平成22年3月定例会その6

議長【関根 豊君】
 総務課長。
総務課長【市橋英明君】
 先ほど来、行政改革の必要性ということで町長、各課長から説明があるわけですが、最少の経費で最大の効果を上げるための事業ということで、今回、行政改革ということでございます。総務課といたしまして、行政改革といたしまして総論点には、民間委託の導入、今の指定管理者制度、そちらもやっています。それと、組織機構の整備、地方分権に的確に対応した住民の高度化、多様化したニーズに対応できるような事務分掌の見直し、組織機構の整備を図っていくということでございます。それと、定員管理の適正化を計画的、効率的な行政運営を進めていくということでございます。そのほか、人材育成計画の推進と職員の資質向上、定員適正化、給与水準の適正化を今後、順次進めていきたいと考えております。
 以上です。
議長【関根 豊君】
 住民生活課長。
住民生活課長【幸田和俊君】
 それでは、行政改革についてですが、ご存知のとおり、行政というのは、年々、事務量が増えていって、お金もかかります。また、その中で、スクラップ&ビルドという方法があると思いますが、それはなかなか厳しい。一般家庭で例えるならば、収入が少なくなって、逆に支出が多くなる。そうしたらどういうふうにすればいいかというのは簡単な理由だと思いますが、そうすると、やはり、どうしても行政改革が必要と考えております。
 私が担当している住民生活課ですが、戸籍とか住民票、こういうものは個人情報です。ですから、個人情報とか情報セキュリティを守るということでお金はかかります。こういうものについては、やはり、守っていかなければならないと考えております。
 そのほかに、ごみ関係で、家庭用のごみとか環境問題についても、ご存知のとおり、COの削減問題とか、そういう問題については取り組まなければならない。ごみについても毎日、5人から10人の方から厳しい相談が寄せられて、それの対応に当たっております。行政としては、いわゆる、「サイレントマジョリティ」という言葉がありますが、物を言わない町民の方、いろいろ要求をつけてくださる町民の方、行政としてはやはり、公平公正、そのような取り組みが必要と考えております。
 行革につきましては、今回、ごみの減量というのが一番大きな課題であると考えております。今回、全99自治会を回りまして、いわゆる、プラスチック製容器包装、白色トレイ、それが全部、資源に回れば11%のごみが減ると、このようにして、大体150回ぐらい自治会を回ってそのような説明会を開催しました。そのようなことを今後とも続けて、行政改革の一翼を担いたいというふうに思います。
 以上です。