平成21年9月定例会報告その10

◯議長【松本 清君】1番、勝山修輔君。
◯1番【勝山修輔君】議会運営委員会で「達成率はどなたが決めたのですか」ということを言ったら、「行政懇談会で諮りました」というふうに聞いたから、私は言っているのであって、今さら、言っていないのなら、じゃあ、自分でやったことを自分で評価するだけですかということになりますね。「私は、100%になったのです」と言えば、それで通るんですか。これは何のためにつくって、我々に配付したんです。自分で、自分のことを評価するのなら、こんなものは必要ないのですよ、自分で言っていればいいことですから。ましてや、この町の行政改革の実施状況を調べました。企画課で46件、総務課で94件、あとは、税務課で11件、そうすると、この町は、税務課と企画課と総務課で成り立っているということなんです。パーセンテージで言いますか。この評価は、70%を、その3つの課で評価しているのです。そうすると、あと残りの人は要らないということではないですか。そういう結果にならないですか。自分でやったことを自分で評価して、それが行政改革ですか。だれが聞いても、だれに説明してもおかしくはないですか。これをだれが印刷するんですか。これも税金ですよ。これだけの件数をつくって、70%が3つの課、税務課は皆さんからお金を取るのですから、これはなくなっては困るから、これはやるでしょう。でも、企画課と総務課の2つだけで、あとの課長は要らないということになるんですよ。そうではないでしょうか。これに対してお答え願います。
◯議長【松本 清君】副町長。
◯副町長【青山誠邦君】取り組みの達成状況の評価につきましては、事業が多岐にわたることや、あるいは、判断には専門的知識が必要なことから事業を計画実施している所管課において現状分析、自己評価を行い、効率性や効果等を検証し、今後の方向性や事務事業の改善に結びつけていくことを目的に実施しているところでございます。また、所管課による自己評価は、職員が漫然と事務事業を行うのではなくて、効率性や効果を検証することにより、職員の意識改革を促す意味合いも持っているところでございます。このように、集中改革プランの達成状況を評価いたしましたものにつきましては、行政改革懇談会、ここには議会の議長さん、あるいは、総務文教常任委員長さんが入ってくださっておりますが、その行政改革懇談会に提出して報告をし、意見提言等をいただいてきたところでございます。
◯議長【松本 清君】1番、勝山修輔君。
◯1審【勝山修輔君】そうすると、今、専門職なので職員以外はできないという回答でしたら、この懇談会に来た人を愚弄しているんですか。お答え願います。
◯議長【松本 清君】副町長。
◯副町長【青山誠邦君】職員による自己評価はおかしいのではないかということで、そういうご指摘だと思うんですが、確かに、職員が自己評価するのは、手前みそになったり、点数、評価の仕方が甘くなったり、主観的になったりという恐れ、懸念もございます。そうしたことから、第三者による評価を導入するということもかなり意義があることだと考えております。先ほど申し上げましたが、議会の代表の方にもお入りいただいております行政改革懇談会を設置しておりますので、委員さんのご意見等を承りながら、第三者による評価ということの導入も含めて考えてまいりたいと考えております。