平成24年6月定例会その16

5番【勝山修輔君】
 それでは、分限の休職ですか、分限ではありませんかということをお聞きします。
議長【隅内正美君】
 副町長。
副町長【青山誠邦君】
 地方公務員法で定めておりまして、病気休職の形をとっております。地方公務員法第28条第2項第1号、これが病気休職の規定でございますが、本町の条例の休職の効果ということで、第3条第1項には、法第28条第2項第1号に規定する休職の期間については、3年を超えない範囲において休職を要する程度に応じ、個々の場合について任命権者が定めるということでございます。制度上はこのようになっているわけでございます。地方公務員法第28条第2項第1号の病気休職につきましては、3年を超えない範囲で任命権者が必要に応じて与えることができるという話ではございます。
議長【隅内正美君】
 勝山修輔君。
5番【勝山修輔君】
 私が聞きたいことは、その人がどうこうでなくて、そういうものをつくって、3年と言えば、その方は多分60歳になります。そうすると定年までいられるということになるのです。3年までいられるのだということを明確に副町長が言って、町長が決めたということで、一件落着になってしまうのです。それを一般企業に置き換えると、私的企業では3カ月4カ月で退職の規定に入るそうです。大手企業でも6カ月以上の長期休暇になるとそのような規則があるそうです。3年というのは、いくら公務員でも長過ぎるのではないでしょうか。それが、どうしてこういうふうなことが起きてくるのか、私には理解できないのです。
 これだけ私が言っているのは、どなたのために質問しているのかわかってくださる方が、ここに一人でもいてくれたら幸いです。
 これだけのことをして先日も、リークした、リークしない、何したという質問が議員の方からあったようですが、このように、リークし合うような職場にした責任者は一体だれなのかということになります。人事権を握っていた、一人の人と言ったら語弊があるのなら、数人の方がそういうことをしてきたということなんでしょうか。それで、同じ職場に13年も置いておくなんていうことが、この職場にいる幹部の中にはこの人を除いては一人もおりません。そうすると、そういうことが癒着の原因だというふうに、ちまたで言われているのです。それは、少なからず、その人がいることによって便宜上都合がいいということで、人事権を振り回したり、自分の都合のいい人事を13年も14年も同じ箇所においたと思うんです。副町長にお聞きしますが、これだけの失態をしながら、次期も役職に固執したいと思っているのでしょうか。私の思いは未来に向かい、新しき体制ができることを夢見て世代交代を望んで私の質問を終わりたいと思います。
 農業委員会のことやいろいろなことも人事で言いたかったのですが、都合のいい人事をずっと続けていくと、やる気のない職員が多くなるということです。かいつまんで言えば、いいところがあるかわりに、悪いところも多くなるのです。一人の人間によってこのような人事管理がされているということが私にとって一番納得のできないことであります。
 これで質問を終わります。

平成24年6月定例会その15

議長【隅内正美君】
 副町長。
副町長【青山誠邦君】
 質問の趣旨がよく理解できませんので、答弁のしようがございませんが、この分限条例で、今ご指摘の病気休職につきましては3年を超えることができないという規定は、先ほども申し上げましたとおり、以前からこの条例は制定になっております。そのほか、町のいろいろな行政の決め事の中には、規則であるとか、規定であるとか、要綱とかがありますが、条例が一番上位の規定となっております。これは繰り返しになりますが、以前からこういう規定はあったということでございます。
 ただ、任命権者の人事の不手際でどうのこうのという発言でございますが、だれを指しているのかちょっとわかりかねますが、個別の案件について人事上、どうしたこうしたとか、そういう話についての答弁は、この場では差し控えたいと思います。
議長【隅内正美君】
 勝山修輔君。
5番【勝山修輔君】
 私が調べた範囲内で言いますと、県内26の市町村でこのような規定は上三川町以外にはないと思いますが、副町長はあると思いますか、ないと思いますか。
議長【隅内正美君】
 副町長。
副町長【青山誠邦君】
 この分限条例の3条の1項の規定におきましては、これは20の市町村、これは共通の規定であるというふうに理解しております。たまたま昼休みに高根沢町の分限に関する手続及び効果に関する条例を見ましたが、本町の規定と全く同様でございます。
議長【隅内正美君】
 勝山修輔君に申し上げます。第3条の規定に書かれているものでございますので、それには相違ないと思っておりますので、質問を変えてください。
5番【勝山修輔君】
では、条例ではなく規則にしたことが故意か、故意ではないかわかりませんが、規則にしたことの意味は何なのか。又、病気で休んでいる総務課の職員は、例えば、3年といえば退職まで出勤しなくても身分の保障があるということでしょうか。これは副町長、答えられるでしょう。
議長【隅内正美君】
 質問者に申し上げます。条例の内容ですか、規定の方でしょうか。
(「規則です、規定のほうです、条例ではなく」の声あり)
それで、質問の内容をもう一度お願いします。
5番【勝山修輔君】
 今現在、総務課の職員は規定どおりに3年間、休職していても身分の保障があるということになっていますが、それはどのくらいの身分の保障があるのですかということをお聞きしたのです。
議長【隅内正美君】
 人事上、個別の話でありまして、質問を変えてください。内容で、どういうということを具体的にお話しください。

