平成22年9月定例会その5

議長【関根 豊君】
 副町長。
副町長【青山誠邦君】
 再質問、何点かあったかと思います。まず、農産物加工所の使用料、それから維持管理に相当な経費を要しているというご質問でございますが、農産物加工所の収入率といいますか、収入総額を経費で割った金額ですが、約16%でございます。ほかの市町の類似施設と比較しても、その使用料率については同じ様な率でございます。
 採算に合わない施設についてはつぶしてしまったほうがいいのではないかというご指摘ですが、公共施設につきましては、町民の福祉の向上のために設置されているものでございまして、収益といいますか、営利を目的としたものではございません。町民の皆様方の幸せ、あるいは豊かさを向上させるために設置しているものでございます。現在、存在意義がございますので、つぶすということは難しいかと考えております。ただ、利用者を増やすというのは当然のことでございますので、これにつきましては創意工夫をしまして、努力をしていきたいと考えております。また、使用料についても不適切ではないかというご指摘でございますので、この辺も適正な負担、使用料の引き上げ等を検討する必要もあろうかというふうに考えております。
 それから2点目の入札の件ですが、町内業者ということで、受注機会を増やせというご指摘ですが、21年度の建設工事等の受注状況を申し上げますと、まず、土木工事でございますが、49件、発注いたしました。金額にしまして9億3,736万2,000円。これはすべて町内業者が受注しております。舗装工事についても同様でございます。24件、約2億円ですが、これもすべて町内業者です。水道施設工事につきましては11件、金額として6,200万円程度の発注をしましたが、これもすべて町内業者でございます。電気工事につきましても、9件、約6,200万円の発注でしたが、これもすべて町内業者でございます。ただ、建築工事につきましては、12件、発注しまして、町内業者が受注したのは8件、率にしまして66.7%ですが、金額が5億2,400万円の発注でございましたが、町内業者の受注は約1割、10%の5,300万円程度ということで、建築については低い状況でございます。このために、22年度の入札制度の改革としまして、先ほど登壇での答弁で申し上げましたとおり、共同企業体の対象金額が今まで3億円だったものを1億円に引き下げたり、地元の業者の受注を増やすということで、総合評価落札方式を導入いたしました。このようなこともありまして、建築においては町内業者が関係した共同企業体で受注が図られたところでもございます。
 それから、3点目の富士山公園プールの休館ですが、確かに、ご指摘のとおりだと思います。私も担当課長のほうから、先ほどご指摘があった件につきましては報告を受けております。今シーズンについては終わってしまったこともありますので、次年度につきましては休みを設けないという方向でまいりたいと考えております。
 それから、パソコンのリース料については企画課長のほうから答弁をしてもらいたいと思います。
議長【関根 豊君】
 企画課長。
企画課長【上野健一君】
 最後にご質問がございましたパソコンですが、現在、12の部署でそれぞれ54のシステムを導入しております。これらのシステムにつきましては、業務上、必要なものということでパソコンを設置しているものでございます。パソコンにつきましては、821台、そのシステムで導入しておりまして、リース料につきましては、先ほどご指摘がございました1億4,800万円1台当たりにしましては3,179円ということで算定しております。
 以上でございます。