平成22年12月定例会その2

議長【関根 豊君】
 執行部の答弁を求めます。企画課長。
企画課長【上野健一君】
 通告質問の用紙に基づきまして答弁をさせていただきますので、ただいまのご質問とはそごが生じますことをお許しいただきたいと思います。
 まず、行政改革でございます。1点目と2点目の行政改革につきましては関連がございますので一括してお答えいたします。現在、町では、多様な行政需要に対応し、活力に満ちた魅力あるまちづくりを行うため、第4期の「上三川町行政改革大綱」並びに第2期の「上三川町集中改革プラン」に基づきまして、住民の利便性の確保を最重視した中で効率的な事務事業の執行に努めているところでございます。
 ご質問の行政改革についての検証・評価でございますが、昨年度までは、平成17年度から21年度までを計画期間とする第3期の「上三川町行政改革大綱」の実施計画である「上三川町集中改革プラン」に基づきまして85項目に取り組んできたところであり、その最終の達成状況につきましては、9月の議員全員協議会に報告をさせていただいたところでございます。
 集中改革プランにおける取組事項の評価につきましては、計画期間満了時の本年3月31日を基準日として、所管課等による自己評価により達成率を算出したものでございます。
 取り組みの内容・性格によっては達成状況を客観的に把握しづらいものもありますが、施策が及ぼす効果ではなく、実施状況に着目し各施策を評価いたしました。評価した取り組みの中には、さまざまな内容・性格の事業がハード・ソフトの両面にわたって盛り込まれており、一律に点数評価は困難ではあるものの、達成率の全体評価は平均で88.8%でございました。
 以上で、行政改革につきましての答弁を終わります。
議長【関根 豊君】
 勝山議員に申し上げます。通告が6次総合計画で、その隣が①②③④となっていますので、④まで質問してください。勝山修輔君。
1番【勝山修輔君】
 わかりました。今、私は脱線したつもりではなかったのですが、今、課長に、私の通告書に書いてあったことの答弁をしていただいたので、私は見ないで答弁いたしますが、行政改革が具体的に、どういうふうにしてどうなったかと聞くと、「やりました、善処しました」と。それを形にして自己評価したら何点ですか、と言うと「80点です」と。これは、自分でつくって、自分でお互いに点数をつけて、自分で納得をして自分で満足をしていることだと私は思っています。私たち議員も納得をしている方が半数、納得をしていない人も半数いると思います。ましてや、町民の方は、なぜこんなことを勝山はしゃべっているのかと思うでしょうが、私は、こういう行政改革のことを言っていることは、別に、職員の方が憎いとか、そういうつもりで話していることではないのです。ただ、世間とかけ離れているんですよと。ですから、町民のために何かをやってくださっていますか、その評価はどうなっていますかということをお聞きしたいのです。「お金がある町だ、町だ」と言っていますが、うちの町ももうお金がなくなったことは、今年の7月かそこら辺に国からお金が出たと思います。不交付団体ではないというふうに私は聞いていますが、いまだに町の人たちはお金が余っているというふうに言っています。
 私は、これをなぜこんなことを掲げたかというと、今から約25年くらい前、ここにいる方が、まだ係長になったか、ならないかのときに、日産から予想もしない税金、約10億円以上も税金が入ってきたときがありました。そのときに、その当時の、あなた方の同じような課長や何か、年月的に狂いがあったときはご容赦ください。そのときに、「10億円も入ってきちゃってどうするんだよ。何かやらなきゃ、これ、どうしようもないよ。何か見つけてきて、みんな、使ってしまうように何とかしろ」と、こういうふうな話をしたというふうに私は聞いております。それが事実かどうかは、一番長くいらっしゃる副町長しか知らないと思います。そんなことをやってきた町が、今、税金がなくなっても同じことをやっていくということに不満を持っているので、ずっと行政改革の話をしているのです。