平成24年6月定例会その14

議長【隅内正美君】
 勝山修輔君。
5番【勝山修輔君】
 副町長、ないわけないじゃないですか。私が言うことではないから副町長に聞いているんです。ないわけはないでしょう。じゃあ、なぜつくったかまで言わないといけませんか。今、私は、なぜこの条例がこの時期に制定されたかということをお聞きしたかったのです。言っていただかないのでは、このまま続けますから結構です。
 では、その制定したことがないというならば、病気休職で長期療養した職員は今までにおりましたか。又、今はおりますか。
議長【隅内正美君】
 副町長。
副町長【青山誠邦君】
 現在のところ、病気休暇取得中の職員は1名おります。
議長【隅内正美君】
 勝山修輔君。
5番【勝山修輔君】
 以前にはそういう方はおりましたか。あなたの在職中のことでも構いません。
議長【隅内正美君】 
 副町長。
副町長【青山誠邦君】
 31年にさかのぼってというと、ここに資料はございませんが、最近、近年において病気で休職した職員は4名おりました。
議長【隅内正美君】
 勝山修輔君。
5番【勝山修輔君】
 その4名のときにそのような条例をつくって差し上げたらよかったのではないでしょうか。現在1名の方のために、(その方に私が何かをしているわけではありませんが)3年間いられるような条例をつくったと聞き及んでおります。そうすると、特定の職員を救うために制定したのではないでしょうか、副町長。
議長【隅内正美君】
 副町長。
副町長【青山誠邦君】
 この病気休職について3年を越えることはできないという規定になっておりますが、これはずっと以前からそういう規定は存在しております。
議長【隅内正美君】
 勝山修輔君。
5番【勝山修輔君】
 私が調べた限り、そういう条例はありますが、規定に盛り込んだことはございません。
 それでは、任命者側の人的ミスにより職員が病気になり、退職を余儀なくされたものを、それは申しわけないというのか、どういうことなのかわかりませんが、職員の身分の任命責任者が自分を守るために、自分たちに都合よく制定したのではないかというふうに私は取りますが、どうですか。

