平成23年9月定例会その8

議長【関根 豊君】
 副町長。
副町長【青山誠邦君】
 地方公務員法であるとか、あとは、地方公務員につきましても細部について定まっていない事項がございますので、それは国家公務員法とか人事院規則とか、そういうものに基づきまして町の条例を定めていくということでございます。いろいろの給与等の条例の制定につきましては、基本は地方公務員法でございます。
議長【関根 豊君】
 勝山修輔君。
1番【勝山修輔君】
 そうすると、町の条例はつくれないんですか、つくれるんですか。
議長【関根 豊君】
 副町長。
副町長【青山誠邦君】
 法律に違反しない限り、町で条例を策定したり、改正したりすることは可能でございます。
議長【関根 豊君】
 勝山修輔君。
1番【勝山修輔君】
 では、もう1つお尋ねしますが、上三川町には公の指名業者選定委員会、並びに施設選定委員会というような委員会がありますが、その委員長は副町長ですね。そうすると、副町長は、すべての町が発注できる民間委託公共物の管理者選定の委員長ということで、私が先日、お尋ねしたときには、これが一番理想的だというような発言をなさいました。それではお聞きしますが、他の市町村の場合、委員の構成に関しては、必ず外部の有識者、弁護士、大学の教授、公認会計士を参加させていますが、上三川町にはなぜないのですか。そのような仕組みがないのが、先日、独善的になりやすいし、第三者の参加が望ましいと。
相撲協会でさえも外部の人間を招いたわけですから、日光市に至っては市民10名の参加を認めていますし、副町長がその最高委員長だということは、ほかの市町村では町長なのですが、なぜ副町長なのでしょうか。
議長【関根 豊君】
 副町長。
副町長【青山誠邦君】
 2つの委員会、指名選考委員会、それと指定管理者の選定委員会、いずれも私が委員長という形になっておりますが、これは以前からそういう形をとっております。私が来てからそういう要綱を定めたとか、変更したとか、そういうことではございませんので、申し添えておきたいと思います。
 それから、指名選考委員会に外部の委員さんを入れるとか、そういうことにつきましては、県内でやっているところはないのではないかというふうに考えているところでございます。一般競争入札で総合評価制度を導入した一般競争入札を実施していますが、地元の業者に有利な条件を付するとういうような形で、災害時の協力関係であるとか、地域貢献度とか、町の行事を執行したときの評価を加えるとか、有利な方法を導入しておりますが、その条件についてよろしいかどうかということにつきましては、外部の委員さんに審査をお願いしているところでございまして、指名選考委員会に外部の委員さんを入れるということにつきましては、多分、ほかの市町でも例がないのではないかと考えております。
 以上です。