平成24年12月定例会その12

議長【隅内正美君】
 勝山修輔君。
5番【勝山修輔君】
 それでは、もうあと10分もなくなってしまうので、もう一つ聞きます。上三川町農業委員会宛に県の農政課から裁決があったようですが、内容は、不許可を取り消せという裁決だそうです。県の職員も上三川の職員も公務員であります。そして、農業委員会の事務局も公務員であります。上三川町の行政が、行政を司る人間として、これは上三川町の失態だというふうに私は認識しますが、どうでしょうか。
議長【隅内正美君】
 農業委員会事務局長。
農業委員会事務局長・産業振興課長【小林連太郎君】
 ただいまのご質問につきましては、農業委員会の総会で議決された結果ですので、私のほうからそのことに関する答弁をさせていただくことは控えさせていただきたいと思います。
議長【隅内正美君】
 勝山修輔君。
5番【勝山修輔君】
 これからもそういう方が出てきたときに、不合理さや不公正を体感して、ともすれば、委員会からの回答が正しいと思ってしまってやめる人もいるということです。基盤法では異議の申し立てはできないということ、それから、農地法3条では、異議の申し立てができるということも町民の人はだれも知りません。それを安易に事務局長という立場で農業委員会の人たちとこういうことをするのは、いかがなものか。これは、今の事務局長に言うべきことではありません。この中に、もしそのようなことを頭の隅に置いてやっているという人がいるならば、よく反省すべきであると思います。
 では、次の質問に移らせていただきます。3番目の暴力団排除条例について、私はものすごく賛成でございます。ただ、その中で、質疑応答の中で加害者と被害者の人権問題に立ち入るようなところがあったり、実質的な被害法益の問題を考えさせられることがありましたので、次の6点をお伺いしたいと思います。
 ①施行してからの反響はどうですか。②この条例が必要だと考えた理由は何ですか。③今までに町民や職員に実害があったか、否かについてお聞きします。④条例制定のために警察官の執行は必要だというのであれば、それは致し方ないにしても、年間800万円もの経費が必要になる理由は何ですか。⑤この条例は職員の発案ですか、それとも役場の管理職の発案ですか、企画化の発案でしょうか。⑥過失犯と故意犯の著かについてお聞きします。過失と故意を取り違えている人が多いということです。
 以上の質問に答弁をお願いします。
議長【隅内正美君】
 執行部の答弁を求めます。総務課長。