平成21年9月定例会報告その8

◯議長【松本 清君】1番、勝山修輔君。
◯1番【勝山修輔君】今、町長の答弁ですと、できないというふうにとったほうがいいでしょうか、それとも、できるように努力するととったほうがいいでしょうか、どちらでしょうか。
◯議長【松本 清君】町長。
◯町長【猪瀬成男君】私はここの長でございます。町の発展、町のパワー、イコール住民、人口です。そういう中においては、私は、あそこは唯一の上三川が残っている限り、列車の通っているところです。上三川には五、六分で来るんです。しかし、全部通ってくるところが農振地域です。私、個人的には、何とかこの件についてはやっていきたいと思っております。できるか、できないのかと言われたら、ちょっと、まず、できないほうが強いかもしれません。
 以上です。
◯議長【松本 清君】1番、勝山修輔君。
◯1番【勝山修輔君】私も町長と同感で、バリアフリーにそれだけのお金をかけて上三川町の人が利用しているなら、それは仕方のないことだと私も理解します。しかし、今、石橋の駅を使って通勤をしている方が、少なくとも、上三川町から石橋の駅で乗っている学生すべてを混ぜても2割5分か3割です。あとは全部真岡から向こうの人たちです。その人のために町がそれだけのお金を捻出して、駅があって駅前がないというのは上三川だけです。なぜ駅があって駅前がないかというと、上三川町は隣町にあるもの、隣の市にあるもの、どこにあるものはすべてあります。役に立つ、立たないは別として何でもあります。ただ1つ、なぜ駅があって駅前はつくらないんですか。私が言っているのは、住民がいなければ税収が上がらない。税収が上がらなければあなたたちの高い給料は払い続けていかれないのですよということなんですよ、結論から言えば。そうする、住んでくれる人を呼び込むか、住みよい町か、住んでいただくのに魅力ある町にするかということが一番肝心なことで、駅前を開発するのだという意気込みがある人が1人ぐらい、できないことができるから行政なんです。「できない」と書いてあることをやめるのなら、何もみんなここにいて、ここで話をすることはないのです。そうでしょう。できないことをできるようにするために議会があるのではないですか。私はそう感じてここに立っているのです。
 じゃあ、できないものをできるということを言うと、町長も私もやってみたいと。やってみたいなら、やれるような人を人選すればいいのではないかということに尽きるのだと私は思っております。その辺のところをよくご反省くださいまして、きょう、結論が出ないことは、これからちょっと時間をかけてやりたいことがあるので、ここで終わりにして次に入らせていただきます。
「行政改革」ということをこの町は何十年言ってきたのか、私はわかりませんが、かれこれ十五、六年、もうちょっといっていますか、行政改革。その行政改革ができたと思っている方がここにいらっしゃるなら、できたと思う方、答弁してくだい。