについては、ちょっとお話し申し上げましたように、建設検討委員会もございましたし、それから、あそこの理念と、もう1つは、どういうふうな方向で行くのだろうと。そういうときにサウナという意見も出ましたが、サウナは、もっともっと後の話でもいいのではないかということでつけていない。1年間の間に、できることはこれからも努めてまいります。そして、赤字の解消も、当然、税金でございますからやっていかないといけないと思いますので、ご指摘の点につきましても十分、私たちというよりは、町長として検討させていただきますので、ひとつ、そのようなご理解をしていただきたいと思います。
 以上です。
◯議長【松本 清君】1番、勝山修輔君。
◯1番【勝山修輔君】私は、町長に意見を言ってほしくなかったのです。これは平均の給料の話をしたのです。ここに座っている方々はそれより給料が高いのですから、少なくとも、1日の時給が倍ぐらいになっていると私は思っています。そのことを1つも把握しないでいるということを、私はここで言ってみたいと思っています。ですから、何々委員会がやったとか、何々委員会が決めたということ、それは「嘘も方便」なんです。やってもいないんです。これは、後日、この最後に行政改革で私が質問しますので、2番目の町営住宅について入らせていただきたいと思います。
 2に入りますが、町営住宅の管理・運営で、維持管理のためにかかる職員の人件費はどのくらいかお聞かせください。また、今後、町営住宅の運営方法について、何か新しいものを考えていることがあれば、お聞かせください。そんなことをちょっと発言していただければと思います。
◯議長【松本 清君】副町長。
(副町長青山誠邦君登壇)
◯副町長【青山誠邦君】ただいまのご質問の前段の部分、町営住宅の管理・運営にかかる職員の人件費についてですが、平成21年度の当初予算で申し上げますと、職員2名分として1,995万1,000円を計上しております。そして、実際に町営住宅にかかる事務につきましては、主任職員1名が担当しているところでございます。
 次に、後段の部分、今後の町営住宅の管理・運営方法について何か新しい方法を持っているのかについてですが、現在の町営住宅につきましては、第6次総合計画に基づき、町直営で町営住宅の運営、維持管理に努めているところでございます。したがいまして、今後の町営住宅の運営につきましては、今の時点におきましては、特に新しい方法等は考えておりません。
 以上で答弁とさせていただきます。