平成21年6月定例会報告その12

○議長【松本 清君】1番、勝山修輔君。
○1番【勝山修輔君】今の課長の説明だとちょっとよくわかりませんので、5番目の質問に入って一括して質問したいと思います。
 現在、上三川町の施設には実のない樹木ばかり植えているように思えますし、私も、見てきた限り、花も実もならないものがたくさんございます。私は、何度も言うように、業者の手間暇のかかるものがなくて、手間暇のかからない樹木が多いということなので、とうてい容認できる気持ちはありません。東京都より実のなる樹木がないということは、東京よりも我が町は害虫が多く、管理剪定の手間賃が高いということになるのでしょうか。私が調べた限りでは東京都のほうが物価も高いし、手間も高いし、薬制限も多いというふうに聞いております。それであれだけの公園を維持していかれるところから見れば、上三川の、実もある、花もあるという公園は、私の考えから行くと、ちょっと納得がいくものではありません。
 このように、言っていることと、やっていることがちぐはぐで行政改革だということは考えられないので、この点に対して副町長の毅然とした返答をお願いいたします。
○議長【松本 清君】副町長。
(副町長 青山誠邦君 登壇)
○副町長【青山誠邦君】通告ですと担当課長が答弁することになっていて、いきなり私に指名ということで納得いく答弁ができないかと思いますが、お許しいただきたいと思います。
 東京のような都心部と上三川町のような地方部の害虫の多い、少ない比較をすることは、樹木の種類とか植栽の形態、気候、立地環境など多様な条件により変化するため一概に断言することは困難であると思います。実のなる木、いわゆる果樹類の管理につきましては、通常の樹木の管理作業のほかに、果樹の育成状況に応じた病虫害の防除、芽かき、摘果、袋かけ、防鳥対策、収穫作業、落ちた実の処分などが必要となるため、実のない樹木に比べ管理費用や人件費が高くなります。
 以上で答弁といたします。