平成29年6月定例会その7

1.町のインフラ整備について(つづき)

◆再質問11
そういうことであったということは私も承知しております。でも、そこまで溜めてきたものは、住民のせいですかということになると、そうじゃないと思います。そういう道路をアスファルトにして土砂がどんどん流れていく、高いところから低いところにだんだん溜まっていってそうなってしまった。少子化高齢化になってそれができなくなってきた。それをまた住民がやるべきことだということは、側溝のない道路を作ってくださいと言って作った訳ではないですが、そこは町でやるしかないんだといって町でやるわけですよね。昔作った側溝は住民達が掃除するんですよ。新しいところはバキュームで掃除をするとなれば、不公平は出てくるのではなうでしょうか。

◎回答【都市建設課長】
先ほど来、側溝清掃、先ほど副町長が申しましたように、昔はそういうふうな、地元の中での清掃作業というふうなことでやっていただいたと、そういうふうな経緯がございます。しかし、今、議員が申しましたように、今は高齢化社会で、なかなか地元の中でも高齢者ばかりになって、側溝の清掃等、ふたをあけることさえできないような状況も近年は出てきていると、そういうふうなことを受けまして、今後につきましては、今の側溝の状態等をよく調査してですね、すぐに一度に全部全ての側溝を清掃できるかというと、多額の費用がかかります。これは実際に、ほんとの概算の試算ですが、ふたつきの側溝全ての清掃には、約10億円程度かかるのではないかというふな試算をしています。そういうものも全てすぐにやっていくということは、今の財政状況の中では、これは不可能です。
今、設置している側溝につきましては、ふたのない側溝を設置しています。スリット型というふうなことで、ふたはございません。そういうふううな側溝につきましては当然、ふたを取ってスコップ等で土砂を上げるということはできませんので、それは住民の方にお願いしてできる、そういうような清掃作業ではないかというふうに考えているところでございます。