平成22年12月定例会その8

委員長【津野田重一君】
 勝山委員。
1番【勝山修輔君】
 「お答えできません」と答えたので、私は今、詭弁ということを聞きました。詭弁ということは、「道理に合わない。こじつけとか、非を理に曲げて答弁する」という意味が書いてあります。そうすると、あなたは私に、この前期の町の本をつくった行政とかに頼んで町がつくったものは、私は関係していないのでわからないというように私に答弁しているのですが、そうですか。
議長【関根 豊君】
 企画課長。
企画課長【上野健一君】
 前期の基本計画の事務局に関しましては私は担当してございませんでした。その1部門であります担当課、福祉関係で担当してございました。それで、詭弁ですが、私の答弁が詭弁ではないと言ったというふうに記憶してございます。ご質問が詭弁だと、そういうことで発言した記憶はございません。
 以上でございます。
委員長【津野田重一君】
 勝山委員。
1番【勝山修輔君】
 今、何でこんなことを難しく言っているかというと、町が策定をして、町民のために町の未来像をつくっているのに、いろいろな方を頼んで、参考にはしているが町が責任を持ってやるのだということならば、これから5年間を、この場所にいて、この場所で発言のできる人が立案しなかったら、先ほどの課長みたいに、そのときには私は違う場所にいて、いなかったのですよという答弁になると思うんです。私が今ここで言いたいことは、つくる人は、町民のために5年後、先を見越してつくっているのですから、5年間、ここにいる人がつくらなかったら、それはうそでしょうということです。言いかえれば、責任はだれも取らないということです。みんな1年たったらやめていってしまうのですから、少なくとも、ここにいる人は、あと2年ぐらいで全員かわるでしょう。そうでしょう。5年間の町の指針をきちっと決めたのに、ここにいる人たちが決めて、いない人が決めたってしょうがないでしょうということが言いたいのです。それでは、基本に一生懸命に惑わされる人が町民だということになりませんか。だってそうでしょう。やめてしまっていない人が、ここに道路をつくる、あそこに何をつくるのだと言っても、だれも責任を取らないでやめてしまうのですから。そういう決められた町民は、ああ、そうか、ああなんだ、こうなんだと思ってはいたが、そこに行き着かないということになるわけです。知らない人が後から来るのですから。今度、「答弁はそうだったでしょう」と言っても「私はいなかったから、わかりません」ということになってしまうんじゃないですか。ですから、私が言いたいことは、今、長々と名前を聞いた人たちは、何の責任もない人なんですよということを明確にしておきたい。
 それと、あなたの答弁の中で、私には、所定の手続きを踏めば、一議員に言われることはないよというふうに私には聞こえたのです。それはこういうことです。その策定に際しましては、職員のヒアリング、所定の手続きを踏み、町の実情を細かに分析し、原案を確かに株式会社ぎょうせいで作成しておりますが、所管の職員の校正を踏まえ、最終的には町長が決定しましたと、これだけを踏んだのだから、あなた方に言われることはないよということだと思うんですが、違いますか。お答えください。