わたしの思うこと

 前回のブログの追加文書として、本文章を総論とします。
 上三川町内での行事を主催するのが一体何処であるのか、そしてその経費はどこで賄うのか確固たる規定がないのであれば、決めればいいのです。金の流れにしても明確なラインを取り決め、そしてそれぞれの行事の性格を把握し、寄付等も受ければよいのです。
 今回の場合、上三川町行政、上三川町商工会の中の理事会及び運営委員会、そして観光協会との間での物事のやり取りと云えます。なぜそれぞれが、それぞれの役目を全うしないのか、こんな町は他に例を見ないのではないでしょうか。補助団体が補助をしてはいけないという規定は実際に明文化されているのでしょうか。要は皆が限られた範囲の中で町民が楽しみを享受するということが大切なことであり、そのために皆が資金の有効活用を考えるのです。
 又、商工会に至っては意見の決定機関が理事会ではないと言う事。これは会則に反する事でしょう。運営委員会で出された意見を理事会で協議し決定する事が会則に則ったやり方であり、これ以外の方法で選択された方針、行為等は無効と云えます。
 町の行政と商工会と観光協会の間に委託行為があるとするならば、そのとおり実行されれば良い事であり、決められたことに関しては委任者も受任者も異議を唱える事は出来ないはずです。
まさか、町の楽しい行事に関して利権が伴うなどという行為があってはならないことなのですから、皆、それぞれが規約、規定に従い行動すればよいのです。もし、そういう規定や規約が無いのであれば作ればよいのです。そして各機関が順調に機能すれば問題は起きないはずです。上三川町の行事は町税と寄付で成り立っているのです。その事を関係者は肝に銘じるべきでしょう。今回の経緯を総体的に判断するならば、これらの機関の中で、最も権力を持っているのは行政であります。ということは今回一連の件、商工会の事業費より50万円、観光協会の事業費より50万円のカット等、行政の一方的な横暴のなにものでもないといえるのではないかと思います。つまり一種の「脅し」です。「云う事を聞かなければ何も出してやらないぞ」というような。
強い立場である行政は、下部組織をいたわり、見守らなければならないのではないでしょうか。権利の濫用はいけません。