平成24年12月定例会その4

議長【隅内正美君】
 勝山修輔君。
5番【勝山修輔君】
 それではお聞きいたしますが、かいつまんで話しますと、「1組合で使っているということは一般の町民から見ると疑惑と思われても仕方がない部分があります。やはり、行政は、もう一度ベストに近い状態で使わせていくように検討してまいります」と、このように発言をしております。また、「加工所の使用料が管理費に満たなくても、行政は支援していくのだ」ということが前回の議会の中の質疑答弁でありました。前町長は、「私は5月28日で終わりますが、それまでに1つの結論は出すようにしてまいります」と私にお約束をしていったのですが、いまだにこれは実行されておりません。
 私がなぜこんなことを言うかというと、いつまでも食品だの、いろいろな大義名分はたくさん並んでいるのですが、血税だということ、これをそのままずっと出し続けるかということに私は疑問を持っているのです。ですから、やっていらっしゃる方がどうこうではないのです。それを血税でずっと出していくのか。これだけのお金です。今、上三川町の所得は平均して250万円以下が人口の70%だと、私が何遍も言っています。そうすると、これ、1人分の年間所得を費やしているということになるわけです。ですから、その辺のことを考えてやっていただけたらうれしいと思って私は質問したのです。
 それでは、次の質問に移らせていただきます。農業委員会のあり方について。農業委員会の可視化、農業委員会の組織構成、農業委員会の法的存在意識に関連した質問をいたします。
 ①上三川町農業委員会というのは、行政は口出しできないと副町長や町長は言いますが、では、農業委員会に対してだれが口出しできるのですか。つまり、監査機関はないということなのでしょうか。それならば、事務局の存在意識はどのようなものでしょうか。②農業委員会の事務局長と産業振興課の課長との立場の違いをお聞かせ願いたいと思います。また、どちらの優先順位が先でしょうか。③農業委員会議事録とは、行政の中ではどのような扱いですか。また、どのような拘束力を持つのか、お聞かせ願います。④農業委員会の窓口は農業公社ですか、事務局ですか、どちらなのでしょうか、明快なお答えをいただきたいと思います。また、農業委員会の可視化を誤っていないのかどうかもお伺いしたいと思います。⑤町民に対する行政指導とはどういうものですか。⑥行政指導が町民にされていないと思う時はどのような方法をとればよいのですかについて、一括して答弁を願えればと思います。
議長【隅内正美君】
 執行部の答弁を求めます。農業委員会事務局長。