平成22年3月定例会その8

議長【関根 豊君】
 町長。
町長【猪瀬成男君】
 いきいきプラザの件での質問、しかし、もっともっとほかにもあるのだろうと思います。いきいきプラザにつきましては、月曜日がお休み、茂原も休み、そして年1回ずつ1週間という期間をとりまして、あのプラザの中の機械の整備や再点検をする、それがこの前、たまたまぶつかってしまった。なぜそういうことを、向こうもやっているのに、うちもそこにぶつけるのだということです。これは全く、行政のやり方そのものです。私が注意をしなかった。こういうことでお詫びを申し上げます。民間ならばそんなことはしません。うちのプラザの機械の整備や故障や、1年間のあかというものをあの期間に取る。茂原も取っているわけです。だから、今、お聞きしましたように、ホームページにも、あるいは広報にも出ている。そういうものを見ていればそこは避けられた。当然、そのことにつきましては、大体、向こうも同じ日だそうですから、来年についてはこの件については、うちはほかの期間ということで行うようにいたします。
 もう1点は、これだけお金をかけたのですから1人でも多く入っていただきたいという気持ちがあったのか。議員からは、これで10回ぐらい質問を受けております。向こうが月曜日休み、うちも月曜日休み、そこが問題なのだということを言っているのですが、この件についても、2年たちました。しかし、月曜日の休みということについては、早い段階でやられたときに直しておけばよかったのかなと、こういう反省はしておりますが、現在については月曜日休みで、あそこを休館にしまして、これはもう少し検討課題とさせていただくということで、ご了承いただきたいと思います。
 以上です。

平成22年3月定例会その7

議長【関根 豊君】
 勝山修輔君にお伺いしますが、全部の課長に聞くのですか。勝山修輔君。
1番【勝山修輔君】
 本当のことを言いますと、言葉でしゃべりますのは簡単明瞭でわかるようですが、実際に行政のやっていることは、「考えます」 「やっています」 「できません」 「やりません」という言葉に最後はなるので、私としては、全員の方から文書になるようにこの質問をしたつもりなのです。ただ、時間もありませんし、これを全員に聞きますと、簡単明瞭に答える課長と、わけのわからないのを長々とやる課長とかいろいろいますので、たった4人ですが、これだけ時間がかかります。無理だなということが途中で私はわかりましたので、質問を変えますが、そういう趣旨で私はやったので、後日、文書で提出願えれば提出願いたいと思います。どうでしょうか。
議長【関根 豊君】
 勝山修輔君に申し上げますが、文書ですと、この会議録に載りませんので、それでよろしいでしょうか、了解をとりたいと思います。
(「はい、結構です」の声あり)
 はい。それでは、各課にそのように申し上げます。勝山修輔君。
1番【勝山修輔君】
 それでは、私はもう一度聞きます。先日、いきいきプラザで私のところに苦情を言ってきた人がおります。何を言ってきたかというと、いきいきプラザが2月8日から15日まで休みで、その人は茂原の健康交流センターに行きました。そこも1月25日から2月15日まで休みでしたということでした。そうすると、なぜ、この茂原のほうは、もうできて何年になりますか、13年だそうです。13年できている間、毎年、この時期に休みになりますよということは、市のホームページも全部出しているそうです。どうして上三川町は、この時期に合わせた維持管理をやらなければいけないのかということが不思議でならないと思います。近隣の利用者が、やってもやらなくても、あけてもあけなくても、来ても来なくても、1日約50万円の経費がかかるいきいきプラザなのです。そうすると、私が考えるに、そのいきいきプラザに、茂原に行っている方が、例え1人でも2人でも来てくれるだけ大したものだと思います。それをなぜ、向こうの休みの日にこっちの休みをつけるか、それが町民に対する行政サービスに著しく答えていないのではないでしょうか。
 先ほども言ったように、皆さんは「住民のサービス、サービス」と言っているのですが、サービスとはどういうことか、お答え願えますか。

