平成30年6月定例会その6

◆再質問10
そうすると、この指定管理の中に、民主主義には多数決の原理とは違いましてね、個人の少数意見も尊重しなきゃならないというのが、この議会の中にはあるんじゃないでしょうか。私が今ここでこのことを言うことは、議員は物申すところですよ。情報公開は町民に教えることができない人ばかりならば、私、この質問をしないんですね。3人もの議員はこの運営委員会に入って、全てを知り得るんです。私はここのことを聞こうと思うと、真っ黒い紙が来るんです。それでは、私は物申すことができないということを今ここで説明をしているんですが、どう違うんでしょうか。お答えください。

◎回答【町長】
細かいところは健康課長から答弁させますが、ただ、運営委員会に所属しているというか、参加をいただいています議員の皆様方に示している情報と議会の皆様に示している情報がそんなに差異があるとは思っておりません。その部分に関しては、健康課長より説明させます。

◎回答【健康課長】
まず、先ほど議員がおっしゃってます黒塗りの情報公開の件ですが、指定管理料に係る部分については、ある程度の公開はさせていただいてると思います。全て黒塗りで出しているのは、自主事業にかかわる部分だということでご理解いただきたいと思います。

◆再質問11
そうするとね、日本水泳振興会というのが指定管理者です。この指定管理者が、稲沢市では全て自主事業までホームぺージに載せてあります。それで、私どもはここに情報公開をお願いしましたら、喜んで全て送っていただけました。上三川町の議員である私が情報公開をしろと言うんでするんですが、真っ黒い紙を何回ももらう理由と、ほかの行政では全てあからさまにしていることの違いは、町長、何だと思いますか。

◎回答【町長】
他の市町の事情は存じ上げませんが、先ほど来申し上げましたように、私どもは町の条例の基づいて審査をして、条例に基づいて公開をしているところでございます。

◆再質問12
それじゃあね、行政が違うと公務員の質も違うのは当然でしょう。しかしですね、同じ水泳振興会が指定管理者になっている稲沢市は、情報公開に全てを提出しているのにもかかわらず、上三川町は情報公開請求をして、黒塗りをよこすということの違いは何だと思いますか。

◎回答【健康課長】
ただいまのご質問ですが、まず、先ほど町長が申しましたように、町としましては、町の情報公開条例に従って全て事務処理はしております。それと、先ほど、当初の町長の答弁にもありましたが、既に1回、町の情報公開審査会というものをかけております。その中で非公開という答申をいただいております。この条例とこの非公開という答申に基づきまして、上三川町では現時点では開示は難しいと考えております。 また、他市町の動向についてお話がありましたが、あくまでも今のような町の条例、情報公開審査会との答申、そこに基づきまして事務処理しておりますので、その後、平成26年9月以降ですね、条例のこの部分についての解釈の変更、あるいは情報公開審査会の内容についての変更、こちらはございませんので、26年の結論を変更するものではないと考えております。