平成29年9月定例会その12

1.都市計画税とインフラ整備について(つづき)

◆再質問20
私たちの都市計画税を払うのは、一番先に下水、水道が入ったら、みんな仕方がないと今、ずっと支払っています。今、区画整理も何も旧市街はないですよね。それでもずっとこれを払い続けるんです。68憶も。それなのに電気を消す、予算がないからと、噴水も作れない、からくり時計も最初からつけない、私たちの日常に大切な電気をつけて下さいと言っている説明は理不尽でしょうか、町長。

◎回答【町長】
都市計画税を用いて当時の噴水を作ったり、そういったところは当時の計画として、町の景観、そういったところも考えて作られたのだというふうに思います。今、議員がおっしゃっていらっしゃいます防犯灯、安全については、また都市計画税とは別な観点から議論を進める必要があろうかというふうに思います。防犯上、大変問題があるということであれば、きちんとそれは別の予算を使ってでも、きちんと町民の安全のために使う必要があろうかというふうに思いますので、都市計画税とは別に、そういった事実があるとすれば研究する必要があると感じます。

◆今回の質問の終わりに質問者からの一言
ですから、あんな綺麗なものを作って整備するならば、しただけに最後まで責任を持って下さい。防犯上、電気を24時間つけて下さい。つける計画で地中化したんだから。それが今は財源がないからと言って、勝手に9時に電気切るんですよ。それはおかしいのではないですかと言っているのです。行政が作ったものは最後まで責任を持って使ったらいいではないですか。使わないのでしたらやめてもらっていいですよと今、説明しています。街路灯を防犯灯に切り替えていただけないでしょうか。暗いところに住む理由はないので、そう願えますか。予算は使うためにあるのでしょう。使わない為に予算化しないでしょう。そうですよね、幾ら幾らとここに記載してあるわけですから、この中から幾ら使うのかも明確でない。それで、片一方では、雨水の処理をするからと都市計画税はまだ取ると。私が今、言いたいのは、予算化して物事をやっているなら、予算化したとおりやって下さいよという事、できないなら最初からやらないで下さいよという事です。作ってみたものの、噴水は一個も上がらない、街路灯は夜9時に消えてしまう。それじゃ、私たちのお金はどこで、何のために使用されてるのですか。そのお金を使う人が、調整区域にいる人が論議するなんて言語道断ですよ。2番は次回にし、また、次回もこのことの続きをやりますので、私の質問はこれで終わります。

平成29年9月定例会その11

1.都市計画税とインフラ整備について(つづき)

◆再質問19
平成28年から雨水対策として雨水に着手し、これより受益者負担と言いながらも一般財源に取り込んでいるため、受益者の負担関係があまり明確ではないので、課税に対して批判も出るため、それをかわすことで、これでは町民に対して市街化区域に課税ありきの話になるということですよね。一般財源にも含まれているという事を、企画課長が私に説明したのも、都市計画税でこれだけ払っているけど、一般財源でもこれだけ払っているのだというのも一部かもしれません。ですが、街灯を全て防犯灯に変えて下さいというお願いをしたいということなんです。電気を全部切ってもらって、イベントの時だけつければ一番いいことですから、防犯灯だけにして下さいと。噴水も上げないから、お金かけないで、最初から噴水を作らないことですよ。そういう無駄なことをやって途中でやめるなら、最初からつけないようなことを考えて下さい。どうなんですか、町長、やってくれますか。

◎回答【議長】
その前に、一般財源に、企画課長。

◎回答【企画課長】
企画課のほうで確認をとったならば、都市計画税だけではなくて一般財源も使っているというのは、区画整理事業、先ほど言いました都市計画事業ですね、こちらの起債であるとか、あとは工事費に充てた都市計画税がございますね、都市計画税をもっても全てこっちが賄えないという状況で、その中で、ここに一般財も入れた中でこの事業を全部やってきたということでございます。

平成29年9月定例会その10

1.都市計画税とインフラ整備について(つづき)

