平成22年6月定例会その9

議長【関根 豊君】
 執行部の答弁を求めます。産業振興課長。
産業振興課長【隅内久雄君】
 ただいまのご質問にお答えします。地産地消ということでございます。地産地消と申しますのは、産地生産、産地消費ということで、地域活性化の取り組みについての総称で言う言葉だそうでございます。現在、宇都宮農業協同組合、JAうつのみやにしましては、宇都宮駅のところにアンテナショップを設けまして地産地消の取り組みを一部、始めているようでございます。今後、拡大しまして、その地元に対する、地元生産、地元消費を進めていくという話は聞いております。また、議員ご指摘のとおり、地元で地産地消で食べられるところといいますと、先ほどおっしゃった3カ所の直売所なり、生産者が直接、個人でやっているようなところで購入していく方法があろうかと思います。
 以上です。
議長【関根 豊君】
 勝山修輔君。
1番【勝山修輔君】
 そこで、私は、生産者がどうして消費者に直接、売れないのかなということで私なりに聞き歩いたり何かをしてまいりました。上三川の生産者が農協に頼んで集荷場に持込み出荷されるということを聞きました。「その手数料というか、マージンというか、何%ぐらい取られているのか、消費税も含めた割合でお答え願います」というふうに私が行政の執行部に問いただしますと、お答えはできますか。
議長【関根 豊君】
 産業振興課長。
産業振興課長【隅内久雄君】
 ただいまの質問でございますが、農協が運営する集出荷場について、農家が持ち込んだ野菜などの売り上げに対してどのぐらいの手数料がかかるのか、また、消費税も含めた割合等でございますけれども、本町の農家が農産物を出荷、販売する方法といたしましては、JAうつのみやを通じまして市場に出荷する方法のほか、先ほど申しましたように、農産物の直売所や、もしくは、スーパーなどを介して直接、消費者に販売する方法などが行われると認識しているところでございます。
 農家が出荷、販売する際にどの方法で出荷、販売するかは、個々の農家がそれぞれの利点、欠点等を熟慮した上で最善の方法を選択して出荷、販売しているものと思っております。このように、農産物の出荷、販売については、個々の農家の判断のもとに行われておりますので、出荷、販売に際しましてどのくらいの利用料とか手数料が必要になるか、正確な数字は私どもでは把握しておりません。