平成21年6月定例会報告その5

○議長【松本 清君】1番、勝山修輔君。
○1番【勝山修輔君】それでは、事務方のトップである副町長にお聞きします。今、町長がお答えになった90何%は地元業者に発注をしたと。では、その残りの工事を外部の入札にかけたということになりますと、額で示すならどのくらいの割合になるか、お答え願います。
○議長【松本 清君】副町長。
○副町長【青山誠邦君】指名競争入札におきましては、地元業者の技術力で施工可能な工事につきましては優先的に地元業者に発注してきたところでございます。率につきましては先ほど町長が申し上げたとおりでございますが、20年度の発注で、金額では全体で18億2,112万9,000円。うち町内業者が受注した金額は16億3,716万5,000円、率にしまして90%でございます。
○議長【松本 清君】1番、勝山修輔君。
○1番【勝山修輔君】私が再三言いたいことは、金額で町長が言うように3,000万円までは認めているということではなくして、この町から上がった税金がこの町に戻ってくることが一番ベストだという考え方をするんです。それで、その利益をまた税収としていただくということであると私は思うので、その観点からすれば、なるべくその必須をつけてもらえるような条件条項を行政で考えていただくということを望んで2つ目の質問に入りたいと思います。
 2つ目の質問に入りますが、限られた財源を重点的、効率的に配分し、高度多様化する町民の二一ズに対し、町民の将来に夢が持てる町にするとあるが、日産に頼らないまちづくりというのは一体どういう町なのかをお聞かせいただきたいと思います。私が前回、議会で申し上げましたが、人口増加のために石橋町駅東の再開発は必要であると認識していますし、調べる予算化もないということですと、市場調査費すら捻出できませんし、マスタープランに掲載してあっても、このプランを実行に移すことなど当分ないということになりませんか。予算もつけられないということであれば、世の中の矛盾はないということになりませんか。町の活性化は、まさに人口増だということになると思っておりますので、掛け声ばかりかけても、プランはあっても、それは「絵にかいた餅」ではないでしょうか。
 高度化、多様化する現代において、スピードの速さこそ行政の一番のやっていくことだと私は認識しております。それに逆行するような回答をいただいたのでは、早期着手する町民の将来など来るわけがないと思いますので、町の考えをお聞かせください。
○議長【松本 清君】企画課長。
(企画課長 上野健一君 登壇)
○企画課長【上野健一君】ただいまの質問にお答えいたします。本町における土地利用につきましては、町の発展や町民生活の向上に直結したまちづくりの根幹にかかわるテーマでございますので、上三川町総合計画、国土利用計画上三川町計画、上三川町都市計画マスタープラン、上三川町農業振興地域整備計画等に基づき計画的な土地利用を進めております。
 ご質問の石橋駅東地区の土地利用の区分でございますが、都市計画法の区域区分は市街化調整区域であり、上三川町農業振興地域整備計画においては、農業振興地域の農用地区域に指定されております。
 したがいまして、総合計画における土地利用区域は、農業集落及び農業系土地利用ゾーンに該当するものでございます。
 このように、石橋駅東口地区につきましては、個別法により開発行為が規制されている地域でございますので、現在、町主導の住宅地の開発構想は持っておりませんが、民間主導の開発計画につきましては、個別法令や県指導要綱等に基づきまして、それぞれの所管で適切な協議、指導等を行ってまいりたいと考えております。
 以上で答弁を終わります。