平成24年6月定例会その5

議長【隅内正美君】
 勝山修輔君。
5番【勝山修輔君】
 私は民間人なので少しわかりませんが、町長も民間から来たので、私が今、これからお話しすることを理解していただけるとうれしいです。行政を会社にかえますと、社長は町長になります。専務は副町長だということです。社員は職員です。では、町民は何になるとお思いですか。副町長、お答えいただけますか。
議長【隅内正美君】
 副町長。
副町長【青山誠邦君】
 町民は、会社であれば株主というようなとらえ方をしております。
議長【隅内正美君】
 勝山修輔君。
5番【勝山修輔君】
 会社で言えば町民は株主ですよね。先日、町長がいろいろな集会や自治会で、「高齢者の医療費が、国民健康保険の費用を賄えなくしている理由なのだ、すべて税収、交付金、国、県の補助で成り立っているのです」と話したそうです。これは町長が町民である株主に、「少しくらいのことでは病院に行かないでくれ」、「少しぐらいの痛みなら薬はもらわないでくれ」と言っているようなものだと思います。あまり回りくどい言い方をしないで、はっきりと言えばいいのではないかと思います。要は、「ちょっとくらいの病気で病院に通って、治療費の負担をかけるな」と。そのことについて副町長はどんな気持ちですか。副町長も自治会の集まりに何カ所か行ったそうですが、(保険課と3人で分散して行ったという)副町長以下職員が自治会に行って諸事を説明するのは当然ですが、まだ一年足らずの人にそれを言わせるのは、私からすれば常識外れのことだと思います。このことについては後でお話ししますが、副町長はどう思いますか。
議長【隅内正美君】
 副町長。
副町長【青山誠邦君】
 国保財政については、かなり厳しい状況であるということで、当然、我々としても努力しなければならない部分が多々あるわけでございますが、まず、医療費を抑制するということが根本だと理解しているわけでございます。そのためには、被保険者が8,300人いますが、その方々にご理解をいただくということで、町長以下、分担して800の自治会にお邪魔しましてその辺のお話をしたわけでございます。国保財政の状況であるとか、医療費の状況であるとか、医療費を抑制するためには住民の皆様にどのようなことをしていかなければならないのか。基本は、健康な体をつくってもらいたい、健康な状態でいられることが人間にとって一番幸せなことなので、健康に充分留意をしていただきたいということを重点にお願いをしたわけでございます。これは、町長以下、町を挙げて最重要課題ということで取り組もうということでやっておりますので、全職員でこの課題に取り組んでいきたいと考えております。