平成22年3月定例会その2

議長【関根 豊君】
執行部の答弁を求めます。町長。
(町長 猪瀬成男君 登壇)
町長【猪瀬成男君】
通告質問につきまして、勝山議員からはたった1行、「行政改革について」ということで、きわめて高度な、そして大事なご質問なのだろうと思います。まず私から、精いっぱいお答えいたします。あとは、各担当課がお答えしていくということで、ひとつお許しを願いたいと思います。
 町がやる仕事、我々行政では「事務」と言います。私も民間から来ましたから、「事務」というと、こういう本を読んだり、書類を書くことが事務かなと思ったら、いや違う。道路をつくったり、学校建設をしたり、あるいは、福祉の事業をしていったり、これが事務、いわゆる仕事でございます。それを町が処理をする事務、これは地方自治法という規定に何でも決められております。自治事務と、もう1つは、法定受託事務と、このように決められているということです。法廷受託事務は、日本国、国、県において、本来果たすべき役割にかかわる事務を、法律または政令という法によって町が処理することとされる事務でございます。自治事務かもう一方にはあるわけですが、自治事務は、町が処理する事務のうち、法定受託事務以外のものが規定されております。では、自治事務とは何かというと、学校をつくったり、河川が壊れたから直したり、道路、ごみがどうだとか、そういうことをやるのが私達の仕事である自治事務と規定されております。