平成21年6月定例会報告その4

○議長【松本 清君】1番、勝山修輔君。
○1番【勝山修輔君】そうすると、競争原理は20社以上30社以内ということは机上の空論ということになって、実際にはそういうことがないということなら、我が町だけは何社来るかわからないのですが、JVをするという必須条件を入れても何ら問題がないのではないかと思いますが、いかがでしょうか。
答弁をお願いします。
○議長【松本 清君】町長。
○町長【猪瀬成男君】全く結果はそういう現状で来ておりますが、何ら問題がないということには、やはり、問題があるだろうと私は思っております。やはり、特定建設業者、あるいは、お叱りを受けるかもしれませんが、現場監督が1人しかいない、きわめて技術力全体を持ち得ない、そういうような業者もおります。本町ではA、B、Cと分けているわけでございますが、特に、特定建設業法という中で特定建設として国の許可のないところにはなかなか入れづらいということはあります。
 以上です。
○議長【松本 清君】1番、勝山修輔君。
○1番【勝山修輔君】では、再度お聞きしますが、それでは、どうやったらこの上三川町の業者を育成していって町税を上げるということに考えが及ぶのか、その辺のところをお聞かせ願います。
○議長【松本 清君】町長。
○町長【猪瀬成男君】過去ではございますが、平成9年、8年度の実績、もっと前からですが、昨年度の実績で申し上げますと、件数としまして144件の工事発注を行いました。町内業者が受注した件数は何と127社でございます。約9割の工事を町内の業者が受注している。そういう中で、これは、本町におきましては、議員はご承知だと思いますが、宇都宮市等におきましては、130万円以上の公共工事につきましては自由であると。うちは3,000万円以上にしています。そういう中で、多少の批判は私はちょうだいしておりますが、これは、うちの業者にはできるのだと。どなたがとめようが、県がとめようが、うちの業者にはそういうことができるし、今、議員がおっしゃったように、ほとんど税というものが、そこには公共工事ですから補助金はございますが、本町の税金を中心に公共工事を発注している。当然これは本町の業者のためというと、また誤解を受けるかもしれませんが、そのために出している。そういうことで、うちのほうの、上三川町の建設業界の力というものをつけていっていただきたい。そして、競争性を出していっていただきたいということでございます。どうぞご理解のほどをお願いいたします。