平成22年12月定例会その9

議長【関根 豊君】
 企画課長。
企画課長【上野健一君】
 今回の総合計画の後期基本計画の策定に当たりましては、昨年度の7月に着手いたしました。それで、まず、現行計画の20年度終了時点で226の施策の達成状況と、残された課題、それから、今後必要な取り組みを担当課に整理をお願いしまして、この結果については、今年の3月に報告書として取りまとめました。さらに、施策につきましても、6月に主要事業や目標指標の設定を担当課にお願いしまして、これらの作業等を経て、9月に後期基本計画の原案を取りまとめたところでございます。
 このように計画の基本方針、それから各分野における具体的な施策や事業、項目ごとの目標値の設定など、基本となる部分につきましては担当課において、アンケートや調査結果、それからワークショップなどで今回の意見等を踏まえて立案しているところでございます。今回はこのような手続を踏んで策定しております。今後もパブリックコメント、あるいは策定懇談会等を開いて、町民の皆様方の意見を踏まえた形で策定するものでございますが、前回の策定に当たりましては、パブリックコメントとか、そういう制度はございませんでしたので、懇談会の皆さんの意見等を踏まえて策定したものでございまして、当然、内容につきましても、議会を代表される方の意見等を踏まえて策定したものと理解しております。
 以上でございます。
委員長【津野田重一君】
 勝山委員。
1番【勝山修輔君】
 あなたが言っていることは、点数も私たちでつけて、成功率も自分たちで決めて、やったか、やらないか、だれにも判断がつかないことを長々とお話し合っているんです。ある程度の手続を踏めば、あなたに言われることはないんですよ、この町がどうなろうと、これだけの手続を踏めばいいのですよというふうに私には聞こえてならないのです。だから、だれのために、この町はつくっているんですか。根本が間違っているのと違いますか。副町長、お答えください。
議長【関根 豊君】
 町長。
町長【猪瀬成男君】
 担当課長、あるいは副町長ということですが、この町の最高責任者は私でございます。町民の皆さんの選挙を通して、そして最高責任者です。ですから、今まで勝山議員がおっしゃることはよくわかります。だれもいないとできないです。私もそう思ったことがあります。みんな勝手なことを言ってだれもいない。これはやはり、時の町長が責任を取らないといけないのです。そのことは、町長が、そのときに、いたって、いなくたって、やはり腹を切るということは昔からあるわけです。今の日本はそれがないじゃないですか。自民党もない、民主党もない、どうしようもない。私は、そういう意味で、平成7年に登庁して、1年間は辞表を持っておりました。なぜかわからないけれども、だれかが問題を起こしたら町長に責任があると。そういうものが日本になかった。そして、今、企画課長が今、担当課として総合計画等について、議員からもご質問された、そういうふうに言っていなくても聞けたと、あるいは、言ったけれども聞けないと、こういう問題は出てくるのだろうと思いますが、そのことについては、疑問を持たれるというような発言は、ここは議会ですから、やはりしてはいけないのだと思います。その責任も私にあります。