平成24年6月定例会その13

議長【隅内正美君】
 勝山修輔君。
5番【勝山修輔君】
 答弁いただきましてありがとうございました。一般的な社会でも経費節減、人件費の節減、いろいろなことを民間業者も、上三川町にある大手企業日産工場でも取り組んでいると思います。公務員にはさまざまな業務が課せられ、働く者としての権利が制限されるかわりに、身分の保障がされています。私的企業と比較した場合、解雇されにくい、意に反してやめさせられることはないと一般的に言われます。しかし、片や公務員には、分限処分というものがあります。一般の公務員で勤務成績がよくない場合、心身の故障があった場合、職務の遂行に支障があった場合、また、これに耐えられない場合など、その職に必要な適正を欠く場合とありますが、本町の条例にも、上三川町職員の分限に関する条例、また別の規則として上三川職員の病気療養、給与、期間に関すること。4条では分限の条例、3条の1項に規定するとありますが、この条例の規定と設置目的についてお伺いしますが、条例の規定の関連性についても質問したいと思います。この3年間という規定を規則第4条の分限条件の第3条1項に規定する3年の期間を計算にうたわれていますが、これを制定した時期はいつでしょうか、副町長。
議長【隅内正美君】
 副町長。
副町長【青山誠邦君】
 これは条例制定当初からこのような規定が定められていると思います。昭和31年3月28日に条例を制定しております。
議長【隅内正美君】
 勝山修輔君。
5番【勝山修輔君】
 では、つい最近、条例をつくった経験はございますか、ございませんか。職員の勤務に対する規定をつくったことはありますか、副町長。
議長【隅内正美君】
 副町長。
副町長【青山誠邦君】
 その時々で国の法律、あるいは県の条例等が変わる都度、それと適応させるために職員の勤務、服務とか、そういうものについては適宜改正を行ってきているところでございます。
議長【隅内正美君】
 勝山修輔君。
5番【勝山修輔君】
 最近、条例をつくりませんでしたかと聞いているんです。最近の話です。つくりましたか。
議長【隅内正美君】
 副町長。
副町長【青山誠邦君】
 条例はいろいろ定めておりますが、職員の分限に関係する条例につきましてはございません。
議長【隅内正美君】
 勝山修輔君。
5番【勝山修輔君】
 勤務について条例をつくりませんでしたか。
議長【隅内正美君】
 副町長。
副町長【青山誠邦君】
 勤務についての新たな条例の制定というのはございません。

平成24年6月定例会その12

議長【隅内正美君】
 町長。
町長【星野光利君】
 加工所も長年の歴史の中で今までのような形をとっているというふうに認識しておりますが、先ほど申しましたように、上三川町のいろいろなブランド、カンピョウの加工品とか、いろいろなブランドを今のように広めてくださって実績も非常に評価しておりますので、今ある形でそのまま続けていって上三川町のブランド力を広めていっていただければと思っております。
議長【隅内正美君】
 勝山修輔君。
5番【勝山修輔君】
 それでは町長、経費削減の見直しにはならないということですか。どうでしょうか。
議長【隅内正美君】
 町長。
町長【星野光利君】
 経費削減という側面と、あとは町のブランドを県民、もしくは全国に広めていただくということで考えますと、プラスマイナスがあると思いますし、その方たちの活動によって上三川町のブランド力が高まれば、総体的に町としての売り上げもプラスというふうに考えますので、そこだけの経費を削減するというだけでなくても結構だと思います。
議長【隅内正美君】
 勝山修輔君。
5番【勝山修輔君】
 それは町長が、そういうことは見直さないのだということで理解して、3番目の人事管理について質問いたします。
 1つ目、「適正な人事管理とは何か」、2つ目「職員の身分について」、3つ目「町職員の分限」に関する質問をしますので、明快な答弁をいただきたいと思います。
議長【隅内正美君】
 執行部の答弁を求めます。副町長。
副町長【青山誠邦君】
 ただいまのご質問にお答えいたします。
 まず、1点目の「適正な人事管理とは何か」につきましては、既に昨年の9月議会、今年の3月議会の一般質問においてお答えしたところでございます。人事管理につきましては、人事評価、人材育成、職員定数、給与、健康管理、福利厚生などが含まれるものと考えております。人事評価につきましては、今年度より新たな評価制度による評価を開始いたしました。また、人材育成につきましては、人材育成基本方針に基づきまして職員の能力開発を進めてまいります。職員定数につきましては、職員適正化計画により適正な定員管理を行ってまいります。職員給与につきましては、給与水準の適正化を図ってまいります。さらに、職員の健康管理につきましては、安全衛生管理委員会を立ち上げ、職員の健康管理対策を充実させてまいります。職員の福利厚生につきましても、新たな事業を取り入れるなど充実を図ってまいります。
 次に、2点目の「職員の身分について」ですが、地方自治法や地方公務員法で定められております。地方自治法においては、第172条で、「職員の任免権は、普通地方公共団体の長にあること、また、職員の任用、給与、勤務条件、服務等の身分の取り扱いに関しましては、地方自治法に定めるものを除くほか、地方公務員法で定める」とされております。
 また、地方公務員法では、それぞれの取り扱いについて個別に条文が定められており、さらに、法令の定めにない部分につきましては、町が条例等で定めることとなっております。
 3点目の「上三川町職員の分限に関する条例」につきましては、地方公務員法第28条第3項の規定に基づきまして、「上三川町職員の分限に関する手続き及び効果に関する条例」が定められております。その内容は、職員の意に反する降任、免職及び休職を行う際の手続き方法、及び休職中の職員取り扱い等に関して規定しております。
 以上で答弁を終わります。

