平成22年9月定例会その4

 ですから、私が今、一生懸命に言っていることは、先日も、ある課長に、夏休み中、プールは42日間しか営業しないんだよと。私は、子供がもう大きくなったからわかりませんが、中学校や小学校のプールは、何年生は午前中の何時間、午後の何時間と決まっているのだそうです。そうすると、富士山にあるプールがたった40日間なのに、月曜日が休みだという。「月曜日に休む理由は?」と言ったら、「清掃とか、水の取りかえとか、そういうことをするのだと」と言うから、私が聞きに行きました。「この毎日清掃というのは、1週間に一遍、休んで清掃しないとだめなのか」と言ったら「清掃は毎日、帰りにやっていますよ。ここは循環式だから水は取りかえませんよ。私達は月曜日に休まなくていいんですよ。町が休めと言うから休んでいるんですよ」と言うんです。ここのところをよく聞いてください。町の住民にサービスをするのが行政だというふうにうちの町長は口が酸っぱくなるほど職員に言っているはずです。ところが、上三川町はすべてが三連休なんです。土曜、日曜、月曜と休みなんです。「月曜日に休む理由は何ですか」と言うと、町が休めと言うから休んでいるんだ」と言うんです。アルバイトの人達は「やりたい」と言っているんですよ。どうしてこういうことを答えるんですかね。
 だから、今、言っているように、農業公社が入っているあそこに、幾らお金を使っているか、皆さんわかりますか。今一生懸命にそんなことを言っていますけれども、つくってから25年で1億9,800万円お金を出しているのです。年間150万円です。25年間で収入が150万円でした。25年間で入った収入が150万円ですよ。払ったお金は1億9,800万円です。どう感じますか。それでは、この建物を使って、町の人たちが健康になって、付加価値がついてよかったというのなら、数字で提示してください。これだけのものがあったら、町の人は元気になって、こうなったんですよと。
 加工所は、18年間、センターと一緒ですけれども、別になってから7年間で1,195万7,000円払っているんです。年間170万円、払っているんです。使用料は160万円です。年間24万円の収入でこれだけのお金を払うのなら、しめていたほうが町民のためになるというふうに考えませんか。やっている人に罪があると言っているのではないですよ。なぜそれを指導しないかと言っているんです。勘違いしないでください。私は、やっている人に、どうしているんだと言っているのではないのです。これだけのお金を町が出して、これだけしか収入がないのなら何とかしてやろうということを行政はできないのかということを私は聞いているんです。
 あの建物は幾らでつくったのか知っていますか。あと何年間かしたらつくるためのお金を水に流してしまったということなんです。あれを日産学園にでもそっくり貸してやったらいいですよ、体育館。日産学園は体育館がないので、卒業式に白鳳大学の講堂か何かを借りてやっているはずですから。行政のプロなのですから、付加価値をつけて結果を出す、その結果を数字で出すことですよ。
 今、企画課長が言ったように、予算というのは使うものだ、私は、議員になってから、どうしてパソコンとか借上のお金を、毎年毎年、こうやって垂れ流して、何とかならないのですかと尋ねますけれども、3年間、一度もやったことはありません。リース料は一般会計で1億7,500万円、特別会計で2,300万円、合計で1億9,800万円をリース料として年間払っています。人口が3万1,000人です。リース料に年間、1人6,000円払うんです。納税者にすると約1万5,000円払うんです。これをどう思いますか。これなら従業員10人ぐらい雇ったほうがよほどましでしょう。リースというのは、借りて、ただ払っていくだけなんですよ。そんなことを計算した人はここにいますか。何が無駄なのか、無駄じゃないかをわかって話しているのです。私達は死ぬまで1億9,000万円なんていうお金は見ないんですよ。ここにいる、傍聴している人に聞いてごらんなさい。1億9,000万円、みんな見ないで死ぬんですよ。この町は1年間で使ってしまうんです。おかしくないですか。だから何遍も聞いているんです。そんな計算した職員はいますか。お答えください。