平成28年3月定例会その7

2.「まち・ひと・しごと創生法」に関する諸問題について(つづき)

◆この質問の回答について(前出)質問者から最後に町長へ
町行政が過去に具体的な創生法を現実にしてこなかったので、何もできなかったということです。過去に新しいこと始める、という話はたくさんありました。道の駅、高速道路のサービスエリア等、この町にそういった打診があったにも関わらず、歴代の町行政の人たちが何もしなかったから、道の駅は隣にできてしまった。高速のインターもサービスエリアも壬生町に持っていかれました。壬生のサービスエリアは高速道路側からと外側からの一般客と両方入れるものをつくった、そういうことが施策だと思います。
「まち・ひと・しごと創生法」と提案しても、言っていることに現実味がないかと思います。まず現実的に新しいことを始めてみないと、茂木町のように人口が13%減って、さあ、どうしようということになってしまうのです。我が町は、宇都宮のサラリーマンの人を呼びましょう、小山の人を呼びましょう、真岡の人を呼びましょうというのなら、それなりの施策がなかったら誰も来てくれません。人口が増えなければ、税収は増えないのです。雇用を生むような施策があれば、人口は増えます。そうでなければ、企画課長が書いた「机上の空論」みたいなことを言っても「まち・ひと・しごと創生法」の諸問題は解決しないのです。
私が言いたいことは、失敗など恐れずに新しいことを取り込んで創生する、ということを言ってほしいのです。インフラ計画で道路のことになりますが、通れない道路を何十年も放っておいても仕方がないのです。1メートルの幅で18メートル作ると100万円かかります。それが15年、開通されず放置されています。いい道路を作らなければ人は来ないのです。こういうことをやってほしいということで質問をしているのに、あれはだめ、これはだめでは何の討論をするのか分かりません。これではこの町は衰退するばかりです。新しいことを進めていけば、必ず創生もついてくるのだし、人口もついてくるのですから。