平成22年3月定例会その6

議長【関根 豊君】
 総務課長。
総務課長【市橋英明君】
 先ほど来、行政改革の必要性ということで町長、各課長から説明があるわけですが、最少の経費で最大の効果を上げるための事業ということで、今回、行政改革ということでございます。総務課といたしまして、行政改革といたしまして総論点には、民間委託の導入、今の指定管理者制度、そちらもやっています。それと、組織機構の整備、地方分権に的確に対応した住民の高度化、多様化したニーズに対応できるような事務分掌の見直し、組織機構の整備を図っていくということでございます。それと、定員管理の適正化を計画的、効率的な行政運営を進めていくということでございます。そのほか、人材育成計画の推進と職員の資質向上、定員適正化、給与水準の適正化を今後、順次進めていきたいと考えております。
 以上です。
議長【関根 豊君】
 住民生活課長。
住民生活課長【幸田和俊君】
 それでは、行政改革についてですが、ご存知のとおり、行政というのは、年々、事務量が増えていって、お金もかかります。また、その中で、スクラップ&ビルドという方法があると思いますが、それはなかなか厳しい。一般家庭で例えるならば、収入が少なくなって、逆に支出が多くなる。そうしたらどういうふうにすればいいかというのは簡単な理由だと思いますが、そうすると、やはり、どうしても行政改革が必要と考えております。
 私が担当している住民生活課ですが、戸籍とか住民票、こういうものは個人情報です。ですから、個人情報とか情報セキュリティを守るということでお金はかかります。こういうものについては、やはり、守っていかなければならないと考えております。
 そのほかに、ごみ関係で、家庭用のごみとか環境問題についても、ご存知のとおり、COの削減問題とか、そういう問題については取り組まなければならない。ごみについても毎日、5人から10人の方から厳しい相談が寄せられて、それの対応に当たっております。行政としては、いわゆる、「サイレントマジョリティ」という言葉がありますが、物を言わない町民の方、いろいろ要求をつけてくださる町民の方、行政としてはやはり、公平公正、そのような取り組みが必要と考えております。
 行革につきましては、今回、ごみの減量というのが一番大きな課題であると考えております。今回、全99自治会を回りまして、いわゆる、プラスチック製容器包装、白色トレイ、それが全部、資源に回れば11%のごみが減ると、このようにして、大体150回ぐらい自治会を回ってそのような説明会を開催しました。そのようなことを今後とも続けて、行政改革の一翼を担いたいというふうに思います。
 以上です。

平成22年3月定例会その5

議長【関根 豊君】
 税務課長。
税務課長【直井正治君】
 突然の質問でございますが、第1点目、条例がなぜ必要かという点についてお答えいたします。すべての事務事業は条例が基礎となりますので、条例が必要だということで認識しております。
 2点目の行政改革とは、ということでございますが、行政は最大のサービス産業というふうに認識しております。町民の目線に立った町民サービスが行政改革の第一歩というふうに私は認識しております。税務課といたしましては、公平で適正な課税、並びに納税者の納税意欲の向上を図ることが私どもに課せられた使命でございますので、これからも努力してまいりたいと思います。
 以上です。
議長【関根 豊君】
 企画課長。
企画課長【上野健一君】
 勝山議員ご質問の、行政改革の取り組む姿勢ということでお答え申し上げます。
 本町では、平成17年の総務省の新地方行革指針を受けまして、平成17年に第3期上三川町行政改革大綱、これに加えまして集中改革プランを策定いたしまして、平成17年から事務事業や公共施設の管理態勢の見直しなどを行うとともに、さまざまな経費削減に取り組みながら財政基盤の強いまちづくりを進めてまいりました。また、住民の利便性の確保を最重視しまして必要なサービスを継続していくために、効率的、効果的な組織機構づくりに努めてきたところでございます。
 そのような中、最近は少子高齢化ということで、そういう時代が到来する中で住民ニーズは多様化、高度化しておりまして、国や地方の財政が極度に悪化している状況を考えますと、国と地方自治体のみがそれに答えるべくきめ細かな公共サービスを提供することはきわめて困難な状況になってきております。これまでの行政主導による社会経済システムが既に限界に来ている状況であると言われております。これからの地方自治体には、行政と住民の協働のまちづくりを積極的に推進していくことが、より一層求められている状況でございます。あわせまして、地方自治体と地域住民、あるいは、住民相互間の対話や行政の住民の参画を推進しながら行政の施策を決定、実行していくことが求められている状況でございます。
 加えまして、先ほども申し上げましたように、近年、非常に厳しい経済情勢、あるいは雇用情勢が続いている中で、今後さらに厳しい財政運営が予想されております。こうした状況に的確に対応しまして、総合計画で、将来像として「より安心・安全で活力のあるまち 上三川」を目指しまして、行政改革をこれからも継続的に、積極的に推進していくというものでございます。行政改革は、総合計画で目指しております将来像を実現するための1つのツールであると考えておりますので、今後とも積極的に推進していくというものでございます。
 以上でございます。

