平成24年12月定例会その3

議長【隅内正美君】
 勝山修輔君。
5番【勝山修輔君】
 事業仕分けはしないというようなことなのですが、他の市町村では、事業仕分けをして財政効果が7億円と発表している自治体もあります。うらやましい限りだと思います。我が町上三川町は、条例の古いものは40年、30年、20年と、すべてがそのままの条例で、それを見直さないまま、今現在、来ております。これを見直すのには事業仕分けをしないと見直せないのではないかというふうに私は考えておりますので、その辺はどんなふうにお考えでしょうか。
議長【隅内正美君】
 副町長。
副町長【青山誠邦君】
 条例によっては古いものもありますし、また毎年、改定されるものもございます。社会経済情勢の変化に伴いまして、必要であるものにつきましては改正を行い、状況が変化しないものについてはそのままということです。また、国の法律の改正を受けた改正等も物によってはありますが、それぞれの条例は、それぞれの趣旨目的で制定になっておりますので、そのときの国、県の動向、あるいは社会情勢などを見極めながら、必要に応じて、改正等が必要な場合には改定を加えているということでございます。
議長【隅内正美君】
 勝山修輔君。
5番【勝山修輔君】
 今の副町長の答弁にありますように、世の中が目まぐるしく変わっております。変わっているものに対応するということは、古いものも皆さんで考えて事業仕分けをしていくことが一番早道ではないかというふうに私は思っているので、ここで質問をさせていただいております。皆さんで考える事業仕分けが、行政のほうでは必要ないということでしたら、それは議員がまた考えればいいことだというふうに私は思っております。
 例えば、この経費節減で、私は農村環境改善センターがなければいいとか、加工所がなければいいという質問をしているつもりはないのです。私が4番目に挙げたのは、24年度の4事業で4,500万円の予算を使っている。また、昭和60年から25年間で1億9,000万円の管理費を使っている。それで、使用料は25年で153万4,000円だというと、年間6万1,000円の使用料をもらうために500万円のお金をかけているんですよということが町民にわかってもらえたら少しは改善するのではないかということと、農産物加工所は年間220万円かけて24万円の使用料です。これをずっと血税で払い続けていくのがいいか、悪いのかという話をしているのであって、加工所をやっているから悪いということではないです。
 農産物加工所のことで猪瀬前町長が私の質問に答えてくださったときに、私は、猪瀬前町長の後見により、町政を継承して星野町政が発足したと認識しております。では、前町長が議会で発言したことをどうおとりになるのでしょうか、お聞かせ願えればうれしいと思いますが、町長、どうですか。
議長【隅内正美君】
 町長。
町長【星野光利君】
 前町長が議会で申し上げましたことは、きちんとそれは議事録に載っていることですので、その当時、発言したこととして重く受け止めたいと思います。