平成28年6月定例会その7

2.上三川集中改革プランと経費節減について(つづき)

◆再質問
【前回の質問の③:町予算のリース料、委託料、時間外手当等の削減について】

町民のできないことを行政にやって頂くため、町長以下、ここにこれだけの議員がおります。その人たちが私たちのために働いてくれていると思っております。しかし、それが目に見えてあらわれていないのです。住民がいなければ税収はありません。税収がないと私どものお給料は出ません。ですから職員が先に住民のために働かなければならないと思います。町長はいろいろな自治会の総会に出向いていますが、町民から「町長は来るけど、病気の話と健康の話しかしないし、今度はごみの話をした。」という声を聞きました。このようなことをして、どれくらい経費節減ができているのか、具体的に町民に分かるような説明をすべきかと思います。町民にお願いをする前に(前回質問の③)経費節減、リース料・委託料・時間外勤務などの削減は職員が先に結果を出すべきだということで再度、質問します。

◎回答【企画課長】
委託料について。平成28年では委託料の合計は18億8,000円程度になります。委託料につきましては、事務の効率化とか人件費の削減、職員の対応が難しい専門的な業務への対応、さらには行政サービスの向上という目的に委託という形をとっております。総額で28年度は当初予算18億8,000万円程度になります。内訳としましては、各種検診、これは予防接種、そういった検針が2億円、民間保育所への保育料の委託、これが6億1,000万円、学校給食事業等で1億900万円、さらに、いきいきプラザとか図書館、体育センター、こういったものを初めとする施設の指定管理料として3億1,000万円、また庁舎の中では、これがないと仕事ができません、電算処理業務関係で5,700万円さらに、今年度については4つの計画書がございます。これらの計画書も専門的な見地から助言をいただきたいということがございますので、こちらが合わせまして2,100万円。先ほどおっしゃいました「ごみ問題」でございます。ごみの収集関係で6,000万円。その他としまして、デマンド交通とか不動産の鑑定料、こういった専門性の高い業務がございます。それらを含めまして18億8,000万円ということでございます。これらの内容については、冒頭申し上げましたとおりの理由から委託せざると得ないと言うふうに考えております。

◆この回答を受け、質問者から最後に一言
経費節減ができた額をどれくらいか町民の皆さんに分かるよう「町ではこれだけ経費の節減をしました」という提示をした上で、町民の方々へ協力をお願いするべきかと思います。例えば1億の経費節減をする目標として、その1割でも達成できれば、1,000万円なんですよ。「このようなことをして経費節減をしていますから、町民にこれだけの負担(税金)をしてください」ということが先だと、私は言いたいのです。