平成25年6月定例会その8

議長【隅内正美君】
 執行部の答弁を求めます。町長。
町長【星野光利君】
 ただいまのご質問の1点目についてお答えいたします。
 商工会は、商工会法に基づき、経済産業大臣の認可を受けて設立された認可法人で、地域内商工業者の経営の改善に関する相談とその指導、地域内経済振興を図るための諸活動、及び社会一般の福祉の増進に資することを目的として幅広い活動を行っている団体で、昭和35年に設立されております。
 観光協会につきましては、観光地と呼ばれる地域内の観光産業の振興を目的とした団体で、昭和61年に設立されております。
 ご質問の商工会、及び観光協会と町の関係でございますが、申し上げましたとおり、それぞれの目的に沿った運営をしておりまして独立した別組織でありますが、商工業の振興、観光産業の振興を図る上で町とも連携して各種施策を推進していくことが重要な関係と考えております。
 次に、ご質問の2点目についてお答えいたします。
 まず、商工会についてですが、1点目で申し上げました目的に沿った設立・運営をいたしております。また、観光協会についても同様でございます。補助金は、公益上、必要があると認める事務、または事業を行う者に対して、予算の範囲内において交付しております。商工会、観光協会とも交付要件に合致しておりまして、こうした意味では、商工会、観光協会とも補助金の交付の対象団体でございます。
 なお、観光協会につきましては、町からの補助金のほか、観光産業の振興を目的としましたサンフラワー祭りのイベント事業部分を町が業務委託しておりますので、委託契約者にも当たります。
 次に、ご質問の3点目についてお答えいたします。
 繰り返しになりますが、観光協会は、観光産業の振興を目的とした団体でございます。主な事業として、啓発宣伝活動や各種イベント、祭りへの協賛をしておりますが、これらは観光協会の自主事業として実施されているものでございます。
 次に、ご質問の4点目についてお答えします。
 地域の雇用失業情勢が厳しい中、離職した失業者等の雇用機会を地域の実情や創意工夫をし、雇用の受け皿をつくり出すことが雇用の創出と考えております。その中で観光が栄えれば雇用が生まれ、商工会員の企業への雇用も創出されると考えております。
 以上で答弁を終わります。
議長【隅内正美君】
 勝山修輔君。
5番【勝山修輔君】
 では、再質したいと思います。
 町長にお聞きしますが、町長選に出る前は商工会の理事でした。商工会に町長選の推薦が出たことも事実です。商工会は、当選に一切寄与していないということもないと思っております。町長になった今、私がお聞きしたいことは、なぜこんなことを議会で聞くかというと、今年度の予算の中で、商工会運営費から50万円のカットがありました。観光協会にも運営費の中から50万円のカットがありました。そのカットした同額をサンフラワー祭りの経費として捻出しました。そのことをどのように思いますか、お聞きしたいと思います。