平成21年9月定例会報告その3

◯議長【松本 清君】1番、勝山修輔君。
◯1番【勝山修輔君】そうすると、室長は、会社の経営とか収支決算は何も把握していないということでよろしいのですか。それとも把握しているんですか。
◯議長【松本 清君】中心拠点施設整備室長。
◯中心拠点施設整備室長【田仲 実君】会社の業務関係の把握は、私のほうでは、指定管理者の会社の本社とか、そういうものについては把握していないところでございます。
 現在のいきいきプラザの管理運営につきましては、最終的には20年度4月から3月までで初年度ということになりますが、それらの決算につきましては、最終的には赤字になったということでの理解はしております。
◯議長【松本 清君】1番、勝山修輔君。
◯1番【勝山修輔君】今、私が言っていることをあなたは理解できますか。民間委託されいる会社の収支決算を知っていますかという話はしていません。町があれを運営していくのにどれだけの費用がかかり、どうなっているのか、あなたは把握していますかということを聞いているんです。民間会社の委託料をどう使おうが、この議会で話し合う余地はありません。
◯議長【松本 清君】副町長。
◯副町長【青山誠邦君】議員さんがおっしゃるとおり、1年間のいきいきプラザの収支の明細、あるいは、いきいきプラザの建設費の内訳などにつきましては、資料をもとにしまして、そういう1日当たり10万6,000円かかっているとか、借金の返済を含めて1日当たり莫大な経費を費やしているというご指摘はそのとおりだと思います。私どもも、その辺の財政計画は立てて、いきいきプラザと中心拠点施設の整備につきましては、約29億円程度の地方債を借り入れしているわけでございまして、ピークになる平成24年度の元利償還金は1億8,000万円というような、それの月割り、日割り計算をすると、先ほどご指摘の数字になろうかと思いますが、その辺のことにつきましては、計画的に財政運営をしてまいりたいと考えております。
◯議長【松本 清君】1番、勝山修輔君。
◯1番【勝山修輔君】では、時間がもったいないので私が説明してあげましょう。前年度は1日99万8,500円かかるんです。それが、入館者で売り上げを割ると、1日当たりの売り上げ162円です。それを得るために1,498円、税金が使われるのです。24年では2,000円かかるのです。いいですか。162円を得るために町の税金は2,004円かかるんです。それから返済があります、何がありますということになると、すべてのことを計算もしないでやっていく室長は何のためにいるのか、そこを聞いているんです。よくお答えください。
◯議長【松本 清君】副町長。
◯副町長【青山誠邦君】多くの費用をかけながら、なお職員を5人、配置しているのはいかがなものかというご質問でございますが、「施設の運営管理を民間に任せてばかりでいいのか」とか、あるいは、「利用者、住民の意見や要望が通らないときにはどうすればいいのか」などの声を多くいただきました。そこで、さまざまな点での調整、あるいはチェックが必要となってまいります。また、広場や駐車場、案内看板等の整備事業も残っております。このようなことから職員は適正な数を配置しているところでございます。
 あと、いきいきプラザにつきましては、民間のそういうスポーツクラブ等とはまた設置の目的が違いますので、保健福祉の拠点施設としまして町民の皆様の健康づくりのやかたとして、また、福祉活動の中心、中核的な施設として多くの方に親しまれるような施設、いわゆる福祉の増進を目的としてやっていますので、収支ということもありましょうが、公共施設ですので、町民福祉の向上を主眼として設置しておりますので、その辺はご理解をいただきたいと思います。