わたしの思うこと

平成25年1月町議会に提出された議案に、副町長の選任の件があり、その同意を求められましたが、例え選任に反対であっても、議員1人の発言ではどうにかなるものではありません。なぜなら、上三川町役場内の人事権は、町長の専決事項となっているからです。一議員の力ではどうすることもできません。そのやるせなさは、筆舌に尽くしがたく、無念の思いで一杯です。他の議員といえば、公平な意見等出ることがなく、他の議員も優柔不断であるので、多数決の原理において、副町長選任の議案は簡単に可決されてしまうことでしょう。町民の負託を受けて当選したはずの議員なのに、いつのまにか気概を失ってしまうのです。
 副町長が再選されるとしたら、自分にとって茶坊主的な人間ばかりはびこり、能力のある人間でもいうことの聞かない者は遠ざけられてしまうのではないでしょうか。能力がなくとも、先輩のやるとおりに「一日一日を問題なく過ごす」と言う様な「定年まで無難にいられる」ための職員の原則は、
①町民のために働こうなどと思うな
②余計なことは言うな、するな
③特定の人のために働け
この三つを守れば定年まで幸せに勤められるのです。
 こんな職場になったのは長期政権のひずみからくるものです。特定の人間が実権を握り、上三川町政を牛耳っていたのです。特定の人が指導係的役割を担い、実権の継続を図っているということです。
ある人は、町長を引退したのによく役場に顔を出しています。何かやり残したことがあるのか、それとも自分の影響力が及んでいるのか確かめたくて来ているのかどうか分かりませんが、一度やめた方はあまり顔を出さない方が良いのでは?
そうでないと、あらぬ疑いをかけられる元になります。ある人と行政スタッフとの癒着、そして権力の維持、保存、その事にキュウキュウとなっている様が見えるようです。
又、町の要職を担った人が、これ以上の出世を望むのは、首長になるしかありません。首長に立候補して、町民の審判を仰いでみてはいかがでしょうか。そうでなければ、もう後進に道を譲ることを含め、一町民に戻る、それが天下の王道です。これ以上権力にしがみつくのはどうかと考えます。