平成24年6月定例会その11

議長【隅内正美君】
 町長。
町長【星野光利君】
 町の税収が今年度も不足しているということは議員もご存じのとおりでございますが、そういった中で、今までのような予算を編成するのは非常に難しいということで財政適正化計画を策定させていただきました。その中で、すべての歳出を見直すということで、企画の財政係を中心にすべての支出を見直ししているところでございます。
 何を健全にしたかというお話ですが、税収が減っていますので、すべての部分の歳出を見直すということで、絶対的に町の財政が健全化に向かうようにということで、どこを特別に健全化とか、そういうふうな目標があるわけではなく、すべての歳出の見直しと、すべての財政の健全化を図っているということでございます。
議長【隅内正美君】
 勝山修輔君。
5番【勝山修輔君】
 私が何度も改善センターにある加工所のことをお話ししましたが、それも経費節減の一環に考えられる問題だと思いますし、町にある民間委託したものも精査する必要があるというふうに思います。そういうむだがなくなって初めて健全であるということになることは、今まで、むだだ、むだだというふうに私が議会で申し上げてきたことの見直しも考えていただけるということでしょうか。前町長は、「疑問がある」ということを言っておやめになりました。その後は前の産業振興課長とか、青山副町長は、これからもそれを続けるのだと、前町長は見直すのだと、そうすると、町長はどのようなお答えを出すのでしょうか。
議長【隅内正美君】
 町長。
町長【星野光利君】
 PDCAの考え方に基づきまして、すべての事業の見直しはこれからも続けていく考えでございますし、改善にはすべての事業で努めていきたいと考えております。
 加工所の問題につきましては、今、月に一度、県庁で物産展のようなものを実施しております。毎月15日とか18日くらいだと思いますが、そこに加工所の皆さんが上三川町の野菜とか、そういうものを出店してくださっています。私も県庁のほうに行く用事があるときはなるべく立ち寄るようにしていますが、上三川町の野菜は一番先に売れているのが評価されております。上三川町の野菜ということで先にお客様が来てくださっている、それをPRしてくださっているということは、非常にあの方たちには感謝しているところでございます。
議長【隅内正美君】
 勝山修輔君。
5番【勝山修輔君】
 そういうことでしたら、加工所に町から光熱費を出す理由は何もないはずです。それだけ売れているということは自力でやっていけるということです。それで、家賃を取っているわけではありません。使用料は微々たるものです。使用料をいただかず、電気、ガス、水道を自分たちで持つなら、町の財政は年間で130万円ぐらい浮くということになりますが、そのような計画はございますか。

