平成28年6月定例会その6

2.上三川集中改革プランと経費節減について

◆質問
①策定の主旨において、住民・職員が一体となって行政改革にとり組むとなっているが、行政が策定した集中改革プランに対し、なぜ住民に取り組みをお願いするのか。
②自治会総会に町長・職員が出向き、ごみのお願いをしているが、お願いの前に町長がするべきことがあるのではないか
③集中改革プランをつくる前に職員がやるべきことは沢山あると思うが、例えば経費削減で、リース料、委託料、時間外手当の削減等で職員が先に結果を出し、それには町長が先頭になってやるべきことだと思うが、町長はどのように考えているか。

◎回答【町長】
①集中改革プランは、行政改革大綱を受けて策定しました具体的な実行計画であります。行政改革大綱における住民の参画と協働の視点により、町民と職員が一体となりまちづくりに取り組むという趣旨でございます。今後につきましても、住民の参画と協働と、もう一つの視点であります経営手法の活用を念頭に行政改革に取り組んでまいります。
②私は、自治会総会に出向き、行政からの連絡やお願いを何点か申し上げております。生ごみの水切りなどのごみ減量のお願いはその中の一つでございます。平成23年度より、私以下、副町長や課長職といった町執行部職員が、行政課題や重要施策を町民の皆さんに直接お話しをすることで町と自治体との距離を縮め、施策への理解をいただくとともに、町政に対するご意見、ご要望を直接お伺いし、それらを行政運営に反映することを目的として実施しております。
③少子化・高齢化・財源不足などの行政課題のある中、多様化する町民ニーズに対応するためには効率的な行政運営が求められております。そのためには、現状や課題を明らかにし、課題解決のための基本方針や取組み内容、目標を定める必要があると考えております。
そこで、行政改革大綱並びに具体的な取組みにつきましては、集中改革プランに記載されたものだけを行うわけではなく、日々の小さな改善も重要であると考えております。
リース料や委託料につきましては、直営でできるものは安易に委託しない、入札を行うことなどにより削減に努めております。また時間外勤手当につきましても、事務の効率化や所属長の事前命令の徹底により、日ごろより削減に努めているところでございます。今後におきましても、日々の小さなところからの経費の削減に取り組んでまいりたいと考えております。