◆再質問17
検討会で一般財源に入っているからというのは何を意味しているのでしょうか。一般財源に含まれているからとあなた方は検討会で話しているのですよ。書面として残ってい
ます。それが街灯に充当できないということでしょうか。では、お聞きしますが、使っていないといいますが、一般財源に入れたという答弁は何ですか。都市計画税も一般財
源に入れたと検討委員会では言っていますが、それはなぜですか。

◎回答【議長】
先ほどの副町長の答弁で一般財源は使っておりませんという答弁がありました。質問を変えてください。

◆再質問18
じゃぁ、検討委員会で言っているのは嘘なんですか。25年に副町長がいる検討委員会で言っているんですよ。説明してください。

◎回答【副町長】
都市計画税は都市計画関係の起債の償還等に使用しておりますので、一般財源としては、使っている事実はございません。

平成29年9月定例会その9

1.都市計画税とインフラ整備について(つづき)

◆再質問16
副町長が言う通りですから、それは構わないのですが、都市計画税を払っている町民と、払っていない町民の、どこに、どういう差があるかの説明ぐらいは、副町長、説明願い
ます。

◎回答【副町長】
市街化区域につきましては、優先的に市街化を進める地域ということで整備してまいりました。ですから当然、街路の整備とか下水道の整備は先に進んだというわけです。
ただ、一部の地域においては、区画整備事業というか、そういったものに反対だということで、事業の日の目を見なかった地域もございます。そういった意味でおっしゃって
いるのかと思いますが、時代が流れまして、調整区域も全町下水道事業化構想ということで下水道の整備が入りました。下水という観点では、ですから、最近では差がないと
いうような状況になっているかと思います。

◆再質問17
そすると、さっき言いましたように、都市計画税は一般財源に組み入れられるということであれば、街灯に対しても、これは財源は一緒だというふうにとってよろしいでしょ
うか。

◎回答【副町長】
都市計画税を一般財源に組み入れるという意味が私はわからないんですけども、都市計画税は、先ほど申しましたように、起債の償還、下水道とか区画整備とかの償還等に
使っておりますので、一般財源として都市計画税を使っているような事実はございません。

平成29年9月定例会その8

1.都市計画税とインフラ整備について(つづき)

◆再質問15
もう一つ聞きますが、都市計画税の徴収に関して不平等が生じるということが多々あるならば、これは考え直すべきことだと思います。この都市計画税を検討委員会が検討す
るに至った経過というのが、25年の10月にありました。都市計画検討委員会が検討するに至った経過内容をまとめると、都市計画法に基づいて都市計画事業または土地区
画事業に充てる費用として、都市計画区域に指定された市街化区域に存在する土地及び家屋に課税することができる目的税である。本町においては昭和62年から税率0.
2%課税しています。30年間とっている土地事業については、平成11年度に事業が終わったので、これ以上は下水道整備のみとなっていることから、余剰金が生じる前に
税率の見直し、適切な処置を講ずるべきと考えていますと言っております。目安として5年後、平成30年の時点において、税収の見込みや現状を把握した上で、今後の見通
しを立てる課税に関すると課題と必要性を明確にするために調査研究をすると、あります。受益者負担といいながらも一般財源に取り込んでいるのに、受益者負担と関係があ
まり明確ではないので、課税に対して批判が出るために、それをかわすことで、これでは町民に対して、市街化区域の課税ありきの話になるのではないですかと言っているで
はないですか。お話した本人が今いるわけですから、このことを知らなかったとは言えませんよ。都市計画税を全部取り上げるんだということを最初から考えているのではな
いですか。都市計画税を当事者が払っていることも考えないでそんなことを言っていて、とらなければならないというありきたりの話ではないですか。それにとらわれている町
民たちは、不公平ではないでしょうか。町長にお聞きしますが、今、調整区域に住んでいる方と市街化に住んでいる方の差がどれだけあるか、ご説明願いますか。

