平成24年3月定例会その11

○議長【隅内正美君】
 勝山修輔君。
○5番【勝山修輔君】
 修理をした、修理をしない、そのお金をどのくらい払った、払わないということを考えたことはございますか。災害だということで、この払ったお金を計算しますが、課長が言うように、そこの修理代で払ったお金と全部、その加工所に、この1年間で558万4,000円の税金が使われていることになります。国からの補助、県からの補助も前町長が言うように、税金です。私が言いたいことは、あなた方がこういう努力をしているなら、町長が言うように、「医療費のかさむのは我慢してください」と言えるようになるし、町民もみんな我慢できると思うんです。しかし、あなた方は、自分たちのやっていることは、むだであっても何でも、やってしまったことは反省もせずに、そのまま支払わなければならないものは税金から支払ってしまう。そうすると、今度、お金が足りなくなったとき、「町民の皆さん、病院に行かないでください、病気にならないように努力してください。」と自分達の不甲斐なさを町民に押し付けるような発言となり、今まで日産のおかげで潤沢な税金があって無交付だった行政が、交付団体になっていったということになるのです。このことに対し、皆責任を取らず、たった10カ月しかたっていない町長に前述のことを言わせることは不甲斐ないと思いませんか。もっと長い目で行政というのを見ていくのではないでしょうか。
 私が今、一生懸命に言っていることは、やってはいけないとか、そういうことを言っているつもりは一つもありません。税金を払っている人がいるのですから、払ったように、偏ったことをしないようにしてくださいということが一番の基本なのです。それで、私が今、副町長に言いたいことは、「あなたが決めてしまったことに関して税金がかかろうが、かかるまいが関係ない」ということではなくて、これは常識的か、非常識的か、という判断でむだを切り詰めて、もっと有効なところに使うという考えがあってもいいのではないでしょうか。
 例えば、それが、これだけ行政が工面したお金があるんです。1憶5,000万円貯まりました。これで足らないのです、だから、町の人たちはあと5,000万円くらい我慢してくださいというのなら、みんな我慢すると思うんです。あなた方は、自分たちが決めてしまったものはどんどん使って、お金が足りないから町民に「我慢しなさい」「我慢しなさい」というのは不公平ではないかと思うんです。町民がいるからあなたたちは成り立っているんです。
 先日大阪のバス会社のインタビューにありました。「私たちのローンはどうなってしまうんですか」と。一般の人は、「ローンはどうなってしまうんですか」と、会社がつぶれたらローンが払えないんですよ。200億円も借金がある会社の運転手が、「私もローンがあるんだ」と。ここにいる人でもローンがある人はいっぱいいますよ。おかしいでしょう。破産するということは、民間で言えば倒産しているということなのです。倒産すれば給料はもらえないのです。だから、私が今、一生懸命に言いたいことは、むだなことを節約して、お金が足りないのだから、これだけ町民の人、我慢してくださいということならわかるのですが、あなた方は、自分のやっていることは正しいと思い込み、自分を納得させているから、こういう結果が出るのではないかと思います。
 私も、毎回、毎回同じことをやらないで済むように、ひとつ、執行部の方に頑張っていただきたいと思いますし、私のことをいろいろ言っていただくのは光栄の至りでありますから、私は何とも感じませんが、ただ一つ、私がきちっとやっていることを理解しないで勝手なことを言うのは不謹慎極まりないと思います。そういうことで、今年、定年になる方には、短い間でしたが、いろいろ、いい面につき、悪い面につきお世話になったことだけはお礼を申し上げて、私の質問を終わらせていただきたいと思います。ただ一つ、私の答弁にきちっと答えなければ、私も又考えて意見を述べるつもりでおります。よろしくお願いいたします。