平成28年9月定例会その2

1.町税使用と基金のあり方について(つづき)

◆再質問1
町税が約110億円あったとします。人件費、経費、返済を合計すると大体65億ちょっとで経費でなくなり、全ての経費を払うと残りの約45%ぐらいで町政のすべてを賄っていることになります。歳出に関わる予算についてです。
金額は多少アバウトですが、それで賄っているのか、賄っていないのか質問します。
◎回答【町長】
歳出にかかわる予算は、全て町債の返還にても、今まで町民の方のために使われたお金の返済ですから、そういうふうな観点で考えれば、全て町民の方のために使われているということで、お答えをさせていただきます。

◆再質問2
起債、つまり町に使ったお金の借金が今、71億ぐらいあるはずです。以前、町の政策に使ってしまったお金です。それを払っているのは今、納税している人です。今、納税者が1人あたり約45万円の借金を背負っていることになります。町の全人口で言うと、昨日生まれた子まで入れて(非納税者を含む)1人あたり約22万9,000円の借金です。
この借金がなくなることが、上三川町にあると考えますか。町長はどのように思われているのか質問します。
◎回答【町長】
例えば、建物を建てるとか、そういったところには大きな金額がかかりますから、当然、起債等が必要になると思います。その建物については、今現在、生きている我々もその恩恵を被っているわけですが、そういったところを過去に使われたものも、以前の基金と今の税金を使わせていただいて返還をしているわけでございます。
今ある町債を全てゼロにできるかというお話かとは思いますが、もちろんそのために努力はしてまいります。しかし、今後も町民のために町債を増やさなければならない場合には、当然、その額は増えていくことになりますので、ゼロになるのはなかなか困難だとは思います。