平成28年12月定例会その5

◎上三川町第7次総合計画(概要)

◆基本計画
 昨今の人口減少や高齢化に伴う大きな変化に的確に対応し、まちの活力・魅力が今後とも維持されるよう、基本計画において積極的に取り組むべき重点項目を以下のとおり設定します。
1.安心安全な環境の充実
 東日本大震災以降の防災・減災に対する意識の高まりを踏まえ、河川における水害対策や自主防災組織の育成など、ハード・ソフト両面において災害に強い、安心・安全な環境
づくりに力を入れて取り組みます。
2.定住を促す環境の充実
 若い世代の定住意欲の促進に向け、良質な居住環境の充実、買い物利便の向上、雇用の場の確保など、暮らしやすい、働きやすい環境づくりに力を入れて取り組みます。
3. 子育て・教育環境の充実
親が安心して子どもを産むことができ、子ども達が次代を担う人材として立派に成長することができるよう、教育環境の整った、子育てのしやすい環境づくりに力を入れて取り組みます。
4.健康・福祉の環境の充実
高齢社会の進展を見据え、身近な地域での健康づくりや介護予防の充実、医療体制の強化、移動手段の確保など、誰もが健康で元気に暮らせる環境づくりに力を入れて取り組みます。
5.産業環境の充実
就業の場としての機能強化に向け、農業生産環境の充実、地域の生活に根差した商店街づくり、新たな産業基盤の整備など、本町の持つ立地特性を活かした産業の環境づくり
に力を入れて取り組みます。
6.協働体制の充実
 活発な町民活動が今後とも推進されるよう、様々なボランティア活動や小学校区単位におけるコミュニティ活動に対する支援、活動拠点となる施設の整備など、協働の環境づくりに力を入れて取り組みます。

(上三川町のホームページからも第7次総合計画の詳細をご覧いただけます。
お時間がありましたら、是非、ご覧下さい。↓)

http://www.town.kaminokawa.tochigi.jp/gyouzaisei/long_range/long_range.htm

平成27年12月定例会その9

3.暴力団排除条例について(つづき)

◆前出の質問の回答について、質問者から副町長へ申し上げたこと
安心・安全な生活は確保されているという認識でよろしいですね。啓発をしていて、いい結果が出ているということも、その通りだと思います。
職員を守るというのは、職員を団結して町を守るのではなくて、副町長として町民を先に守るべきではないでしょうか。公務員として職員を守る前に町民を守って、なおかつ職員を守るという答弁をすべきではないでしょうか。
私が下野警察署へ行って聞いたところによりますと、平成27年11月現在、暴力団あるいは反社会的団体という組織は上三川町にはない、ということでした。
また、ここ1年、反社会的準構成員と称される者が2名ほど上三川にいるそうです。準構成員というのは構成員の下です。本郷地区に1名、明治地区に1名いるそうです。
ある議員さんの選挙に、その準構成員と称される方が街宣の手伝いをしたというようなことも聞いております。
※※ここからは質問とは関係のない話ですが※※
町内のどこかの(居酒屋)で「夜の会議室」と言われているものがあり、そこへ町の議員(取り巻きの人を含め)や職員が行き飲食をしているそうです。町民はそこで繰り広げられている議論を見て、聞いております。皆さま方も良く考えて飲食した方がよろしいのではないでしょうか。ちまたで、「夜の会議室」などと言われるようなことがないように、襟を正すべきところは正してやるべきことではないかと思い、質問を終わります。

平成27年12月定例会その8

3.暴力団排除条例について

◆質問
①安心、安全な生活確保の成果で出ていることについて、具体的にお伺いします。
②各種団体の啓発とは具体的にどのようなことをされたのか。
③職員の研修の内容と、その内容を具体的にご説明下さい。
④現在、暴力団及び反社会勢力団体が上三川町にあるかないか、お尋ねします。
⑤5職員が反社会的勢力団体の陰湿な嫌がらせを受けたことがあるのか、ないのか。
⑥27年9月定例会の一般質問において、副町長は「職員を守る」という答弁をされていますが、どのような意味で職員を守るのでしょうか。
⑦反社会的勢力団体の関係者が公職についた例はございますか。
⑧反社会的勢力団体の関係者で近隣の市町から会議などで上三川町が中傷されたということはありますか。