平成24年6月定例会その10

議長【隅内正美君】
 執行部の答弁を求めます。町長。
町長【星野光利君】
 ただいまのご質問の「今後の政策」につきましてお答えいたします。
 本町では現在、平成27年度を目標とする「上三川町第6次総合計画」をまちづくりの指針といたしまして、その基本構想に掲げております基本理念、第1点目が「安心・安全のまちづくり」、第2点目が「活力あるまちづくり」、第3点目が「協働・自立のまちづくり」を積極的に推進していくものであります。これら3つの基本理念に基づく町の将来像、「より安心・安全で活力のあるまち 上三川」の実現を図るため、次の5つのまちづくりの基本目標に基づき諸施策を推進するものでございます。
 その基本目標の1つ目が「人々が集う快適な生活環境・基盤のまちづくり」2つ目が「だれもが元気になる健康福祉のまちづくり」、3つ目が「人が輝き文化が香る教育文化のまちづくり」、4つ目が「活力に満ちた元気産業のまちづくり」、5つ目が「ともにつくる協働・自立のまちづくり」であります。これら5つのまちづくり基本目標のもと、「より安心・安全で活力のあるまち 上三川」の実現に向けまして諸施策を推進してまいります。
 具体的な事務事業の実施に当たりましては、事業を精査し、短期的に取り組むもの、また、中長期的に取り組むものを整理した上で、新たな事業につきましては順次、実施計画に計上し、予算化を図り取り組んでいきたいと考えております。
 以上で答弁を終わります。
議長【隅内正美君】
 勝山修輔君。
5番【勝山修輔君】
 町長の意気込みを聞かせていただきましたので再質したいと思います。
 町長は以前、「健全な財政を維持するためにすべての経費について徹底的な精査を行います」と言っておりますが、それでは、何を健全にしたか、ちょっとかいつまんでお話ししていただけますか。私は町長と何らわだかまりもありませんし、親しくお話しした機会もありませんので、提灯記事のようなおほめのことが言えない私なものですから、そういうことが言えない人間だと思ってご理解ください。
 私が聞きたいことは、何を健全にしたか、結果はどうなったか、どこを見れば町民にわかるのか、すべての経費を徹底的に精査した結果はどこにあるのか。この4つをちょっとかいつまんで説明してください。

平成24年6月定例会その9

5番【勝山修輔君】
 ではそのように言われたのでは、最後に言います。すべてをカットしたり、国民健康保険を大事にするためにカットしたとするならば、簡単に言えば、町民をいじめただけですか。それとも、町の権力者は私なのだ、町民は働きバチか労働者なのだと、一人の人間がそれをやっているようにしか聞こえなくなるのではないですか。だって、病人は病気になりたいよと言ってなっているわけではないのです。その人に「病院にいくな」「薬をもらうな」ということはそういうことと等しいと思うんです。ですから、私は、いろいろなものをカットするのは結構です。財政がなり行かなければカットするしかないのですから。それでは、そのカットを町民だけにしないで、あなた方もこれだけカットをしたということを示したほうがよろしいのではないかという質問をしているのです。そのことについて、副町長の見解をお聞きします。
議長【隅内正美君】
 副町長。
副町長【青山誠邦君】
 何か、私が一存でカットしろとか、予算をこうしろとか、ああしろとかと言っているようなご指摘でございますが、そのようなことは一切ございません。例えば、国民健康保険税の値上げにしましても、国民健康保険運営協議会という機関がございまして、その中で十分検討した中で答申をいただき、その結論に基づきまして税条例の改正案を議会に提案しまして、議会で可決をされて、それで国保税の値上げを実施しているということでございます。きちっとした機関がございまして、その機関の議決ないしは決定を受けた中で公務は執行しているわけでございまして、決して私の一存で町政を欲しいままにするということはありませんので、誤解のないようにお願いしたいと思います。
議長【隅内正美君】
 勝山修輔君。
5番【勝山修輔君】
 私が誤解をしているのか、副町長が誤解をしているのか私にはわかりませんが、1年目の町長にそれだけのことが・・・
私だって4年やってまだわからないところばかりです。どうして行政というのはこんなにわからなく書類をつくったりするのかなというふうに思っています。まして、町長が1年でそんなことを把握できるはずがありません。ということは、副町長が執行者に、こうです、ああですということを言わなかったらもっと町長は知らないのではないですか。それを踏まえて、2番目の行政の町長の考えについて、また、町長の今後の施策についてわかる範囲で結構ですので、説明をいただければ幸いです。