平成22年3月定例会その4

議長【関根 豊君】
 副町長。
副町長【青山誠邦君】
 勝山議員さんから2点ほど私のほうに質問をいただきましたので、お答え申し上げたいと思います。
 順序は逆になりますが、まず、行政改革の必要性から、私の考えを申し上げたいと思います。ご案内のとおり、少子高齢化が急速なスピードで到来しております。このことにつきましては上三川町でも例外ではございません。一方、住民ニーズにつきましては、高度化、多様化しておりまして、町に対する要望、あるいはご意見、行政需要がかなり増えてきているような状況でございます。その反面、国、地方を挙げて景気低迷の中、税収等については非常に落ちているところでございます。本町についても、町長が昨日申し上げましたとおり、22年度の施政方針の中でも述べたとおりでございまして、本町においても財政状況は極めて厳しい状況であるということでございます。こうした中にありますので、第6次総合計画が目指します、「より安心・安全で活力のあるまち 上三川」の将来像を実現するためには、なお一層の行政改革の推進が必要であると、継続して行革を行っていかなければならないという認識を持っております。この行政改革を推進しまして、自立、自主の町づくりを一層、推進していかなければならないと考えているところでございます。
 順序が逆になりましたが、もう1点、より安心・安全な町をつくるということの中に、町民の声明、身体、財産を守るということについての位置づけはどうなのかということですが、安心・安全の中で、町民の声明、身体、財産を守っていくということは最も重要な事項の1つだというふうに認識しているところでございます。
 以上でございます。
議長【関根 豊君】
 勝山修輔君。
1番【勝山修輔君】
 私が質問した、お一人お一人、登壇でお返答くださらなくても結構なので、席でどうぞ。