◎回答【副町長】
①具体的な成果につきましては、「暴力団と利用しない」、「金を出さない」、「恐れない」の「3ない運動」を中心とした啓発活動により、暴力団や反社会的勢力団体に対する町民の意識が変わってきたことであります。
②具体的な啓発につきましては、行政事務連絡員会議、町長と語る会、町公共事業受注業者に対して、暴力団排除条例に関する内容説明を実施いたしました。
また、商工会会員やJA役員等に対しましても講和を実施いたしました。
③県暴力団追放県民センターから講師を招き、暴力団排除条例制定の背景、条例のポイント、職員の役割、不当要求に対する対応について研修を実施いたしました。
④暴力団や反社会的勢力団体の有無につきましては、団体名、個人名が公表されていないため把握しておりませんが、町内にあるなしに関わらず、また地域性にも関係なく、取り組むべき条件であると認識しております。
⑤職員への嫌がらせにつきましては、2年前の街宣活動事件では、庁舎周辺だけにとどまらず、職員の自宅周辺での街宣活動や窓口での不当要求および恫喝(どうかつ)がありました。
⑥「職員を守る」ということは、公平公正な行政運営を実施するため、暴力団や反社会的勢力団体からの不当要求に屈せず、これらの団体からの嫌がらせに対しても組織を挙げて対応していくということでございます。
⑦反社会的勢力団体の関係者が公職についた例につきましては、個人情報保護の観点から把握しておりません。
⑧町が中傷されたことにつきまして、近隣の市町の会議等においては本町が中傷されたことはございません。

平成27年12月定例会その7

2.上三川町60周年記念式典について(つづき)

◆再質問2
下野新聞に何名が参加したというようなことをインフォメーションしていますか。それとも新聞には載せていませんか?

◎回答【総務課長】
情報提供は新聞社にもさせていただきましたが、記事として数字まで載っていたかは把握しておりません。申し訳ございません。
来賓者、さらには一般の参加者、これは1部と2部に分けておりましたので、全体の数としては定かではない部分もございますが、招待者に124名、そのほか一般の方の参加は約80~90名ということで(情報提供したと)把握しております。

◆記念式典についての質問の回答に、最後に質問者から
情報提供した新聞の記事を読まれていないのですか。こういうことを載せて下さいと言って読んでいないのですから、一体どうしたことでしょうか。
私が言いたいことは「町民参加ではなかった」ということです。
来客者へお配りする、おまんじゅうは200個用意していますね。200人来ていなのに残りはどこに破棄するのですか。ジャムは600円(1つ)もします。これも200個、用意しました。かんぴょうも用意しました。1つ160円か180円くらいでしょうか。これだけのものを無駄にしたということです。
私が執行部に言いたいことは、町民の自治会は今、90くらいあるのですから町民参加なら、(各自治会から)2人ずつ呼んでも180人の人が来るのです。
こういう町民参加の行事に誰も招待者がいないということはおかしいでしょう。
壇上で、上三川町を一生懸命に褒めてくださった来賓の方々に、せめて来客用に用意した椅子が半分でも埋まっていてくれたなら、というのが私の感想です。
このような式典は、もう少し宣伝をして町民の皆さまに参加して頂くべきではないかと、私は思って質問させていただきました。

平成27年12月定例会その6

2.上三川町60周年記念式典について(つづき)

◆再質問1
費用は50周年と60周年とでは大きな差はなかったようですね。
前回の議会で、別の議員が質問したときに町長が回答されていましたが、「町民の皆様とともにお祝いさせてもらった。」と言っておられました。一般の町民の方の参加はどのぐらいあったと認識されていますか。

◎回答【総務課長】
一般の参加につきましては、受付をされた方が65名でございましたが、そのほか受付をされずに入った方が20人程度いらっしゃったということで、トータルでは80人~90人というふうに推測しております。

◆再質問1(つづき:前出の回答について副町長に聞く)
私が来賓とその他を数えてみましたところ(トータルで)100名を切っていました。
約30名の一般の方がいたと承知しております。来客用の椅子は100くらい前の方にあり、その後ろにまた100くらいありました。
来賓の方(壇上に上がった方)にもたくさん来ていただきました。上三川町のPRも、おほめの言葉もいただきました。
壇上に副町長もいらっしゃいました。参加者の人数を把握されていましたか。

◎回答【副町長】
見た目で申し上げますと、来賓、自治功労者感謝状、中学生の作文の表彰者、小学生のポスターEVデザイン表彰者等、招待者は全部で124名というふうになっております。124名はいらっしゃいました。その他にも一般参加者、こちらにつきましては、その後の講演会に参加した方もございますので、トータルにはなりますが、80名ないし、90名はいたと思います。

