平成21年9月定例会報告その6

◯議長【松本 清君】1番、勝山修輔君。
◯1番【勝山修輔君】それでは、今、何も考えていないということであれば、町営住宅の管理費について質問いたします。
◯議長【松本 清君】副町長。
◯副町長【青山誠邦君】町営住宅の管理費というお話でございます。町営住宅の管理費につきましては、人件費、先ほど専任1名ということで申し上げましたが、人件費、いわゆる職員の給料、職員手当、通勤手当、扶養手当、そういうものと共済費、健康保険組合の負担金等でございますが、合わせまして1,995万1,000円ということでございますが、これが、1名分が担当しておりますので、2で割りますと約1,000万円というような人件費でございます。
 そのほか、消耗品とか修繕料で186万円、大きなところでは、委託料、害虫の駆除とか施設の管理委託ですが、これが157万円、負担金ということで、公営住宅の火災共済保険、これらで25万2,000円ということで、これらをまとめますと、21年度当初の住宅管理関係では2,364万3,000円という内訳となっております。
◯議長【松本 清君】1番、勝山修輔君。
◯1番【勝山修輔君】できないのですから、私が説明してあげましょう。給与は2名になっています、町では、それが1名だというから、これもまた不思議なことです。職員が2名か1名かわからなくて、この紙が出てくるのですか。経費の紙は出てくるのですか。そんなに、あの分厚い紙には書いてあるんですか。分厚い紙って、わかりますか。こんな予算書です。予算書に2人なのが、なぜ1人と答弁するんですか。2人の給料です。給料からすべてざっと、退職金の積立金から、勤勉手当、期末手当、児童手当、〇〇手当、〇〇手当と全部手当を足しますと、管理費にかかる金は4,385万2,000円になります。2名分です。これを割る2にしますと484万500円、1カ月40万円です。手当や何かを計算していきますと、1人の人を雇うのに1カ月、83万1,259円かかるんです。時給にすると3,463円です。これで、町営住宅ですから家賃が入ります。それを得る、歳出と歳入を差し引きますと898万9,000円が残るんです。これだけ残るお金を費やすのに、これだけの費用をかけるんです。これこそ民間委託をしたほうがよろしいのではないでしょうか。
 だってそうでしょう。施設管理費が65万円、毎年かかるんです。設計委託料が90万円、何を設計するのかわかりませんが、毎年かかるのです。工事費が1,920万円、毎年かかるんです。どこを直しているのか、だれもわかりませんよ。行政改革と関連しますが、町営住宅の経費をもらって職員の給料を払って赤字がでかいならば、それは民間委託にしたほうがよほどいいということではないでしょうか。そうでしょう。だれが考えてもそういうことでしょう。1,995万円、2,000万円もかけて800万円そこらをもらうのに、どちらが得なのかわかりませんか。こんなこと、今までの議員さんでやったことはないでしょう。これこそ図書館の職員をかえるとか、かえないということよりも民間委託することなんですよ。いかに管理費が高いかということをよく頭に入れてください。高いか、安いかが判断つくのでしたら答弁をお願いします。
◯議長【松本 清君】副町長。
◯副町長【青山誠邦君】議員ご指摘のように、行政改革を進める中で、官から民へと、民間活力の導入ということは大きな柱の1つということになっておりますので、今後、民間委託をする場合のメリット、デメリット、あるいは、問題、課題などを検証してまいりたいと考えております。