平成23年3月定例会その17

議長【関根 豊君】
 勝山修輔君。
1番【勝山修輔君】
 これでやめて席に戻ろうと思った理由を申しますと、「立つ鳥跡を濁さず」と申します。任命された方と夫婦と同じように補助してきたのですから、きれいさっぱりとおやめになることを私はお勧めします。なぜ言うかというと、この町のていたらくの原因はお二人にあったということなのです。ですから、私はその責任は大だと思っています。ですから、この簡単な行政改革を私が3年間言い続けても何一つやっていただいた経験もなければ、何一つ変わったこともありません。あるのでしたらおっしゃってください。悪くなることはあっても、よくなったことは一度もありません。お金は使いほうだい、もう町にはお金はないのですよ。自分のお金で自分がやれるようなところではないのです、ここは。だったら、もう少し考えて、町民のために安全・安心だとかいって、安全・安心はお金がかかるのです。お金がないのにどうやってやるのですか。そうでしょう。お金がないのに、どこで安全・安心を買うのですか。もし、言う方がいたらお答えください。まだあと3分37秒残っています。
議長【関根 豊君】
 町長。
町長【猪瀬成男君】
 そういう見方もあるでしょう。しかし、私が町長になってから借金は倍になりました。ただ、申し上げておくことは、安全と安心はおっしゃるとおりお金がかかりますが、できる得る限りの、他町に負けないだけの行政運営をしてきたつもりです、こちらの話です。議員はやっていないと、私はやってきたと言います。議会と執行部ですから、当然こういう話はあっていいのだろうと思います。そして、何がと申し上げれば、10年間、過去を見ても、うちの町は、おかげさまで人口が増えてきました。大変な少子高齢化で、これが問題ですから、今、国はおかしくなってしまって、自分勝手な国会議員しか出ていないのです。少子高齢化があるから大変なのです。お金を使う人がたくさんいる。払う人が少ないということです。そういう中で、私も借金を増やしてはまいりましたが、他町に負けないだけの安心と安全ということは、私がさせたのではなくて、職員もやってきてくれましたので、どうぞ、その辺のところは少し変えてください。
 以上です。
議長【関根 豊君】
 勝山修輔君。
1番【勝山修輔君】
 私と、やめていく町長とこんな話をしたくはなかったのですが、町長が昔、初めて役場に来たときの町長と去っていく町長は、私の個人的な意見だと、弱くなったのかな、どうしてこういうふうに、私と同じように、意気揚々として、だれでも来いと言っていたのが、だんだん行政の職員に負けてしまったのかな、丸められてしまったのかなという気持ちで私はほんとうに寂しい思いです。それを、最後ですから、もうこれで町長と、ふだんの話はしますが、もう政治の話はしないと思っておりますので、これで私の質問を終わらせていただきます。

平成23年3月定例会その16

議長【関根 豊君】
勝山修輔君。
1番【勝山修輔君】
 私は3年間、毎回、町長の言いわけを聞いて、私は町長の親派なものですから、町長に言われると黙ってしまうものですから、私は町長の言いわけを聞きにきたのではなくて、宮﨑議員が言ったように、やめていく方は、ほんとうに苦労して働いてやめていくのだと思うのですが、なぜこの町の職員は、一般的な考えのない人ばかりが寄り固まってしまうのかということが私の不満とするところなのです。だから、行政が民間に口を出してみたり、民間の人たちが考えつくようなことを行政がしなかったり、私だって、別にここへ来て、「課長憎し」とやっているわけではないのです。ただ、こんなにていたらくになったのは、うそも隠しもなく、猪瀬町長と副町長の指導が足りなかったと私は思っておりますが、副町長と町長の間柄は、私にはどういうことなのかわかりませんが、こういうふうになった原因ではないかと思います。
 私の独断と偏見で、執行責任者の副町長がしっかりしていればこういうことはなかったのだろうと、今でも私は思っております。副町長も、町長のお話では、今期で町長と一緒に退職されると聞き及んでおりますが、次期町長が決まれば、また三国志にあるような、三顧の礼で、またその席に座るようなことが、あるのか、ないのか、聞いて私の質問を終わりにしたいと思います。
議長【関根 豊君】
 副町長。
副町長【青山誠邦君】
 猪瀬町長は5月28日で任期満了になります。そのときに副町長はどうするのかというお尋ねでございます。ご案内のとおり、副町長の任期は4年でございます。3月31日で私は満2年を迎えます。残り任期は2年ございます。ただ、一般的に、町長が退任するときには、今の町長に選ばれたのだから退任するのが常識と、それは私も十分承知をしております。そういう時期が来ましたら、状況を見まして判断をしてまいりたいと考えております。

