平成22年3月定例会その3

 そして、いずれにいたしましても、行政が行う範囲は極めて広いです。「行政サービスとは」ということになってくるのだろうと思います。そして、これらが住民の福祉の向上につながる様々なサービスであると私は認識しております。
 そして、行政サービスとは何かということです。大きく申し上げれば、私達は、皆さんから税をお預りし、皆様方にお返しをしていく。そこに無駄があったり、あるいは、必要のないものをつくっていったり、多くの皆さんが望んでいないものをつくっていったり、そういうことをしてはいけない。そして、決めたものは、先ほどの質問の中にもございましたように、勝山議員が、あちこち、ほんとによく各課を回っていって質問してくれております。
 勝山議員さんから見ると、すぐ答えが返ってこない、そういうものが出てまいりました。私は、このことについてもお答えしておきます。すぐできるものと、できないものがあります。非常に難しいです。これは、言いわけと言われても仕方がないのですが、やはり、予算というものがある以上、できるものと、できないもの、これは各課ではなかなか答えづらい。そういうものもある。しかし、そういうものは、いずれにいたしましても、迅速、そして的確に処理をしていかないといけないと、我々はそれに対応していかなければいけない。そして、効率的な町政運営をしていかなければならないと、こういうことが原理原則であります。
 行政改革とは何ぞということに戻るのですが、ずっと役所がある限り行政改革は進めなければいけない。私がここへ登庁させていただいたときに、行政改革とは何なのだろうと、一生懸命にやったらそんなものは必要ないだろうという話をいたしましたが、それは私の考え違いでありました。しかし、どんなことがあっても行政改革はしなければならないという結論に達しました。それは、最少の経費で最大の効果を上げなければいけないということです。できる限りの行政改革に取り組んでいって、一口に申し上げれば、人が少なければいいと、これも行政改革の一環ですが、人の、役場の職員の能率を上げることは私に課せられた大きな仕事でございます。まだまだそれが足らないということでございますから、いずれにいたしましても、最少の経費で最大の効果を上げる必要があると認識しておりますので、ずっと行政改革は追及していく。そして、町民の皆様からお預りした税というものを、早く、無駄のないようにお返ししていくというのが我々の仕事です。そこから離れないように、私はやっていきたいと思っておりますので、ひとつ、ご理解のほどをお願い申し上げます。
 あとは、私よりもはるかに詳しい担当課がこれだけいます。大概答えられると思いますから、ひとつよろしくお願いいたします。