平成27年12月定例会その5

2.上三川町60周年記念式典について

◆質問
先日(平成27年11月3日)、(上三川町)60周年記念式典を挙行いたしましたことについて質問したいと思います。
①前回、50周年式典は中央公民館で挙行したと聞いております。そのときの集客数、経費等などお教え願います。
②今回、60周年記念にかけた費用はどのぐらいでしたか。
4月の答弁で、10年、20年、30年、50年、60年とやってきたと発言なさっていますが(町長)、そのような経過があるのですか。
③下野新聞に掲載されていたのですが、(60周年は)還暦になるので挙行したとされていますが、実施の本当の理由をお聞きしたい。
④今回の60年の記念式典を立案したのは、どなたですか。
⑤自治功労賞、感謝状招待者、本町のために尽力してくれた方々の人選は、どのような基準があるのですか。
⑥10月1日の(上三川町)広報に60周年記念式典の開催のお知らせが掲載されていましたが、それ以外に、町民に参加のPRをしたのが何回ありますか。

◎回答【副町長】
①50周年記念式典の費用については、感謝状贈呈者及び招待者への記念品や看板、国旗・町旗などの消耗品など、費用に125万5,000円を支出しております。職員の残業代につきましては、給与に関する文書の保存年限が過ぎておりますので把握できませんでした。また集客数につきましては、来賓招待者として139人でございました。
②60周年記念式典費用につきましては、招待者及び受賞者の記念品や式典での生花、賞状盆などの消耗品費用など124万円を支出しております。
職員の時間外(勤務)につきましては、式典の準備や当日従事した分として44人分、概算で29万円の費用を見ております。なお当日、勤務時間のうち4時間分については、半日振替対応としております。
③実施の理由としましては、60周年目の節目を祝し、これを契機として町のこれまでの歩みを振り返るとともに、町のさらなる発展を目指し、町民の皆さんとともにお祝いし、本町の魅力を町外に発信することを目的として実施いたしました。
④多くの町民の意見を聞きながら実施に向けて内部で検討を行い、町長が方針を決定いたしました。
⑤自治功労者の表彰につきましては、上三川町表彰条例第2条に基づき、町の教育、産業等に関し特に功労があった方の表彰を行ったものでございます。
また、感謝状贈呈者につきましては、合併60周年に際し、町に長年功労のあった方に敬意を表し、感謝状をお贈りするもので、過去の感謝状贈呈基準を決定し、それに基づき関係機関から推薦をいただき、町表彰審議会に諮(はか)って決定しております。
⑥式典開催につきましては、ご質問の通り、町広報10月号による掲載、その他に町ホームページや「かみたんメール」にて周知いたしております。

平成27年12月定例会その4

1.いきいきプラザついて(続き)

◆再質問(前出のいきいきプラザの管理・メンテナンスについて続き)
応急処置ができる職員もメンテナンス会社もない、人材も確保されていない、そして、メンテナンス仕様書は、あってもないものと同然ことです。
指定管理者の管理不行き届きということになりませんか。
この指定管理料は税金で賄っていて、4億円近いお金を払っているのです。
壊れているものが、4か月も5か月も放置されているということは役場の管理もなっていない。私はそれを言いたいのです。
それから正月にプラザが営業できるような考えを、ひとつ持っていただけないでしょうか。皆さんの要望なのです。それが住民サービスであり、町民サービスでしょう。

◎回答【町長】
多くの町民の方にご利用いただいている施設だと認識しております。アンケート等をとって、町民の方、例えば、年末年始に開館してくれとか、そういったところで、多くの利用者が、例えば、年末年始に開館してくれとか、そういう意見があれば、当然そういった方向で調整されるものだと思いますが、ここに詳しいデータは持ち合わせておりませんが、5月のゴールデンウィークなどの長期連休などには利用者が減るというふうな話も伺っていますので、その辺はよく精査をさせていただきたいと思います。

平成27年12月定例会その3

1.いきいきプラザついて(続き)


◆再質問2の続き(①の質問について)
(前出のサウナの故障の件)そのときに修繕のできる人がいなかったので次の日になって修繕のできる人が来て直ったのだと、私は聞いているのですが、健康課では、そういう情報は聞いていないのですか。
◎回答【健康課長】
そういった報告は、「壊れた、これがいつ直った」というようなことで報告は受けております。

◆再質問2の続き(前出の回答について質問者から)
何で壊れたか、どうして直ったかも把握せず、ただ壊れた、直っただけの把握しかしていないのですか。また、運動の器具が何台あって何台壊れているのかも把握していない。
この町で、いきいきプラザは近隣に一番自慢できる施設だと思いますし、この維持管理に莫大なお金がかかっているのも事実です。
それから、メンテナンスの件に戻りますが機械(運動器具)はリースで、再契約で継続していて、リース料は壊れているときも払い続けているというのが健康課の回答でした。
機械は壊れ、使われていないのにリース代は払っている。これは誰が考えても無駄だと分かりますね。契約の際、壊れた時は代替に機械を持ってくるという条文はないのですか。
◎回答【健康課長】
再リース契約ですが、通常のリース契約であれば、故障したときからリース料を払わなくてもいいという契約にはなっておりません。通常は5年なら5年でずっと払い続ける。もしその時にリースを解約するならば、リース料と同額程度の違約金が発生するということで、故障している間は、現実的には使えなかったかもしれませんが、リース料は払う義務があるというようなことでございます。それから、こういったランニングマシーン等の機械でございますが、外国製になりますので、部品の調達とか修理というものは特殊な技術等を要するものでございまして、そのために修理期間が1カ月ぐらいかかってしまったということです。1つは、9月上旬ころから故障しまして、その間は、ウォーキングマシンとしては使用していたのですが、11月に完全に補修が終わった。それから、1台は7月上旬に故障して8月上旬には補修された。もう1台は9月上旬に故障して11月の上旬に補修したと。一番長かったのがバイクで、8月上旬から故障して11月の上旬に直ったということで、こういった補修の間、部品の調達等、そういったものもありますので、こういったものは、ある程度はやむを得ないものかと考えております。