平成24年6月定例会その8

議長【隅内正美君】
 勝山修輔君。
5番【勝山修輔君】
 では、私は再度聞きますが、町民に対して町からの補助金をカットし、何に充当されたか、明快な答えは出ますか、副町長。
議長【隅内正美君】
 副町長。
副町長【青山誠邦君】
 今般の24年から26年までの3年間にわたります上三川財政適正化計画の中で、経常的な経費については10%、臨時的な経費については15%削減するということで、そういう方針のもとで24年度の予算を編成したところでございます。補助金等を削減したものについては、福祉であるとか、教育であるとか、そうした部分に充当しております。まだ細かく、幾ら節減したものを福祉の部分、あるいは扶助費の部分、教育の部分に具体的にどれくらい充当したかということはちょっとここでは申し上げられません。
議長【隅内正美君】
 勝山修輔君。
5番【勝山修輔君】
 先日、観光協会の役員会で、上三川夏まつりは上三川町の活性化になるということと、上三川町のPR効果も兼ねて、まつりを成功させるために一生懸命取り組んでおりました。その折、商工会の協賛金のカットを新会長が申し出られました。そのとき副町長は、「夏まつりには町から補助金を出しているので、商工会から協賛金を出してもらうのは筋違いだ」というふうにお話をしておいででした。それではもう1つ聞きますが、私たち町民にいろいろと資金カットをさせて、その他の分野で経費節減の方策を打ち出さず、行政をやっていくことこそ本当に筋違いだと思いますが、副町長はどう思いますか。分からなければもう一度言います。町が「経費節減をやっているよ」とか、紙に書いたものを提示して「これだけになったのですよ」と言ったのでは町民一人一人には分かりにくにのではないかと思います。だから、町民の方々によく周知させるようにすべきです。この周知させるという行為、及び方法については、町民の誰しもが分かりやすく納得できるものでなければなりません。つまり、情報伝達、具体的手段については一層考えていかなければならない、ということです。その具体的手段とはどういうものであるかも、よく説明していただきたいと考えます。
議長【隅内正美君】
 質問者に申し上げます。経費節減と国民健康保険からの質問をお願い申し上げます。
勝山修輔君。

平成24年6月定例会その7

議長【隅内正美君】
 主観は結構ですので、公的なお話をお願いします。副町長。
副町長【青山誠邦君】
 行政改革につきましては、平成23年8月29日に22年度の実績の状況報告であるとか、その前に、平成17年から21年度の5ヶ年の実績については、さきの22年3月1日の成果がまとまりましたので、22年8月19日の議会にも報告したところでございます。人件費の削減であるとか、物件費の削減であるとか、いろいろそういうものについては鋭意努力しまして行政改革に努めているところでございます。
 一番最近の行政改革の実績の報告ですと、22年度の報告ですが、これにつきましては、職員の評価と外部の委員さんによる評価をしていただいたところですが、外部の委員さんの評価の平均点数は71.5%という状況でございました。経費の削減効果につきましては6,153万円という形になっております。
 その第1期の集中改革プランにつきましては、先般報告したとおりでありますので、ここでは数字を述べることは差し控えたいと思いますが、行政改革も全力を挙げて取り組んでまいりたいと考えております。
議長【隅内正美君】
 勝山修輔君。
5番【勝山修輔君】
 何%だということを一生懸命町民の方に言っていますが、根本のお金がわからない人に79%、40%と言ってもわかりません。ですから、私がこういうことを言う前に、行政では、去年7億5,000万円かかったのですが、6,000万円しか経費節減できなかった。ですから、町民の皆さんに、健全な経営をしていくのにはどうしても4,000万円足りないから、その分、協力してくれませんかと言えば、簡単明瞭でわかりやすいと思っております。これからも回りくどい話をするのはやめて、一人一人が、「しょうがないな、これだけ痛いけど、今日は病院に行くのをやめるよ」という気持ちになるような行政が行政だというふうに思っております。すべて、国民が借金を背負って、何兆円という国の財産は、ここにいる皆さんが背負っているわけです。上三川町の負担も負っているのですから、町民が理解できるような説明をする義務があるのではないかと思います。副町長はどのように思っていますか。
議長【隅内正美君】
 副町長。
副町長【青山誠邦君】
 行政改革の実績の報告であるとか、国民健康保険の医療費の状況であるとか、町の財政の状況であるとか、そういうものについては節目、節目で広報、あるいは町のホームページで周知を図ってきたところですが、なお、その辺については不十分だというご指摘でございますので、今後、住民の皆様に的確に情報を提供するように、お知らせするように努力はしてまいりたいと思っております。