平成21年12月定例会報告その12

◯議長【松本 清君】1番、勝山修輔君。
◯1番【勝山修輔君】私は、行政改革というのは、目先から改革をしないとだめだと思っているので、今、副町長にお聞きしますが、これから、この下に行って、職員の事務机をあけまして、筆記用具が1人、1つかみ以上あったとしたら、あなたはどうしますか。
◯議長【松本 清君】副町長。
◯副町長【青山誠邦君】必要なもので、役場の庁用の消耗品という形で一括、総務課が管理しているわけでございますが、中には、個人で買い求めて仕事にそれを用いているという職員もあろうかと思いますので、机の中に入っているものが、一概に役場で支給した筆記用具であるとか、事務用品であるとかということは言えないと思います。
◯議長【松本 清君】1番、勝山修輔君。
◯1番【勝山修輔君】私、細かいことを言って、そんなことを言っているのではなくて、もし、それだけのものがあって、その人数をプラスすると、少なくとも、ミカン箱で3杯ぐらいになるということなのです。そうすると、あなたが言ったように、お金がないのだから最小限で最大のサービスということはうそだということになりませんか。
◯議長【松本 清君】副町長。
◯副町長【青山誠邦君】その辺につきましては、用度係というか、ボールペンとか鉛筆とか、そうした事務用品につきましては総務課のほうで管理して支給しておりますので、必要最小限ということで指導を徹底してまいりたいと思います。
◯議長【松本 清君】1番、勝山修輔君。
◯1番【勝山修輔君】私は、何度も言うのですが、行政改革というのは意識改革なんです。意識改革をしなければ行政改革と、執行部のここにいる偉い方が幾ら言っても、下のほうで意識改革しても上がだめならもっとだめだし、上がだめなら、下はもっとだめという悪循環なのです。私は、鉛筆が10本あったから、20本あったからと、そんなことを聞いているのではなくて、あなたが言って、この上壇でしゃべっていることが合っていないのではないかということを言いたいだけです。「最小限度の予算で最大のサービスをして」ということを言っている割には、未来に向かって何もしていないとしか思えないから、行政のやっていることに私は異議を唱えているということなのです。
 私が言いたいことは、「町民を増やすのだ」と町長が明言すれば、あなたたちは町長の部下である、当選して落ちるまでは、そうですね、落ちるまでは長なのですから、長の言うとおりに、3万4,000人にするといったら3万4,000人にするんですよ。それが行政なんですよ。それにはどういうことをしたら何千人かに増えるかということなんですよ。それを、座っていて、毎日何もしないでいるのと同じ、休むということは何もしないことと一緒なのです。
 私が以前にも言ったように、「パソコンのリース料はどうして上三川は高いのですか」とお尋ねしました。1年半たっても、いまだ私が赤いペンでチェックしても同じです。能力がないのなら、能力がある人を雇うしかないじゃないですか。そうでしょう。「パソコンを小学校、中学校に1台ずつ貸与してください」と、私があれほど言いました。私はそのときに、議員になって1年生で赤ん坊ですから、あそこにいる企画課長に「情報公開をしろ」とまで言われました。情報公開をしてもらったのですから結果を出してくださいよ、総務課長も企画課長も。後ろにいる、あの方が企画課長のときに私に言ったのです、2年前ですね。結果が同じということは、結果が出ないのなら行政改革ができていないのではないですか。なぜ同じリース料なのですか。私が言いましたよね。宇都宮市は上三川町よりもパソコンも多い、人数も多い、リース料が安い。県はもっと安いんですよ。1台1,000円ですよ。うちは何万円も払うんです。パソコンを毎月毎月、買っていたって余るんですよ。どうしてそういうことがあるんですか。人数が少ないからですか、パソコンが少ないからですか。能力がないからですか、お答えください。
◯議長【松本 清君】企画課長。
◯企画課長【上野健一君】パソコンのリース料でございますけれども、今年度で820台ほどパソコンがございます。その平均リース料は前にお示ししましたとおり、月当たり3,052円だと記憶しております。ほかの団体につきましては承知しておりませんので、比較はしておりません。
 以上でございます。