平成22年3月定例会その3

 そして、いずれにいたしましても、行政が行う範囲は極めて広いです。「行政サービスとは」ということになってくるのだろうと思います。そして、これらが住民の福祉の向上につながる様々なサービスであると私は認識しております。
 そして、行政サービスとは何かということです。大きく申し上げれば、私達は、皆さんから税をお預りし、皆様方にお返しをしていく。そこに無駄があったり、あるいは、必要のないものをつくっていったり、多くの皆さんが望んでいないものをつくっていったり、そういうことをしてはいけない。そして、決めたものは、先ほどの質問の中にもございましたように、勝山議員が、あちこち、ほんとによく各課を回っていって質問してくれております。
 勝山議員さんから見ると、すぐ答えが返ってこない、そういうものが出てまいりました。私は、このことについてもお答えしておきます。すぐできるものと、できないものがあります。非常に難しいです。これは、言いわけと言われても仕方がないのですが、やはり、予算というものがある以上、できるものと、できないもの、これは各課ではなかなか答えづらい。そういうものもある。しかし、そういうものは、いずれにいたしましても、迅速、そして的確に処理をしていかないといけないと、我々はそれに対応していかなければいけない。そして、効率的な町政運営をしていかなければならないと、こういうことが原理原則であります。
 行政改革とは何ぞということに戻るのですが、ずっと役所がある限り行政改革は進めなければいけない。私がここへ登庁させていただいたときに、行政改革とは何なのだろうと、一生懸命にやったらそんなものは必要ないだろうという話をいたしましたが、それは私の考え違いでありました。しかし、どんなことがあっても行政改革はしなければならないという結論に達しました。それは、最少の経費で最大の効果を上げなければいけないということです。できる限りの行政改革に取り組んでいって、一口に申し上げれば、人が少なければいいと、これも行政改革の一環ですが、人の、役場の職員の能率を上げることは私に課せられた大きな仕事でございます。まだまだそれが足らないということでございますから、いずれにいたしましても、最少の経費で最大の効果を上げる必要があると認識しておりますので、ずっと行政改革は追及していく。そして、町民の皆様からお預りした税というものを、早く、無駄のないようにお返ししていくというのが我々の仕事です。そこから離れないように、私はやっていきたいと思っておりますので、ひとつ、ご理解のほどをお願い申し上げます。
 あとは、私よりもはるかに詳しい担当課がこれだけいます。大概答えられると思いますから、ひとつよろしくお願いいたします。

平成22年3月定例会その2

議長【関根 豊君】
執行部の答弁を求めます。町長。
(町長 猪瀬成男君 登壇)
町長【猪瀬成男君】
通告質問につきまして、勝山議員からはたった1行、「行政改革について」ということで、きわめて高度な、そして大事なご質問なのだろうと思います。まず私から、精いっぱいお答えいたします。あとは、各担当課がお答えしていくということで、ひとつお許しを願いたいと思います。
 町がやる仕事、我々行政では「事務」と言います。私も民間から来ましたから、「事務」というと、こういう本を読んだり、書類を書くことが事務かなと思ったら、いや違う。道路をつくったり、学校建設をしたり、あるいは、福祉の事業をしていったり、これが事務、いわゆる仕事でございます。それを町が処理をする事務、これは地方自治法という規定に何でも決められております。自治事務と、もう1つは、法定受託事務と、このように決められているということです。法廷受託事務は、日本国、国、県において、本来果たすべき役割にかかわる事務を、法律または政令という法によって町が処理することとされる事務でございます。自治事務かもう一方にはあるわけですが、自治事務は、町が処理する事務のうち、法定受託事務以外のものが規定されております。では、自治事務とは何かというと、学校をつくったり、河川が壊れたから直したり、道路、ごみがどうだとか、そういうことをやるのが私達の仕事である自治事務と規定されております。

平成22年3月定例会その1

(1番 勝山修輔君 登壇)
1番【勝山修輔君】
 まず、最初に、私にこのような発言の機会を与えてくださった有権者の皆様方に感謝申し上げます。私の発言で適当でないものは、議長の権限で削除願います。
 今回、行政改革について、1行だけ書いてあります。なぜ1行かは今、私が質問するとよくわかると思います。通告書の今回の行政改革について質問させていただきます。
 行政が行なうサービスとはどういうものか。また、もっと大事なことは何なのかをお聞きします。町長が所信声明の中で、「一層の行政改革を推進して」とあります。それを私は、援護したいと思いまして、このことを申し上げたいと思います。
 では、町民の安心・安全とは、町民の財産を守るということも入りますか。この点は副町長にお尋ねします。
 それでは、行政改革の問題を、持ち時間全てを使って行政の考え方をよく聞きたいと思います。なぜなら、何度質問をしても答えが出てこないからです。行政とは、一度決めたことは無駄とわかってもとめませんし、一般の会社でしたら、倒産することすらやめられません。この考え方は、税金という他人が納めたもの、当然、あなた方も納めていると思います。そういう認識からだと私は思っております。私は、自民党でも、民主党でもありませんが、行政改革とは何であるかという意味を知るためにも事業仕分けなどを行ってみたいと思っています。また、現に、鹿沼市や他の市町村でもやっていると新聞には載っております。
 行政改革をどうお考えになっているのか。また、町の基本条例をつくることを先日、議運でやりましょうということになっているので素案というものが出てくると思います。来年の、この議会にいらっしゃる方だけで結構ですから、条例が必要か、行政改革はどうするのかを、お一人、お一人に発言していただきたいと思っております。その後、私は答弁させていただきたいと思います。
 まず、このことを言うのには、税金を司る、収入のある税務課長から、一番税金を使っている企画課長、総務課長に続いて、お金をたくさん使っている課の順に、お一人お一人、質問をお聞かせ願いたいと思います。

