平成28年3月定例会その6

2.「まち・ひと・しごと創生法」に関する諸問題について(つづき)


◆再質問2
「まち・ひと・しごと創生法」ということは、「安住するところがある」、「仕事をするところがある」、「住んで安心できる町」、という3つの話です。仕事をする場所があれば住んでくれる方は増えると思いますが、今、上三川町にあまり仕事場がありません。そこで、近隣の地町村の方々に移住してもらうのも良いかと思います。それを施策の中に入れなければ、移住してきてくれる方も増えません。
この町で何がしたいのか、何をするのか、町長が陣頭指揮をして、こういう仕事を取ってきて、こういうことをしたらいいのではないかという具体的な提案をしなければ、働きたくても住みたくもできないと言うことです。税収がないのですから、町は衰退してしまいます。だからといって他の税金を上げるのでは、衰退の悪循環がひどくなるばかりです。この施策が何もないのは、今まで何もしてこなかったということではないでしょうか。
「まち・ひと・しごと創生法」を提案するのはいいのですが、実際に中身が伴っていないのでは何も始まらない、ということです。今やらなくても結構です。来年度はこのようなことをするのだと具体案がなければ、「まち・ひと・しごと創生法」と言えないと思うのですが、町長のお考えは。

◎回答【町長】
「まち・ひと・しごと創生総合戦略」、これに挙げられているものは、町の魅力度をアップするためにさまざまな施策が盛り込まれています。具体的な話になってきますと、これは民間企業、もしくは各個人のお話しにもなりますので、ここに盛り込められるのは、そういった道筋をつくっていくというのが総合戦略というふうになっておりますので、ここの総合判断の中で細かい具体的なところは書き込んでおりませんが、これから第7次総合計画の基本計画のもとで、そういった戦略を進めていきたいというふうに思っています。