平成24年6月定例会その11

議長【隅内正美君】
 町長。
町長【星野光利君】
 町の税収が今年度も不足しているということは議員もご存じのとおりでございますが、そういった中で、今までのような予算を編成するのは非常に難しいということで財政適正化計画を策定させていただきました。その中で、すべての歳出を見直すということで、企画の財政係を中心にすべての支出を見直ししているところでございます。
 何を健全にしたかというお話ですが、税収が減っていますので、すべての部分の歳出を見直すということで、絶対的に町の財政が健全化に向かうようにということで、どこを特別に健全化とか、そういうふうな目標があるわけではなく、すべての歳出の見直しと、すべての財政の健全化を図っているということでございます。
議長【隅内正美君】
 勝山修輔君。
5番【勝山修輔君】
 私が何度も改善センターにある加工所のことをお話ししましたが、それも経費節減の一環に考えられる問題だと思いますし、町にある民間委託したものも精査する必要があるというふうに思います。そういうむだがなくなって初めて健全であるということになることは、今まで、むだだ、むだだというふうに私が議会で申し上げてきたことの見直しも考えていただけるということでしょうか。前町長は、「疑問がある」ということを言っておやめになりました。その後は前の産業振興課長とか、青山副町長は、これからもそれを続けるのだと、前町長は見直すのだと、そうすると、町長はどのようなお答えを出すのでしょうか。
議長【隅内正美君】
 町長。
町長【星野光利君】
 PDCAの考え方に基づきまして、すべての事業の見直しはこれからも続けていく考えでございますし、改善にはすべての事業で努めていきたいと考えております。
 加工所の問題につきましては、今、月に一度、県庁で物産展のようなものを実施しております。毎月15日とか18日くらいだと思いますが、そこに加工所の皆さんが上三川町の野菜とか、そういうものを出店してくださっています。私も県庁のほうに行く用事があるときはなるべく立ち寄るようにしていますが、上三川町の野菜は一番先に売れているのが評価されております。上三川町の野菜ということで先にお客様が来てくださっている、それをPRしてくださっているということは、非常にあの方たちには感謝しているところでございます。
議長【隅内正美君】
 勝山修輔君。
5番【勝山修輔君】
 そういうことでしたら、加工所に町から光熱費を出す理由は何もないはずです。それだけ売れているということは自力でやっていけるということです。それで、家賃を取っているわけではありません。使用料は微々たるものです。使用料をいただかず、電気、ガス、水道を自分たちで持つなら、町の財政は年間で130万円ぐらい浮くということになりますが、そのような計画はございますか。