◎回答【副町長】
昭和45年に市街化区域、市街化調整区域の線引きというものがなされました。当町の場合は、昭和62年から都市計画税を課税いたしました。市街化区域の土地の受益、
キャピタルゲインに着目した課税でございます。都市計画事業をいろいろと実施いたしました。その財源に充てていったものがございます。現在もその償還すべき起債の残高が
ございますので、都市計画税をなくして全くそれを一般財源に振り替えるというのはできないということで、都市計画税の検討委員会で、そういったことについて、いつ税率
改正なりをしたらいいのかということで、調査研究会を現在やっているところでございます。

平成29年9月定例会その7

1.都市計画税とインフラ整備について(つづき)

◆再質問12
インフラ整備をするのにですね、都市計画税は今までに82憶も起債に払っています。私たちは受益者負担だと言うならば、今、上三川町の旧市街に、土地が値上がりしたり、
消防車も入れないような道路で買う人がいない土地を持っていたり、税は一番高いのですよ。わかりますか。下手すれば乗用車も入れないところが道路なんです。でも、家が
密集しているから広がらないだろうと。地価が上がっていると思いますか、下がっていると思いますか。その判断ができますか、町長。お答え下さい。

◎回答【町長】
全般的には今、地価の価格は下落傾向にあると存じております。

◆再質問13
今、新しくできた住宅地の方が高くて、都市計画税を払っている土地、家屋の方が下落しているのです。町長も毎日散歩しているのだから、そこの下水の草が生えている、建
売りも売れない。救急車も入れない、そういうところにいるのが、受益者負担だといって都市計画税を上げているわけです。
今、町長が住んでいる調整区域の方の土地の方が高いこと、ご存知でしょうか。

◎回答【町長】
地価については、需要と供給等のバランスがありますので、それに応じて、その場所、場所において値段の高い、低いというのは、場所に応じて違ってくると思います。

◆再質問14
町長の言う通りです。でも、都市計画税を払っているところが全般的に安いということはご理解していただけますか。

◎回答【町長】
全体的な地価、都市計画税が関係する、市街化区域も調整区域も含めた全般的に今、全国的に地方部では土地の価格は下がっているというふうに認識しております。

平成29年9月定例会その6

1.都市計画税とインフラ整備について(つづき)

◆再質問9
金額は提示してありますから、私も読めば分かります。この中で雨水処理を今からやっていくわけです。だから、側溝の修理代はどこに入っているのですかと聞いてます。
やります、やりますって、幾ら入っているんですかと聞いています。

◎回答【都市建設課長】
先ほど申しましたように、側溝の土砂の清掃については当初予算の中では計上の位置づけはしてございませんでした。しかし、今年度より側溝の事態を調査して、今年度より
計画的に作業もしていこうというふうなことでございます。今年度から行う予算としましては、先ほど申しました道路維持費の13節委託料の中の道路維持管理委託費の中で対応していきたいというふうに考えてございまして、今現在、その中でどの程度使用するかというふうなことは、まだ現在、今のところは、計画としてはございません。

◆再質問10
何遍も言っていることをよく理解してくれませんか。雨水処理には予算化したんですよ。そうでしょう。予算化したのに、今度それに伴うものは幾らの予算ですかと私は聞いて
いるのです。お答え下さい。

◎回答【都市建設課長】
今年度、側溝の実態を調査したいと思います。それらの調査した結果に基づきまして、緊急性、また、すぐにやらなくてはならないところと、そういうところを判断してやっ
ていきたいというふうに考えてございます。そういうことで、今現在、予算のうち幾らを使うかというふうなことは、まだ、今現在の中では計画としては持ってございません。

◆再質問11
そのことは前回の議会で私は質問しています。何か月たってもこれ、同じ答えでは、何故答えられないのですか。この予算はいつ作ったのですか、本年度の予算ですよ。その
中から幾ら使うんですかと聞いているのですよ。町長、答えてみてください。

