平成23年9月定例会その9

議長【関根 豊君】
 勝山修輔君。
1番【勝山修輔君】
 今、ここで手元に調べた資料がありませんのではっきりしたことは言えませんが、栃木県内でも1つ、2つではありません、たくさんございます。よくお調べになったほうがいいのではないでしょうか。また、指定管理業者選定に、その選定段階において、およそ利権に絡むもの、その利権にくみやすい至近距離の立場の副町長がいるのはいかがなものかということを私はお尋ねしたいと思っております。ということは、副町長自身、みずから痛くない腹を探られたり、さじ加減をしたとか、専門職でもないのに総務課長がそのことを兼任するとか、こういう悪しき慣習がずっと続いているのが上三川町の行政であります。有識者の有効な意見を聞く、まず一番大事な利点はむだが省けるということです。物事の判断の客観性がいいということです。不正の入り込む余地がありません。それとも、上三川町は不正を好む体質なのでしょうか。その辺のことも、副町長の良心ある回答をいただきたいと思います。
議長【関根 豊君】
 副町長。
副町長【青山誠邦君】
 指定管理者の選考に当たりましては、まず、選考委員会にかける前に指定管理者の審査会がございます。審査会につきましては、外部の委員さんが多数、参画してくださっております。例で申し上げますと、町の障害者自立支援施設、ふれあいの家「ひまわり」ですが、指定管理者審査会の委員につきましては、厚生常任委員長、民生委員の代表、障害者相談支援センターの専門員、県の心身障害者親の会の代表、県の知的障害者育成会の上三川支部の代表、町障害者福祉作業所の所長さんなど、全員が外部の委員になっているところでございます。このようなことから、指定管理費の選考に当たっても、公平性、客観性、透明性が確保されているというふうに考えているところでございます。私が一存で決められるというような、そういう規定にはなっておりません。
 また、審査会で候補者を1つに絞りまして指定管理者の選考委員会のほうに上げてくるわけでございますが、その委員会におきましては、総務課長とか企画課長、福祉課長、生涯学習課長、それから室の担当する課長が入った中で合議制でやっているところでございます。どのような会議でも同じでございますが、委員長につきましては、議事の進行役でございますので採決には加わりません。可否同数の場合には採決に加わるということでございますが、皆さんのご議論の中で、最終的にそれが指定管理者の候補者としてふさわしいかどうか、その辺を決めていくわけでございます。指定管理者の選考委員会で決まったことについては町長に報告しまして、町長に決定いただいて、それが議会の議決を得た後に指定管理者として最終的に決定するという形になるわけでございます。