平成27年6月定例会その7

2.町長の公約について(前回よりつづき)

◆質問2
2期目に入り、1期目の公約で、「民間感覚を活かし、行政改革」と、挙げておりますが、具体的にはどのような改革をなさったのですか。
◎回答(町長)
1期目の実績ということでお答えさせていただきます。
行政経験はございませんでしたが、それまでの経営者経験を生かし、経営という視点から財政適正化計画を作成し、町債残高の削減に努めてまいりました。また、高齢者の足としてのデマンド交通の運行や、水道料金の引き下げ、学校への防犯カメラの導入、新たな情報配信システムの導入、子育て支援センターの設置、国民健康保険税の引き下げなどが1期4年で行ったものであります。
今後は、引き続き行政改革に取り組み、地域主権の時代にふさわしい有効性、効率性を追求した行政運営を行っていきたいと考えております。

◆質問3
全学校に防犯カメラの設置や芝生化を挙げておりますが、できたのか、できなかったのか、
その理由を説明していただきたくお願いします。
◎回答(町長)
近年の子どもたちを取り巻く環境は複雑な様相を見せており、学校施設の窓ガラスが割られる等、学校の安心・安全を脅かす事案が全国的にも多発しているところです。本町においても、玄関防犯灯の破損、プール施設侵入や校舎ガラスの破損等が発生しております。この犯罪を未然に防ぐ抑止効果、事故の予防などを目的とし、破損事件等が多く発生している上三川小学校、上三川中学校の2校に、1校あたり防犯カメラ4台、デジタルレコーダー1台を設置いたしました。残りの8小中学校については、学校関係者の要望や意見を伺いながら整備を図ってまいりたいと考えています。
小中学校校庭の芝生化ですが、これにつきましては、教育長より、各学校において芝刈り、雑草除去や散水等の日常管理等の課題解決が必要となるため早急な実施は難しいとのことは聞いております。しかしながら、校庭の芝部化につきましては、緑化の推進、温度上昇の抑制、子供たちの安全性の向上など、教育環境の整備上からも有効なことと考えており、このことは教育長とも認識の上では一致しておりますが、多くの課題があることから、学校への無理強いはいたしません。今後、学校との意見調整に努めてまいりたいと考えております。