思うこと

 なぜこのような質問をするかと言いますと、これら箱物がこのままの現状で進んだ場合、いずれ財政を圧迫し破綻しかねない恐れがあるので、今から見直していかなければいけないと思っているからです。その最たるものがイキイキプラザだと思います。このような物を造るという発想は非常に良いことだと考えますが、どうせ造るなら利便性や効率の良いものを調査して研究してから着手して欲しかったです。その良い例がイキイキプラザの検討委員会の方々だと思います。なぜなら行政が造った同じような施設で茨城県明野町や、栃木県大平町の欠陥だらけの施設を見せられ、豪華な外観に魅了されて、肝心の中身について議論されていない、研究されていないという事です。つまり後になって改善のきかない欠陥施設を造ったということです。
 つまり民間でやっているような所で何が不便かを聞いたり見たり考えてこそ、利用者が利用しやすい施設やシステム、または付加価値を付け利用する人を増やし利益を上げているかというところを見ないからです。サウナやプールにしてもしかり、利用した事も見た事も無い人達に聞いてどうするのですか?それが現実で事実なのです。検討委員会の方々にいずれ機会があれば質問してみたいと思っています。出来あがった物に対しての責任の一端はあると思いますので、今現在もその方達にお風呂やプールを利用した事があるのか、中の様子をしっかり見たのか、その感想も聞きたいぐらいです。それ程、この町は不便なものを造ってはその維持管理や改善に無駄な費用をかけているのです。
 だから何でもかんでも行政に都合の良い人を当て職にするのです。分からない人、知らない人、発言しない人をよりすぐって選んでいるのではないかと疑いたくなります。
 同じ箱物ですが、少しイキイキプラザとは異なる性格を持った施設です。上三川農産物加工所のことです。一応誰でも利用できるとありますが、不特定多数の方がいつでも利用できるものでは有りません。ましてやある特定の団体が独占的に使用している為か、一般の方の利用も難しい状況です。そこでこの施設の主旨です。この事でお聞きします。
 農村環境改善センターや農産物加工所について、なぜ調べて発言しているかと言うと、行政が作った物は役に立っているのかは別として、毎年々多額の維持費を出してまでなぜやるのか、なにが得られるのか。
 25年間で税金で賄った額は198,612,170円です。これに使用料の収入は25年間で1,534,991円です。これで何を町民は得たとお思いですか。
 農産物加工所と言えば昭和60年~平成14年までの18年間は改善センターと同じ為計算が出来ませんが、後の7年間で11,957,516円、年間1,078,216円、使用料収入は7年間で1,683,450円、年間240,000円の収入で何が得たのか。
 その様な所に又もや税金を使い、改善センター及び加工所の門や下屋増築工事を行った事を職員はどう考えているのか、使用料では賄えず毎年補助金を出して維持している所に増設を考えた担当者の答弁を聞きたいところです。
「上三川町農産物加工所の設置及び管理に関する条例」の第1条で「農産物を加工し、その付加価値を高めることによって地域農産物の消費拡大と農業の振興を図るとともに、生産者と消費者との交流を促進し、地域農業への理解を高めることを目的として、上三川町農産物加工所を設置する」と有ります。
 そしてこの農産物加工所はルネッサン推進補助事業で7,200万円かけて造った加工所の経費は町が払っているのです。