平成23年3月定例会その15

町長【猪瀬成男君】
 お許しをいただきましたのでお答えをしておきます。ちょっと前になりますが、農林水産省から、金額はわかりませんが、これは相当な補助をもらって入れた。きわめて高圧的なそのときの指導でありました。したがって、行政といたしましても、平成10年ごろだと思いますが、どういうことをやってくれと、こういうことでいろいろ研究をしてまいりました。残念ながら、1者で使っているということです。議員がおっしゃるとおりです。これは一般の人から見ましたら、疑惑というものを持たれても仕方がないのだろうと思います。したがいまして、今、ご質問されていることについては、やはり行政も、もう一度、せっかく建てた建物ですから、一番ベストに近いような状況で使わせていただくように検討はしてまいります。疑惑とか、そういうものはないにしても、一般の町民から見たらそう思われます。そして、あそこにはいろいろ葛藤があったということも残念ながら申し上げておきます。私は残念だと思いました。なぜなのか。それが上三川の特徴なのかなと思いましたが、そういうことなので、ご心配、ご指摘をいただきましたことについては大いに反省をして、そして、補助金が入った建物ですから、今、壊すわけにはいきませんので、町民の皆さんから、そういうことならばいいのだろうというような1つの考え方を出して、そして、町担当課、あるいは農家の皆さん、あるいは、団体の方と話を進めるようにいたします。
 私のほうも5月28日で終わりますが、それまでに1つの結論は出すようにしてまいります。ただ、お金のほうになりますと、ご承知のように、きのう、平成23年度の予算は決定されました。しかし、物の考え方としては、来年あたりまでにはきちんとそういうことをしていかないと、やはりよくないのだろうと思います。副町長、そして担当課が答えておりましたが、間違いなく国からもらったお金であっても税は税です。税はむだ遣いをしないというのが基本であります。そういう中で、勝山議員からいろいろな、どういうところで、どう決まったのか、4点、いろいろ指摘されました。決して我々もむだに使うということについてはしたくはありません。そして、委託をする場合には、農業公社であれ、何であれ、委託をするときの絶対的な条件というのは、職員の数が減って、そして、その人たちが最終的には、町が定年ということで去っていくまでの計算をし、また1年間の計算もして、そして今まで町がやるよりは少ない、さらに、サービスがアップする。ですから、あそこのプラザなどで、きちんと「お客さん、いらっしゃいませ」と言ってくださいと言っています。まして日曜日にされていないなんて指摘をされるのはきわめて残念です。指導が足らないということですので、これからはそういうことがないようにしていきますので、ご理解をしていただければありがたいと思います。
 以上です。

平成23年3月定例会その14

議長【関根 豊君】
 勝山修輔君。
1番【勝山修輔君】
 ずっとやっていますと最後まで終わりがないので、私が言いたいことは、町がつくったものは町の人が使えるということが大前提ですから、どなたが行っても使えるようにすべきではないかということが、まず1つ。それと、お金をいつまでも、いつまでも出していくわけにはいかないし、この財政ですから、使ったものは使った財政を払うということに考えを変えないと、特定の人たちが利益をいただいているというふうに錯覚されるということもお含みおきいただけますか。そうじゃないと、この話をしている焦点がぼけてしまいます。ですから、民間のやることに行政が口を出してはいけませんよ。町がつくったものも利益を上げるようなことはしてはいけませんよ。わかりますね。使った分は、いただくものはいただきましょうということなのです。そうしないと、特定の人に利益を渡しているというふうにとられるということです。それでなくても、この町は、1日「おはよう」「お休みなさい」というまでに、使っている方を、使用しているか、それはもうわからない人が町民のほとんどです。「おはよう」「お休み」と、1日どのくらいあると思いますか。「おはよう」「お休み」といって税金がポトッとでていくものが150万円ありますよ。そういう時代だのに25年も改善センターに、建てる以上の金を費やしても、まだそこを維持しなければならないという行政の考え方がすごく不満です。もうあそこをつくって25年たったのです。そこに費やしたお金は建てるより多いのです。新しいものが建つぐらい払っているのです。それでもまだ続けるのです。副町長、おかしいと思いませんか。
(「副町長の指名なのですが、ひとつ、町長のほうから答えてもよろしいですか」「はい、結構です」の声あり)
議長【関根 豊君】
 町長。

