平成27年12月定例会その8

3.暴力団排除条例について

◆質問
①安心、安全な生活確保の成果で出ていることについて、具体的にお伺いします。
②各種団体の啓発とは具体的にどのようなことをされたのか。
③職員の研修の内容と、その内容を具体的にご説明下さい。
④現在、暴力団及び反社会勢力団体が上三川町にあるかないか、お尋ねします。
⑤5職員が反社会的勢力団体の陰湿な嫌がらせを受けたことがあるのか、ないのか。
⑥27年9月定例会の一般質問において、副町長は「職員を守る」という答弁をされていますが、どのような意味で職員を守るのでしょうか。
⑦反社会的勢力団体の関係者が公職についた例はございますか。
⑧反社会的勢力団体の関係者で近隣の市町から会議などで上三川町が中傷されたということはありますか。

◎回答【副町長】
①具体的な成果につきましては、「暴力団と利用しない」、「金を出さない」、「恐れない」の「3ない運動」を中心とした啓発活動により、暴力団や反社会的勢力団体に対する町民の意識が変わってきたことであります。
②具体的な啓発につきましては、行政事務連絡員会議、町長と語る会、町公共事業受注業者に対して、暴力団排除条例に関する内容説明を実施いたしました。
また、商工会会員やJA役員等に対しましても講和を実施いたしました。
③県暴力団追放県民センターから講師を招き、暴力団排除条例制定の背景、条例のポイント、職員の役割、不当要求に対する対応について研修を実施いたしました。
④暴力団や反社会的勢力団体の有無につきましては、団体名、個人名が公表されていないため把握しておりませんが、町内にあるなしに関わらず、また地域性にも関係なく、取り組むべき条件であると認識しております。
⑤職員への嫌がらせにつきましては、2年前の街宣活動事件では、庁舎周辺だけにとどまらず、職員の自宅周辺での街宣活動や窓口での不当要求および恫喝(どうかつ)がありました。
⑥「職員を守る」ということは、公平公正な行政運営を実施するため、暴力団や反社会的勢力団体からの不当要求に屈せず、これらの団体からの嫌がらせに対しても組織を挙げて対応していくということでございます。
⑦反社会的勢力団体の関係者が公職についた例につきましては、個人情報保護の観点から把握しておりません。
⑧町が中傷されたことにつきまして、近隣の市町の会議等においては本町が中傷されたことはございません。