平成23年3月定例会その9

議長【関根 豊君】
 産業振興課長。
産業振興課長【隅内久雄君】
 それでは2点目の加工組合等に関しまして、これは加工組合と申し上げますよりは、郷土食を考える実行委員会というところに補助金を出しているものでございまして、おっしゃるとおり、確かに今年度40万円ほど出しております。ほとんどは、その6回、いろいろな行事をやるときの材料費等でございます。すべて材料費で、ボランティアで一切、受け取っていないのかと言われますと、それは多少、報酬という形で支払っているような実態も聞いております。しかし、おおむね、いろいろなイベント、郷土食の関係とか、かんぴょう祭りのときのかんぴょう料理の提供とか、材料代等々がほとんどでございます。
 以上です。
議長【関根 豊君】
 勝山修輔君。
1番【勝山修輔君】
 なぜこんなことばかり私が話すかというと、行政がこういうむだなことに、だれが考えてもおかしいということは、建物があり、そこを、食生活を改善するのだという大義名分は確かに美しいのですが、そこでやっていらっしゃる方が、電気、ガス、水道は町持ちですよ、中で働くのはあなたたちですよということは、利用をしていない人から見ると不思議な光景に映りませんか。よく考えてください。やっている人はいいかもしれません。見ている人はどう思いますか。それで年間170万円ぐらいのお金を出しているわけです。これを厳密に計算し出すと、営利を目的としていないということの計算が違ってくるのですが、私が聞いている範囲だと、1日3万6,000円の売り上げがあるそうです。年間ですと、518万4,000円になります。利益といいますと、そこから利益を取ると207万3,600円となると、使用料が29万円、年間にかかりますから、利益は178万3,600円。これは聞いた範囲内の計算ですから、間違っている可能性もあります。そうすると、それを計算して補助金を40万円もらうと、利益合計は218万3,600円となります。組合員は21名です。利益配分は1人10万円になります。10万円の配当を出すために町は使用料をいただいた残り、151万4,600円の税金を使って、組合員1人の報酬10万円を補助することになりかねませんか。それで、ボランティアですとか、じゃあ、これで改善されたという結果がどこかに出てきているのでしたらお答え願えますか。
議長【関根 豊君】
 産業振興課長。
産業振興課長【隅内久雄君】
 ただいまの質問に対しましてお答えいたします。まず、加工所、それと郷土食を考える集いの関係者、これは全くイコールではございませんので、念のため、申し上げておきます。観点からとらえますと、確かにそのように、決算額で平成21年度で164万円ほどの加工所の維持管理費がかかっております。収入はいかがかといいますと、確かに28万5千何がししか入っておりません。そのような観点から見られますと私どもも何とも申し上げられないのですが、ただ、あくまでも地産地消の考えから、それから生活関連の観点から、今までの加工組合との信頼関係等がございますので、私どもとしてはやむを得ないと感じております。