平成23年3月定例会その13

議長【関根 豊君】
 産業振興課長。
産業振興課長【隅内久雄君】
 加工所の利用許可を得ているのは加工組合のゆうがおのみでございます。郷土食を考える関係の会がございます。郷土食を考える集い実行委員会、こちらがおおむね、その加工組合に入っている方とイコールなのですが、多少、OBの方がいましたり、郷土食等で精通した方がいらっしゃったりするので、その方が、その郷土食を考えるときには多少入るということで、全くイコールではございません。ですから、利用許可を得ているのは加工組合ゆうがおのみでございます。
議長【関根 豊君】
 勝山修輔君。
1番【勝山修輔君】
 それでは、課長にお聞きしますが、あなた方が言っている実行委員会とかゆうがお会というのは、会員が同じだということは1つだということでいいのですね、2つなのですか、1つなのですか。
議長【関根 豊君】
 産業振興課長。
産業振興課長【隅内久雄君】
 ですから、全くイコールではございませんので、カウント的には2つということしか申し上げられません。
議長【関根 豊君】
 勝山修輔君。
1番【勝山修輔君】
 それでは、町はその2つと契約書があるということになりますね。違いますか。
議長【関根 豊君】
 産業振興課長。
産業振興課長【隅内久雄君】
 加工所の利用許可は加工組合のゆうがおのみに許可しているわけでございます。郷土食関係につきましては郷土食実行委員会と委託契約を結んでおります。
議長【関根 豊君】
 勝山修輔君。
1番【勝山修輔君】
 では、副町長にお聞きしますが、今、名前は1つでやっている方が2つ。それで、補助金は2カ所に分けていると、こういうことでいいのでしょうか。
議長【関根 豊君】
 副町長。
副町長【青山誠邦君】
 それぞれ、メンバーが重複している部分はありますが、やっている事業内容がまた別でございます。補助につきましては、それぞれの補助目的、活動目的に応じまして補助しているところでございます。

平成23年3月定例会その12

議長【関根 豊君】
 勝山修輔君。
1番【勝山 修輔君】
 その都度、名前が変わってくるので、私はあまり頭がよくないのですが、加工所には一体幾つの団体が入っていて、12年もやっていたら何か変わったというものがどこかに出てくるのでしょうか。
議長【関根 豊君】
 副町長。
副町長【青山誠邦君】
 先ほども申し上げましたとおり、いろいろな上三川町の農産物を利用しまして、みそをつくったり、ジャムをつくったり、漬け物をつくったり、パンをつくったり、そうした付加価値をつけた商品を開発したというのも1つの変わったところ、実績かと考えております。また、今、健康づくり、健康増進ということで叫ばれておりますが、生活習慣病と食生活のかかわりが非常に関係が深いと言われておりまして、戦後、日本人の食事につきましては、欧米化、いわゆる、肉を中心とした食生活に変わってきたので、そういうものが要因となって生活習慣病が増加してきたというふうにも言われております。和食を食すれば、いわゆる、野菜、あるいは魚を中心とした食物であればそういう食生活の改善ができて、生活習慣病も相当程度抑えられるということが言われております。こういう女性の団体を中心にしまして、そうした行事食、郷土食、いわゆる和食を普及していただきまして、健康づくりに役立てていただきたい。また、そういうこともかなり実績として上がっているのではないかというふうに考えているところでございます。
議長【関根 豊君】
 勝山修輔君。
1番【勝山 修輔君】
 副町長、私の言っていることをよく聞いていただけますか。今、栄養の話とか食事の話は病院へ行って聞いてくればわかることなので、私が言っていることは、名称の違うのは何団体あるのですか、その都度、違ってきますから、幾つ名前があるのですかと聞いているのです。栄養があって、変わったのというのは、変わったのだから変わったのはもういいんです。それが何%変わったかと聞いているのです。このやっている加工所があって、どのくらい変わったかということを聞くのと、何団体入っているのかということです。病気が治ったとか何だとか聞いているのではないです、私は。よく聞いてください、何団体あるのですか、名称がその都度違います。ゆうがお会なのか改善何とかなのか、何個あるのですか。