 上三川町の農業振興と農村女性が起業活動するとあります。事業をする為と解釈しますが、生活改善クラブの方の為に造ってあげたと言うべきでしょうか、それとも補助金を利用するための物ですか。
 行政がそんな箱物を作れば未だに潰れず永遠にやっていける不思議な事があります。その実情を見て知っておきながら携わっている行政の職員たちは何も感じないのでしょうか。
 行政のプロならば利用や付加価値は数字で結果を出して下さい。
 納得出来ない事がまた一つあります。富士山公園内のプールです。まず、営業日数が42日間で休みが6日間有り、雨が1~2日有るので営業日が34日位でしょう。子供達がこの暑さの中で一番好きな所でしょう。その嬉しさを行政の勝手な言い分で休みにします。
それが短い夏休中子供プールも不便と考えませんか。たった1ヶ月半の営業なのに、毎日休み無しの営業が出来ないのですか。子供達にすればプールは夏の楽しみの一つです。プール水は循環ですし水を足すだけです。清掃も毎日終了時にしているので休む事はないし、毎日の方が嬉しいです。とアルバイトの人達は言っています。
 上三川町役場の残業代は最初から来年度予算書に組み入れております。しかも毎年のごとく支払った金額を多くしたり少なくしたりして見せておりますが、トータルすれば同じ金額を支払っております。このような事ならば、始めから全ての手当を一括にして支払ってしまった方が良いのではないでしょうか。また一般企業では、考えられない項目も有ります。それは勤勉手当です。公務員とは公僕でありますし、サービス業です。職員が勤勉に務めるのは当たり前と思います。
 前回の議会で申し上げた通り、残業を多く認めてくれる上役は良い人で、その位は時間内に終わらせるようにと言う上役は悪い人になるのです。ですから、残業代をあらかじめ支給しておいて、早く終わった人は早く帰るも由、別な事を手伝うも由、自分でやりたい事を考えるも由、ここで個人の能力の差が出てくる事が行政改革・意識改革の差だとしたら意識改革の差は、町民として大いに喜ぶべきではないですか。
 因みに総務課の職員16名の年間人件費は、アバウトですが1億2,144万2,000円で1人当たり年収759万0125円、1カ月63万2,510円、1日2万1,083円、時給2,635円になりますが、この金額をどうお思いですか。でもこれは、年間365日で計算していますが現在職員は有休休暇を使うと年間の実働は200日位です。どう考えますか。
 町で各課にまたがるシステム保守費・事務機器保守費・電算処理費は、全体でどの位になりますか?

一般会計予算合計 175,283,000円

特別会計予算合計  23,378,000円 

総合計198,661,000円

総人口 31,700人 1人当たり年間6,266円

納税者 14,000人 1人当たり年間14,190円

年間、1日のリース料544,276円が毎日かかるのです。これを町民の皆さんはどう考えますか。

 このシステムは町民の為と考えるか、職員の為と考えるか聞いてみたいと思いませんか。
 公務員の無駄、無駄ではないという根拠は、何を判断して決めているんでしょうか?
 毎年この金額を払いつづけて行く事になにも疑問もないのが職員なのでしょうか。町民が考える事だと私は思っています。

思うこと

上三川の夏祭りがありました。町から補助金が出るようになって3回目の祭りでした。毎年、毎年と盛大になってきました。今年は警察の発表では一万五千人以上の人でだと言うことでした。こんな盛大な祭り、久しぶりでした。これが長く続き、町の活性につながれば良いと思っています。