平成24年6月定例会その4

議長【隅内正美君】
 勝山修輔君。
5番【勝山修輔君】
 それでは、特別会計の基金ということはほかから留保金をためるとか、予備費を取っておくという考えは行政にはないのでしょうか。どうですか。
議長【隅内正美君】
 副町長。
副町長【青山誠邦君】
 国保税の値上げ幅を抑えるために基金があったのですが、それを取り崩して国保税値上げの抑制に充ててきたということで、現在は、基金はゼロであります。
議長【隅内正美君】
 勝山修輔君。
5番【勝山修輔君】
 ということを言いますと、私は今、町長に聞いても、本当に申し訳ないことなので聞いていないのですが、長期的展望ができなかったという認識は副町長にございますか。
議長【隅内正美君】
 副町長。
副町長【青山誠邦君】
 長期的な展望のもとに安定した国民健康保険事業を運営していくということについては当然、視野には入れたところでございますが、負担者の負担の問題もございますので、なかなか長期的な見通しの中で大幅に国保税を値上げするというような形には至らなかったものですから、単年度、単年度で収支均衡ができるような改訂を毎年繰り返してきたということでございます。
議長【隅内正美君】
 勝山修輔君。
5番【勝山修輔君】
 私が聞いているのとちょっとずれるのですが、認識があったか、ないかということを今、副町長に聞いているのですが、認識はありましたか、ありませんでしたか。
議長【隅内正美君】
 副町長。
副町長【青山誠邦君】
 国保財政が安定するために長期的な視野に立って考えていかなければならないという認識はございました。そのためには医療費抑制のためのいろいろな施策を講じていかなければならないという努力も続けてきたわけでございます。
 それで、先ほども答弁の中で申し上げましたが、このような状況を、今からも、これからもずっと続けていくというわけにはいかないということでございますので、上三川町国民健康保険事業運営健全化に向けた計画を策定しようということで、10月をめどに策定する計画で現在、実施に取りかかっているところでございます。