平成23年3月定例会その11

議長【関根 豊君】
 勝山修輔君。
1番【勝山修輔君】
 そうすると、それだけの税金を使って維持していく目的は、副町長、何があるのでしょうか。
議長【関根 豊君】
 副町長。
副町長【青山誠邦君】
 経過から申し上げますと、農産物加工組合「ゆうがお」につきましては平成10年10月に設置されまして12年の活動実績がございます。地元で生産されました農産物に付加価値をつけまして地域の人たちに食べてもらいたい、また、次代を担う子どもたちに安全な本物の味をわかってもらいたいと、郷土食、伝統食を掘り起こし、ふるさとの味を伝えながら豊かな食生活を推進したいと、このような願いで農産物加工所を町のほうに以前から要望がありましたところ、平成10年6月に、栃木県ふるさとルネッサンス推進補助事業の導入をいたしまして加工所が建設されたものでございます。
 現在、議員さんがご指摘のとおり、農家の専業主婦を中心に約20名が活動をしているところでございます。主な商品に手づくりみそ、イチゴジャム、トマトケチャップ、特製だれ、なかよし漬け、かぼちゃまんじゅう、米粉ピザ、米粉のシフォンケーキなどがございまして、特にみそとイチゴジャムにつきましては、栃木県特別表示職員Eマークに認定されるなど、地元農産物の高付加価値化が図られているところでございます。さらに、先ほどご質問がありましたとおり、一般町民を対象にしまして郷土食を考える集いを平成9年度から年1回、開催しております。この集いは郷土料理、行事食の大切さを見直しましてふるさとの味を後世に伝えていくことを目的に実施しているものでございます。
 また、毎月の広報の一番最後のページに、行事食の紹介が載っておりますが、これらにつきましても、郷土食を考える実行委員会のほうで記事を提供していただいているところでございます。このような郷土食を考える集い実行委員会の活動が認められまして、平成22年10月8日にとちぎ食育推進大会におきまして、とちぎ地産地消夢大賞を受賞したところでございます。今後も上三川町の農業振興と農村女性が新たな事業を手がける、いわゆる起業活動をすることによりまして地域の活性化につなげていただけるよう、また、農村のよさを加工所から発信していただけるように町としても大いに期待しているところでございます。

平成23年3月定例会その10

議長【関根 豊君】
 勝山修輔君。
1番【勝山修輔君】
 そうすると、21名のために産業振興課は加工所をやっていくんですよ、これからもそうするのですよという意味に取ってよろしいのでしょうか。
議長【関根 豊君】
 産業振興課長。
産業振興課長【隅内久雄君】
 そのようなことは申しておりません。条例上、上三川の町民であれば利用はできるようになっております。ただ、加工所という性格上、やはり、衛生面の管理、それと、利用するときにどのような日割りの設定をしたらいいのかという問題がございますので、現在、営業している加工組合と話し合って調整をしていただく必要があるというふうに私どもは考えております。
議長【関根 豊君】
 勝山修輔君。
1番【勝山修輔君】
 今、もう改善センターができて何年になりますか。改善するということは、もう25年も30年もたてば改善は終わっているのです。そこへこれだけの資金を出していって、今、聞きますが、職員は、私が聞いているのは、3名の、4名というのですが、加工所のほうにも1名いるということは、5名いなければいけないのですが、5名いるのでしょうか。それとも、1人の方が両方から人件費をいただいているのでしょうか。お答えいただけますか。
議長【関根 豊君】
 産業振興課長。
産業振興課長【隅内久雄君】
 指定管理者でございます農業公社には正規職員、嘱託職員が3名、それから臨時職員が1名でございます。その1名につきましては、加工所に半年、それと農業公社の事務に半年というような積算根拠で賃金を支払っているわけでございます。3名の職員のうち2名分は、昨日説明しましたように、町のほうで人件費等を負担しております。1名の方は宇都宮農業協同組合(JA)のほうが負担している、そのようになっております。