◎回答【町長】
今、都市計画課長が申しあげました通り、調査をした結果によって緊急性等を鑑みて、そこに充当していくということでございます。

平成29年9月定例会その5

1.都市計画税とインフラ整備について(つづき)

◆再質問7
そうすると、今年の予算に8款土木費の中に道路維持費でもって1憶991万5,000円と載っているのですが、この中で側溝に幾ら使うのかどこを見ても載ってないのですが、どこでこの金額が出てくるんでしょうか。消耗品、燃料費、水道光熱費、修繕費、通信費、事務保全、施設管理、道路台帳、清掃事業、町の除草、重機借上、工事請負、どこでもって側溝のお金が出てくるんでしょうか、説明して下さい。

◎回答【都市建設課長】
平成29年度、先程言いました土木費の2目道路維持費の予算は1憶64饅5,000円でございます。そのうちの13節の委託料は3,200万円、また15節の工事請負費の
6,300万円の費用の中でそういうものの対応をしたいというふうに考えてございます。

◆再質問8
私の聞いているのは、側溝の費用を聞いているのです。この中から何%が使われるのか、幾ら使うのかを聞いているのですが、それはどこで、誰がわかるのでしょうか、町長、
教えて下さい。

◎回答【町長】
これは、年度当初の予算編成の中で必要な予算、かかる事業の予算を積み上げたものの合計がその金額になっていると承知しております。

平成29年9月定例会その4

1.都市計画税とインフラ整備について(つづき)

◆再質問4
あの、何遍も言いますが、インフラ整備にね、前回、議会で聞いたでしょう。片や、事業を都市計画税でやるんですよ。それに見返りで側溝の整備ができるんですかという話なんです。予算がないからできないで、また都市計画税を使って雨水処理の事業をやるのかということを町長にどうなんですかと聞いているんです。答弁をお願いします。

◎回答【町長】
まず、先ほどご質問があった償還ですが、平成27年度までに公債費として82憶強ぐらいの償還をしております。

◆再質問5
ちょっといいですか。これは都市計画税だけで払っていますか?全部の税で払っている起債を聞いています。

◎回答【町長】
都市計画税で償還しております。

◆再質問6
そうすると今、土砂のことをもう一度お願いします。

◎回答【町長】
道路の側溝の埋積土におきましては、この都市計画税とは別に道路管理維持費のほうで計画的に進める予定でございます。

平成29年9月定例会その3

1.都市計画税とインフラ整備について(つづき)

◆再質問1
再質として、今、1番目に、都市計画税が何割インフラに採用されているのかというお尋ねをしたところ、起債の返還と、具体的にはどのような例を挙げて、起債の返還に、どのようなことをしているのか、具体的に申していただけますか。

◎回答【町長】
過去に行われました、先ほど答弁で申し上げましたとおり、土地区画整理事業、それの起債の返還に充当しております。

◆再質問2
そうすると、この起債の返還は大体今までにどのぐらいの金額、返済したということはおわかりでしょうか。

(しばらくの問答弁なし)

◆再質問3
議長、出てくるまで次に移るので、調べておいてください。
今、インフラのことで、側溝の埋積は、時期について、いつ頃、事業と並行に除去できるのか、それはどういうふうに答弁していただけますか。この雨水処理をやるときに、インフラに都市計画税を使いますから、側溝の修理をしないで水を流そうといっても無理があると思うんですね。それはいつ頃までにできるというようなお考えか、町長のお答えをお聞きしたい。

◎回答【都市建設課長】
はい、側溝整備の考え方についてお答えします。
 前回の一般質問でもございました。まず、側溝の清掃については、これからも自治会、住民の皆様に協力はお願いしていきたいというふうには考えております。しかしながら、地域や場所によりましては、住民の方や自治会の方では清掃ができない場所もあります。そういうことから、町としましても、今後は計画的に清掃作業を実施していきたいというふうには考えてございます。今年度、町内の側溝の実態をまずは調査をいたしまして、緊急性があるところから、限られた財源の中で計画的に実施していきたいというふうに考えているところでございます。