平成21年12月定例会報告その9

◯議長【松本 清君】1番、勝山修輔君。
◯1番【勝山修輔君】それは、あなたがそう思っているのであって、私はそうは思っていません。他人のつくったひな形で町民を左右されたのではたまったものではないと思います。行政とは、最初から自分たちがどうするだという信念を持って町民を導いていくものが行政だと私は思っています。会社がつくったものに肉づけをして、それで、安心、安全だなんていうことは言っていることはおかしいと思います。ましてや、この間、先回の議会で申し上げたとおり、私の手前みその点数が、企画課と総務課で約70%です。残りが12課で、あとの残りのパーセンテージです。じゃあ、企画課と、総務課と税務課があればほかは要らないのではないですか。だって、それだけで78%も行政をやっているのですから、それをどう思いますか、お答えください。
◯議長【松本 清君】町長。
◯町長【猪瀬成男君】まあ、そういうふうに勝山議員のほうでは点数を出されたということですが、その2つぐらいの課でどうこうということは全くないのであって、町をよくする、本町の実楕をよく知っているのは「ぎょうせい」なんていうものではないと思います、私も。この町に住んでいる人が一番です。ただ、「ぎょうせい」という会社は、長い歴史の中で行政を勉強している会社に違いはありませんが、ここに道があって、ここに池があって、ここに畑があって、そして市街地がここにある、そういう細かいとごろはわからない、一般的なものが当てはめられるということは、私もそれは痛切に、何で「ぎょうせい」なのだ、この町を知っているのは役場の役員が一番知っているのではないかと、こういう意見を申し述べたこともあるのです。ですから、議員から見ますと、いわゆる、ひな形に当てはめたものがやられているのではないかと、こういうようなご意見は、特に私は、役場の経験はございません。素人の、素人の、大素人でございます。しかし、そういう中で、この町の、少しでも生命が安全に守られて、そして活力ある地域をつくるということが役場の仕事であって、町長の仕事なのだろうと思っております。
 ご指摘の点は、よく私もそういうことを感じるときがありますが、やはり、これからどうしたらいいのだろうか、過去から反省していって、この町をどういうふうにして持っていったらいいのだろうか。それには町民の各界、各層の、またいろいろな職種の人たちのご意見をちょうだいしながらまとめていく。その中に問題になるのは、やはり、この問題については、2割ぐらいの人は反対している人がいるだろうと思います。そういう人を切るのではなくて、きちんとした形で受け入れていってまちづくりをしていくというのが私の基本にもありますので、よくない点がありましたら、どんどんここで指摘をしていただいて、そして、全部入れるというわけにはいきませんから、進む道は、この議会で決めていきたいと思っておりますので、どうぞ、そんなことをひとつご理解していただければありがたいと思います。
 以上でございます。