平成23年3月定例会その9

議長【関根 豊君】
 産業振興課長。
産業振興課長【隅内久雄君】
 それでは2点目の加工組合等に関しまして、これは加工組合と申し上げますよりは、郷土食を考える実行委員会というところに補助金を出しているものでございまして、おっしゃるとおり、確かに今年度40万円ほど出しております。ほとんどは、その6回、いろいろな行事をやるときの材料費等でございます。すべて材料費で、ボランティアで一切、受け取っていないのかと言われますと、それは多少、報酬という形で支払っているような実態も聞いております。しかし、おおむね、いろいろなイベント、郷土食の関係とか、かんぴょう祭りのときのかんぴょう料理の提供とか、材料代等々がほとんどでございます。
 以上です。
議長【関根 豊君】
 勝山修輔君。
1番【勝山修輔君】
 なぜこんなことばかり私が話すかというと、行政がこういうむだなことに、だれが考えてもおかしいということは、建物があり、そこを、食生活を改善するのだという大義名分は確かに美しいのですが、そこでやっていらっしゃる方が、電気、ガス、水道は町持ちですよ、中で働くのはあなたたちですよということは、利用をしていない人から見ると不思議な光景に映りませんか。よく考えてください。やっている人はいいかもしれません。見ている人はどう思いますか。それで年間170万円ぐらいのお金を出しているわけです。これを厳密に計算し出すと、営利を目的としていないということの計算が違ってくるのですが、私が聞いている範囲だと、1日3万6,000円の売り上げがあるそうです。年間ですと、518万4,000円になります。利益といいますと、そこから利益を取ると207万3,600円となると、使用料が29万円、年間にかかりますから、利益は178万3,600円。これは聞いた範囲内の計算ですから、間違っている可能性もあります。そうすると、それを計算して補助金を40万円もらうと、利益合計は218万3,600円となります。組合員は21名です。利益配分は1人10万円になります。10万円の配当を出すために町は使用料をいただいた残り、151万4,600円の税金を使って、組合員1人の報酬10万円を補助することになりかねませんか。それで、ボランティアですとか、じゃあ、これで改善されたという結果がどこかに出てきているのでしたらお答え願えますか。
議長【関根 豊君】
 産業振興課長。
産業振興課長【隅内久雄君】
 ただいまの質問に対しましてお答えいたします。まず、加工所、それと郷土食を考える集いの関係者、これは全くイコールではございませんので、念のため、申し上げておきます。観点からとらえますと、確かにそのように、決算額で平成21年度で164万円ほどの加工所の維持管理費がかかっております。収入はいかがかといいますと、確かに28万5千何がししか入っておりません。そのような観点から見られますと私どもも何とも申し上げられないのですが、ただ、あくまでも地産地消の考えから、それから生活関連の観点から、今までの加工組合との信頼関係等がございますので、私どもとしてはやむを得ないと感じております。

平成23年3月定例会その8

議長【関根 豊君】
 勝山修輔君。
1番【勝山修輔君】
 今、副町長にお聞きしていることは大変大事なお話です。そのことで話し合いに行っているということですから、民間のやることに行政が口を出したということになったときは、どういうふうになるのでしょうか、お答えください。
議長【関根 豊君】
 副町長。
副町長【青山誠邦君】
 出張の命令、あるいは、出張してからの復命がございますが、私が報告を受けているのは、課長が県南健康福祉センターに出向きましたのは、加工所について使用許可をしていない方に営業許可が出ることに対して疑義があったので確認をしたということでございます。町で使用許可をしていないのに営業許可が取れるということであれば、いろいろな方が許可を得ることも想定され混乱する事態も考えられますので、確認の意味で出張したということです。通常であれば、営業許可申請の前に施設の担当課に相談なり、話があるはずですので、何も聞いていない状況で、また使用許可をしている方との使用関係の調整も必要となりますので、担当課長として確認をしてまいったということでございます。その際、県南福祉センターの担当者の話では、加工施設の所有、賃借関係については、所有及び賃借等を証する書面の添付は必要ではないということでの説明があったということでございます。民間事業に対して行政が圧力をかけたという認識はございません。
議長【関根 豊君】
 勝山修輔君。
1番【勝山修輔君】
 先ほどもお話がありましたが、農産物加工所の利用の条例の中に、営利を目的としたものではありませんというふうにお話をしておりますが、第1条に「農産物を加工し、その付加価値を高めることによって地域農産物の消費拡大と農業の振興を図るとともに、生産者と消費者の交流を促進し地域農業の理解を高めることを目的とし」とありますが、地域農産物の消費拡大というのは営業ではないのでしょうか。だれが読んでも、これは営業と読めませんか。これは書き直さないといけないのではないでしょうか。営利を目的としたのではないという不許可を出しながら、ここにはこういうふうにうたっています。
 それでは、もう少し詳しいお話をしましょうか。上三川町が年間6回、催し物をするのに40万円ほど加工センターの利用者に補助をしているという回答ですが、ボランティアでやっていただいたということはお金をいただかないということではないのでしょうか。ボランティアというのは奉仕ということだと思うんです。志願者、奉仕、みずから進んでやるということなのに、お金をいただいて、年6回の炊き出しをしているということは、1回につき6万6,000円をかけているのはボランティアですか、お答えください。
議長【関根 豊君】
 副町長。
副町長【青山誠邦君】
 加工所の設置条例につきましては勝山議員がご指摘のとおり、第1条に設置の目的がうたわれているところではございます。この趣旨、目的につきましては、公共施設ということでありますので、利益を主たる目的として設置したものではございません。地方自治法の第1条の2にも掲げられておりますように、地方公共団体は住民の福祉の増進を図ることを基本としておりまして、そもそも、公共施設は住民福祉の増進を主たる目的として、住民の利用に供するための施設でありますので、利益を優先ということではございません。
 それから、2点目の質問につきましては、私は細部についての事業内容等を把握しておりませんので、産業振興課長のほうから答弁をしてもらいます。