平成21年9月定例会報告その9

◯議長【松本 清君】副町長。
(副町長 青山誠邦君 登壇)
◯副町長【青山誠邦君】通告質問書に従いまして、行政改革について答弁をいたします。
 現在本町では、平成17年度から平成21年度までの第3期上三川町行政改革大綱及び行政改革実施計画書であります集中改革プランを策定し、全庁を挙げて行政の改革・合理化及び財政構造の安定性・健全性を目指し取り組んできたところでございます。
 質問書にありますような、町職員の人件費、あるいは職員の削減につきましては集中改革プランの中に盛り込み、推進しているところでございます。これまでの実施内容を申し上げますと、人件費につきましては、毎年行われます国、県の給与是正の勧告、いわゆる「人事院勧告等」をもとに、町におきましても国、県にならい、削減に向けた取り組みを行ってまいりました。さらに、独自の取り組みといたしまして、これまでに各種手当の削減見直しや給与制度の見直しを行い、実績を上げてきたところでございます。今後も職員給与の適正化につきましては、人事院勧告等に基づくものだけでなくさまざまな検討、研究をしながら努力をする考えでございます。
 次に、職員の削減につきましては、集中改革プランと並行しまして、平成17年度に5年間の「定員適正化計画」を策定し、職員数の削減に努めてまいりました。この計画では、具体的に各年度ごとの目標を設定いたしまして、職員定数の適正化に努めております。その内容が住民にもわかりやすいように、広報誌や町ホームページを活用して実施状況の公表を行い、職員定数の削減に努めております。
 今後は、平成21年度で計画年次が終了いたしますので、新たな「定員適正化計画」を策定し、住民サービスを低下させることなく、適正な職員数の中で、行政の効率化、スリム化に努めてまいりたいと考えております。
 以上で答弁を終わります。
◯議長【松本 清君】1番、勝山修輔君。
◯1番【勝山修輔君】今、副町長が言った平成20年度のこの紙に、「民間委託の導入」とか、「時代の二一ズに即応した組織機構の見直し」「給与水準の適正化」「財政の健全化」と、こんなものがあります。これに何%できたかという表現がついています。90%、80%、70%、100%と、ものの見事に点数がついています。そこでお尋ねしますが、この点数はどなたがつけたのでしょうか。それで、先日、行政改革懇談会で点数をつけたということなので、この紙をもらいました。この中に立派な方がたくさんいらっしゃるので聞きにいきました。「点数はどなたがつけたのですか」ということを聞きました。「点数とか、100%できたとか、私たちは1つも発言していません。勝山議員が言うようなことを発言した人もいました」と。では、100%、できたと書いてあるのに、ここにいた人は点数ができたとか、できないとか判断したことがないということは、これをつくって100%できたという人はどなたでしょうか、発言してください。
◯議長【松本 清君】副町長。
◯副町長【青山誠邦君】20年度の行政改革実施状況の達成率の評価につきましては、事業の実施担当課による自己評価でございます。行政改革懇談会を設置しておりますが、同委員会の委員さんに達成率の評価をしてもらったということはありませんので、そういうことを職員が言ったというようなお話でありますが、そのようなことはありませんので、職員の自己評価ということでございます。