平成27年12月定例会その2

1.いきいきプラザついて(続き)

◆再質問1(①の質問について)
メリット、デメリットということは、利用者にとっては関係ないと思います。町民のためにつくったのだから、町にいいものがあるのだということを感じていただく。機械が壊れると、おっしゃいますが、寿命が来ればお正月でなくても壊れているはずです。町の職員の方が働いているわけではないのに、町民にサービスを提供する側として、なぜ正月にやらないのかという判断基準をお示し下さい。

◎回答【健康課長】
年末年始につきましては、一般の民間企業でも営業しているところも当然ございます。ただし、先ほど私が答弁の中で申したように、機械設備の故障とか、そういった不具合が出た場合に、修理をしてくれる会社も営業しているという場合ばかりではないというふうに考えております。そうしますと、そういった不具合のまま営業するということになると、かえって利用者の皆様にご迷惑をかけてしまうということも考えられますので、年末年始の開館は想定していないということです。

◆再質問2(①の質問について)
メンテナンスについてですが、正月に開館中、壊れたことを想定していると、普段に同じことをやって壊れたことがあっても、それはどうなのでしょうか。
サウナが2日間壊れたとき、修理する人がいませんでした。壊れた時に故障した修繕ができる資格をもった人いるのがメンテナンスの会社だと私は思いますが、突発の応急処置ができないと認識しているのですか。

◎回答【健康課長】
メンテナンスということで日常的に指定管理者のほうで点検等は行っておりますが、それでもやはり補えない突発的な故障が、機械ですから必ず出てまいります。今回も議員もご承知のように、サウナが壊れたというようなことがございました。これも日常的な点検を行っていても、そういった突発的なことが起きてしまう。これは、機械とか建物とか、形あるものである限りは、そういったことは避けられないと私どもでは考えております。ケースバイケースだと思うのですが、簡単に修理できるもの、または部品を交換しなくてはできないものとかいろいろございますので、今回のサウナの件につきましては、部品の調達ができたということで、2日で対応できたということでございます。

平成27年12月定例会その1

平成27年12月 上三川町議会 定例会 一般質問

質問者:上三川町会議員 勝山修輔

1.いきいきプラザついて

◆質問
いきいきプラザについてご質問します。
①年末年始に営業するメリットとデメリットについてお伺いしたいと思います。
②いきいきプラザを他の市町村や年末年始の帰省者に対し、もっとPRしてはどうかということついて質問したいと思います。
③指定管理業務仕様書はどうなっているのかということについてお聞きしたいと思います。

◎回答【健康課長】
①年末年始については、上三川いきいきプラザの設置及び管理に関する条例に定められているように、休館としております。年末年始を開館する場合には、ふだん利用できない方が利用できる等のメリットもありますが、さまざまなリスクを伴うものと想定されます。運営側の人員配置、施設設備の故障対応等、年末年始だからこそ対応困難になる事案も多く、利用者へのサービス低下等のデメリットもあると考えております。
②いきいきプラザは、ことしで開館8年目をむかえるわけですが、現在も利用者が増加傾向にあります。定休日も月1日となっており、年間で341日開館しておりますので、他市町や帰省した方にPRする機会は確保されていると認識しております。
③指定管理者は上三川いきいきプラザの設置及び管理に関する条例及び同条例施行規則等の規定により適切な管理運営を行っていますが、さらに詳細な管理運営基準を定めたものが仕様書となっております。指定管理者が行う業務として、受付業務、法定業務、警備業務など、指定管理者に必ず実施してもらう項目と、公の施設という枠組の中で自由提案してもらう項目の大きく2つに大別されるものでございます。

注)ここで言う「指定管理者」とは
施設(上三川いきいきプラザ)の管理業務に加え通常の運営業務に従事する企業。
いきいきプラザでは、この指定管理者の代表企業は株式会社日本水泳振興会です。